例外なく、全ての中高生のみなさんは本当に時間がないのです…

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教室長ブログ

唐突ですが山口、みなさんの指導準備を含めてですが、英語の学習を毎日6時間以上やってます。

英語だけでです。

これは別に『すごいだろ!』なんて言いたいわけではなく、私たち講師陣はそもそも受験というものがありませんので、精神的には気楽に自分の専門分野に集中することができます。

山口なんて、元々英語は得意ではありませんし(どちらかというとニガテな部類です)、旧七帝大や早慶などの難関校を目指すみなさんの指導をやらせていただくとなると、これはもう相当量の準備が必要となります(※英語がニガテとは言いましても、英検準1級とTOEIC公開テストスコア900点以上はありますので、受験レベルならご心配には及びませんのでご安心ください!)。

そんな私たち講師と違い、みなさんは国語もやらなければならないし、社会Bの膨大な暗記もyらなければならない。

国立志望なら数学2教科に加えて理科基礎と社会プラス1教科、理系志望なら物理・化学までやらなければならないのですから、みなさんは本当に大変なのです。

私達大人とは比較にならないほど大変なのです。

それを十全に踏まえた上で考えてほしいのです。

みなさんに与えられた時間は充分と言えますか?

旧センター試験の歴史上、900点満点で本当の満点を取った受験生はたったの1人、これは仮に毎年の旧センター受験生を50万人、約40年間を賭けると、何と2000万人に1人ということになります。

もちろん実際には全教科で満点を取る必要はありませんし、受験する大学の最低点より1点だけ多く取ればよいのですから、ここで取り上げた話は雑談レベルの話ではありますが、いずれにしても中学3年間、高校3年間という期間はみなさんにとっては多くはないのです。

単語帳1冊、日本史や世界史の教科書1冊とってもとんでもない量で、これを受験レベルまで持っていくとなるとかなりの時間が必要となるのです。

これはネットで検索すればすぐにヒットしますが、難関校に合格するために必要な時間は4,000時間と言われています(これは質の高さを前提とした時間です。学習効率が悪ければさらに必要な学習時間は増えてしまいます)。

もちろん、『難関校目指してないですよー』というのであれば、4000時間も勉強する必要はありませんし、模試の結果などを俯瞰して必要なだけ勉強すればよいと思います。

まあそんなわけで、山口は受験英語からTOEFL、IELTSなどの勉強をしてはいますが、もう半ば趣味みたいなもので、みなさんの受験勉強ほどの逼迫感や危機感はまったくありません。

でも思い返せば高校時代、山口はみなさんほど真面目ではありませんでしたので、ラストの一年間は体育祭や文化祭などの学校行事はすべて不参加(おかげさまで卒業アルバムにはほとんど載っていません)、もちろん友人とも遊ぶこともなく、ユンケルというドリンク剤を飲みながら睡眠時間を削って勉強していました(※みなさんは決して真似しないように!)

まあ自業自得と言いますか、自分の行動がすべてツケとなって返ってきただけなんですね。

みなさんはそんなことにならないよう、可能な限り早め早めに行動してください!

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