昨日の続きです!(5教科448点)
昨日当ブログでご紹介いたしました男の子、早速個票を持って来てくれました!
そう、彼の中学校は学年生徒数300人を超えるマンモス中学校、鶴中の生徒さんなのです。
昔は愛知県で一番生徒数が多い中学校だったらしいのですが、今は3位なのだそうで・・・(それでもマンモス校であることには変わりませんが)。
成績を見た瞬間『よっしゃー!』と声を出してしまいましたが・・・。
コホン、ここは冷静に冷静に・・・。
いや、何よりも塾生本人が冷静ですので、山口がはしゃいじゃいけませんね。
昨日もご紹介した通りなのですが、正直入塾時から相当できる子だったのです。
そこからさらに成績を伸ばしていくことは本当に大変なのですが、彼のひたむきな努力の甲斐あって今回、見事中間期末ではこれまでのベストを更新してくれました(※ちなみに実力テストはさらに良いのです)。
ちなみにですが、英語に関してはとりわけ申し分なかったのですが、正しい学習法を伝えればさらに伸びるという自信がありました。
何度もご紹介している『英文を頭から読み下す』と『情報をかたまりでキャッチし、英語を英語で考える』がそれなのですが、わずか10回の授業(正確には1回分残っているので9回の授業なのですが)で、完全にマスターしてくれました。
しかし何度も同じことを言ってしまいますが、本人が一生懸命努力したからなんですよね。
昨日も申し上げましたが、帰国子女でもなく、普通に公立中学校の授業を受けている中学生が、たったの9回の授業で全く新しい勉強法に切り替えて、なおかつ中学文法を全て終わらせるというのは相当大変なのです。
本当によくついてきてくれました。
かなりきつい思いをしたと思いますが、今後は学校の授業は全て復習になりますので、英語に関しては相当なアドバンテージを得ることができました(山口は勝手にその先のことも考えておりますが・・・)。
さて、連日成績優秀者をご紹介させていただいておりますが、当塾『エリート養成塾』みたいな塾ではありません。
もちろん、元々大手の予備校や学習塾の講師が集まっておりますので、もちろんノウハウには絶対の自信を持ってはいますが、飽くまでも『そういった難関対策もできる』というだけです。
本来は山口のような、『元々成績が悪くて、自信も無くしてしまった中高生』を何とかしてあげたいという思いでスタートした塾です。
うちの講師たちは、学生講師も含めて元々勉強ができる先生が多いのですが、山口はどん底もどん底、本当に学年ビリを取ってしまったことがあるので、『勉強嫌い』『学校嫌い』『先生も嫌い』、なんて中高生の気持ちは痛いほど分かります。
私には指導面での師匠がいるのですが、彼女の言葉は今でも忘れられません(もう60歳近い女性です)。
『山口くん、できる子はもちろんだけど、それ以上に本当に勉強ができない子供たちを愛しなさい。その子たちの成績が上がらないのだとすれば、それは教える側のせいだと思うようにしなさい。』
これは自分がこの仕事を辞める瞬間まで、永久に課題であり続けると思っています。
思わなくなった瞬間に、端くれではありますが、私の指導者としての資格はなくなってしまうと思っています。
だからできる子はもちろんですが、勉強についていけなくなって苦しんでいる子供たちにも、『勉強を頑張るって、本当に素晴らしいことなんだ!』と思ってもらえるような指導をしていきたいと思っています。
・・・とちょっと(というかだいぶ)話がそれてしまいました!
一部の公立中学校と私立中学校を除いて、中学生はほとんど中間(もしくは期末)テストが終わったと思います。
今で〇ょ!
今が一番頑張るときですよ!
テスト前なんて誰でも勉強するんだから。
誰でも勉強するときだけ頑張っても、ライバルとの差なんてつくわけないでしょ?
誰もが気を緩めるテスト後に頑張った分だけ、君の成績が伸びるんだと思ってください。
そして高校生諸君!
みなさんはこれから中間テストの学校が多いと思います。
みなさんは中間・期末ももちろんきっちり取りこぼしなく頑張ってほしいのですが、網羅性も内容も厳しい大学受験においては、枝葉末節に目を向けた学習ではなく、きちんと3か月・半年後・1年後を見据えた長期的な学習を心がけてください。
今だけ頑張って、1週間もしたら忘れてしまうような学習は、まったくもって君のためになりません。
もちろん、短期的な結果もとても大切ですが、持続性を持たせた中身のある学習にしていきたいですね!
それでは明日も一日頑張りましょう!