いよいよ大学入学共通テストです!
早いものでいよいよあさっては大学入学共通テスト本番です。
一年が過ぎるのは本当にあっという間です。
もうここまで来たら、私たちにできることは特にないのですが、一応砂塵ほどでもみなさんの救いになればと思い、ブログを書き始めた次第です。
まず、緊張してもそんなに気にしないこと!
この無頓着、無神経の塊のような山口でさえ、入試本番の独特な雰囲気には本当に緊張しました。
開始の20分くらいは(確か日本史だったと思いますが…)、本当に文字を目で追っているだけで、何も頭に入ってこないという状態になりました。
気づいたときには、(え、あと40分しかないじゃん!やばいよ本当に…)と涙目になっていましたが、結果としてはそれまでで一番良い結果が出てくれました。
緊張しないならそれに越したことはないのですが、緊張したとしてもそんなに大したことではありません。
多分、よほど図太くない限り、みんな緊張しています。
だから大丈夫、条件はみな同じですよ!
あとはこれまた月並みですが、分からない問題にぶつかっても気にしないこと!
旧センター試験の歴史上、全教科満点を取った受験生はたったの一人しかいません。
ということは、どれだけ勉強しても、どんなに模試でいい結果が出ていた受験生でも、必ずどこかで間違えるということです。
だからみなさんの頭を悩ませるような問題に気を取られてはいけません。
確実に取れるところで得点を稼いでください。
また、俗にいう『悪問』が出る可能性もあります。
悪名高い2013年のセンター試験の現代文、なんと平均点が100点ちょっと、問題がひど過ぎると酷評されました。
さすがに改善されるであろうと思われた翌年、最悪なことに改悪されていて、平均点は100点を切ってしまい、なおかつ、国語の満点解答者は一人もいませんでした。
オールマークで、数十万人が受験して満点が一人もいないというのは異常です。
そんな問題があるわけがない。
試験の問題としては明らかに不適切です。
そんな不適切な問題で、みなさんが頭を悩ますようなことがあってはなりません。
その年ですが、現代文の試験中に泣き出した受験生がチラホラといたそうです。
でもですね・・・もったいないです。
きっとみんな同じで(なんだよこの問題…)と思っていたはずなんです。
君の問題だけが難しくて、周囲のライバルの問題が簡単になっているわけではありません!
だからいい意味で開き直って、手も足もでない問題はどうしようもないと割り切って、次に進んでしまってください。
それでは諸君の健闘を祈ります!
無責任に言わせていただきますが、失敗したからと言って、君の命が取られるわけではありません。
一生懸命頑張っていれば、その失敗がより大きな成功につながることもあります。
だからできる限り平常心で、これまでに培ってきたすべてを試験にぶつけてくださいね!
【現高校2年生のみなさん、つまり、みなさんの受験本番まであと1年ということです】
1年…当たり前ですが365日。
たったの365日しかありません。
私立専願の受験生でも残された日数は1教科あたり約120日ほど。
国公立を希望する受験生は5教科7科目、つまり1教科あたりたったの52日ほどしかありません。
今までに学習貯金がしっかりと貯まっているならば、そんなに心配することはありませんが、学習習慣がしっかりとついていなくて、第一志望との偏差値の乖離が5以上ある、もしくはC判定未満なら相当苦しいです。
これはもう地頭とか能力の問題ではなく、ただ単に物量の問題です。
走る習慣がない人にいきなりフルマラソンを完走しろと言っているようなもので、これまでに積み上げてきたものがなければ当然できるはずがありません。
ましてやいいタイムなど出せるはずもありません。
『だから無理だ!』と言っているのではなく、もし本気で第一志望に合格したいと思っているのであれば、今から行動に起こしてほしいのです。
第一志望に合格できるかどうかは、とどのつまり、いかに早く対策を取っていけるかどうかにかかっています。
当塾のブログで『成績優秀者発表』だの『合格者の体験談』などを紹介させていただいておりますが、9割は長期的な努力を継続した中高生ばかりです。
もう地道に地道に毎日毎日平日2~4時間、土日祝はその倍以上の学習を継続した塾生がほとんどです(それだけ勉強したら、塾関係なく成績は上がって当然なのですが…)。
だから原則、当塾では年度が替わる4月以降は、高校3年生の入塾はお断りさせていただいています。
もちろん、毎年とんでもない大逆転を起こす受験生はいます。
いますが相対的に見て厳しいので、ご期待に添えない場合がほとんどなのです。
だから塾生か否かは関係なく、もしも今第一志望が明確に決まっていて、結果が芳しくないのであれば、今すぐに勉強してください。
何度も言いますが、個人の能力は関係ありません。
どれだけ早くスタートを切れるかどうかです。
厳しい言い方をすれば、今がもう俵に足がかかっている状態です。
極端な話、三日で一冊の単語帳を覚えることは不可能ですが、1年あれば必ず覚えられます(もちろんやる気ありきですが…)。
3年あれば余裕をもって、もう一つ上のレベルの単語帳に進むこともできるでしょう。
『夏は受験の天王山』ではありません。
夏にはもう山は8合目まで登っていて、最後の仕上げに入っていなければなりません。
富士山を麓から1時間で登ることなんて絶対にできないのです。
だから今すぐ準備を始めてくださいね!
【心を鬼にして…居眠りしてしまった塾生に帰宅してもらいました】
いや~辛かったです…。
西高1年生の男の子で、体育会系の部活に所属していながら、めきめき成績も上げていて、入塾時には学年の真ん中くらいだったのに、先日の模試では『学年27番』、もうめちゃくちゃ頑張っている塾生でしたので、本当に断腸の思いでした。
それも爆睡していたわけではなく、眠気と一生懸命戦って力尽きた感じでしたので…。
でもかわいそうではありましたが、即帰宅してもらいました。
厳しいですが、ここは飽くまでも自習室であり、自室ではありません。
みなが共有する空間ですので、ルールは守らなければなりません。
でもサボっている中高生なら容赦なく、何の躊躇いもなく返ってもらうところですが、普段頑張っていて、なおかつ結果も出している塾生でしたので、正直心が痛みました。
でも、これを乗り越えてほしいです。
君ならやれます。
あれだけきついスポーツをこなしながら、たったの数か月で、学年の順位を真ん中から30番以内まで上げたのですから(しかも西高で)。
なので、山口のことは嫌いになっても構わないので、勉強を嫌いにならないでくださいね!(前田〇子風)。
それでは今日も一日頑張りましょう!