今日はもう少しだけ雑談を…
昨日の夜、とある塾生の女の子の面談がありました。
去年の5月に入塾してくれた剣道を頑張っている高校1年生の女の子で、英語の偏差値も順調に伸び(というより元から良かったのですが)、現在は偏差値70の手前くらいです。
志望校は関東圏の英語に強い私立を狙っていて、数字は堅調で申し分ないのですが、いかんせん単語が詰めれていないというところが課題でした。
その辺が埋まってくると、この偏差値は70にも75にもなるので、昨日の面談ではその辺をご本人とお母様とお話したのですが・・・。
いかんせん部活がハード過ぎてまったく時間が取れないんですね。
聞けば朝は5時30分起床、早い時は5時前後に起きて宿題をやり、帰ってくるのは早くて20時(それくらい部活がハードなのです)、遅いと21時に帰ってくるとのことでした。
そこまでハードワークですと、正直塾講師としては『できればもっとゆるめの部活に変えてください。』と言いたいところなのですが・・・、それは言いませんでしたし今後も言うつもりはありません。
これだけ頑張っているなら、体育会系は部活引退後の体力勝負ができるんですね。
もう数時間ぶっ続けで勉強もできるし、学習で多少の困難にぶつかっても乗り越えていけます。
逆にこれはぜひ反面教師にしていただきたいのですが、山口のように『勉強を頑張れない理由を部活のせいにしてしまう高校生』は、少しだけ冷静に考えてみてください。
俯瞰して・・・もし君が部活を辞めたとして、その分を全て勉強にステ振りする自信がありますか??
あるなら辞めてもいいと思います。
実際当塾でも部活を辞めて、しっかりと結果を出した卒塾生がいました。
でも、もしもみなさんが山口のような(易きに流れる)気質なら・・・、せっかく部活を辞めてできた空白の時間はYouTubeやゲーム、SNSに費やされる可能性があると心得てください。
特に年頃の男子はそうでしょう??
もちろん、実際のところ今回紹介した彼女のように、これだけ部活で一日のスケジュールが圧迫されたなら、そりゃあ勉強時間なんてないんです。
物理的に。
でも例えばそれを工夫して、『移動の時間は全て英単語の学習に充てよう』とか『平日できなかった分を土日祝日に頑張って挽回しよう』とか、何とかしようとする姿勢が求められるのだと思うんです。
先にも申し上げた通り、もちろん部活を辞めて第一志望を勝ち取った塾生もいましたので、これには正解なんてありません。
でもその卒塾生は・・・それこそ部活を辞めてできた時間以上のものすごい努力を積み上げていたんですね。
昨日の面談が終わった22時、ぼんやりと色んなことを考えていました。
まあちょっととりとめのない文章になってしまいましたが結論!部活を辞めてだらけそうだなと思ったなら、部活は続けた方がいいってことです!
ちなみに山口の成績ですが、部活を辞めた後に瞬く間にがっつり下がってしまったことを追記しておきます。
そんなわけで明日以降は、また『合格体験記』の続きに戻ります。
明日はいよいよ公立高校入試本番・・・でも、正直塾生の心配はまったくしておりません。
ものすごく体調を崩し足りしない限り、よっぽど全員大丈夫と信じております。
本日も最後までお読みいただきまして、本当にありがとうございました。