国立医学部医学科A判定!
・・・というわけで、タイトルの通りなのですが、当塾現役塾生から医学部A判定が出ました!
もちろん(たったいま)本人の許可をいただいて掲載させていただいております。
あれ??偏差値が65くらいなのに医学部のA判定が出るの??と思われた方もいるかもしれませんが、こちらは『駿台模試』なんですね。
駿台模試は別名『医学部模試』『東大模試』と呼ばれていて、普通にはまず受験することはありません。
だから受験者数が3万人ほどしかいないんですね。
この3万人の受験者はほぼ、医学部や旧帝大、早慶志願者のみで固められていますので、全国偏差に換算すると、体感で約15くらい乗せてもいいくらいです(全国偏差値で60を切る高校生はほとんど受験していません)。
したがって彼の全国偏差値は、ゆうに75を超えているということになります。
う~ん素晴らしい・・・。
でも何が素晴らしいかって、この結果そのものももちろんですが、彼がとてつもない努力を積み重ねてここにたどり着いたということですね。
以前にも紹介いたしましたが、そんな彼もずーっと順風満帆だったわけではないんです。
2年前・・・中学3年生の頃の彼は、学年で100番にも入っていなかったのです。
それも1回や2回ではなく、1年間を通してです。
そこから医学部のA判定やB判定を叩き出すまでには、並々ならぬ努力があったわけです(本当に月並みな表現ですが・・・)。
彼は名古屋市内の高校に通っているのですが、何度か西尾駅で、始発の電車に乗ろうとしていることを目撃したことがあります。
聞けば朝早く教室に行って、授業前に予習をしているらしいんですね。
家に帰ってももちろん勉強しっぱなしで、この『毎日○○時間勉強せんかーい!』とうるさい山口が、彼に対しては『しっかり休む時にはやすんでね。』と言ってしまうくらいなんですね。
彼は睡眠時間を削って勉強しているので、『医者の不養生になっちゃいかんよ。』と伝えております。
ただですね・・・やっぱりそれでも医学を志すなら、それくらい勉強しなくちゃいけないんですよね。
もちろん単純に、医学部の偏差値が非常に高いということも言えるのですが、人の命を扱う職業ですからね。
自分が命を預けるなら、医学部に入るために、つまりは人の命を救うために、死に物狂いで努力をしたドクターにお願いをしたいものです。
間違ってもろくすっぽ勉強もせず、裏金を渡して医学部に入った先生にはお願いしたくないですね(そんなお医者様はいないと信じていますが)。
・・・とまあいつも通り話が脱線してしまいましたが、本題に戻ります。
いい結果を出している中高生のお友達は、生まれながらに成績がいいわけではなく、やっぱりそれ相応の(相応以上の)努力をしているんです。
(あいつは特別なんでしょ??)とか(どうせおれなんて・・・)とか思う前に、本当に自分が限界まで頑張ったのかどうか、胸に手を当てて考えてみてください。
別にそれは彼のように、医学部だの偏差値が70以上だの、そんな話じゃなくてもいいんです。
例えば先日紹介した、安城南高校の女の子達だってそう。
入塾したときの偏差値は30~40の間くらいだったのが、たったの1年未満で偏差値50を超える大学に合格していったのです。
彼女達も毎日毎日塾に来て、最後の時間まで勉強して、少し休むように声をかけても『わたしはバカだからもっと勉強しないといけないんです。』と言って決して手をゆるめなかったんですね。
卒塾したときに、『周りが西高生ばかりだったから、みんなのことを勝手にライバルだと思って勉強してました。』とも言っていました。
努力の質も量も人それぞれ。
他人が決めるものでもなく、自分にしか分からないものですよね。
もう一度言いますが、本当に胸を張って、今の自分は限界まで頑張れていると言えますか?