今年度最大の大逆転合格!偏差値40(最後の模試)から愛知大学経営学部合格おめでとう!
これはすごい…。
間違いなく当塾の今年度最大の大逆転合格だと思います。
少し前のブログでも書かせていただきましたが、こちらの女の子が入塾してきたのがちょうど1年前の3月、入塾時の偏差値が40前後でしたので、正直その時点での第一志望合格はかなり厳しかったです。
ただ無責任にも確信がありまして、体験授業をやらせていただいた感じ、合格できるだろうなと思っていました。
本当に無責任なのですが、それは体験授業に臨む姿勢であったり、何となく1年、彼女なら頑張れるだろうという感覚的な話でした。
とはいえ、だからと言って簡単な話ではありません。
彼女の第一志望である愛知大学の経営学部はベネッセさん公表の偏差値が57(前期、ちなみに判定基準はB判定)。
とてもじゃないですが、並大抵の努力では不可能です。
偏差値を1年で、しかもすべての受験生が死に物狂いで勉強してくるであろうラストの1年で、偏差値を17上げるというのは至難の業だったのです。
入塾時にお母様とご本人にお話したのは以下の二点でした。それは
(1)1年頑張っても偏差値そのものは変わらないかもしれないということ
(2)ただし、偏差値や判定は上がらなくても、愛知大学に合格する可能性は充分にあるということ
この2点でした。
もちろん、ご本人のとてつもない努力が必要となることは大前提でしたが、仮に努力をしたとしても、周りも同じくらいの努力をしてくるので偏差値がまったく上がらなくてもおかしくはありません(『どれだけ頑張っても偏差値は上がらない可能性はある。』なんて言っているのに、当塾を選んでくれて、そして最後まで信じてくれて本当にありがとうございました。)。
ただし、愛知大学に合格するための対策を立てることは可能です。
そこで1年かけて愛知大学に合格するための計画を立てて、合格するための努力の日々が始まったのですが・・・。
いや、もうまさに『言うは易く行うは難し』だったと思います。
結論から申し上げますが、1年を通して本当に一度も偏差値は上がらなかったのです。
これが彼女が持ってきてくれた、最後の模試の結果です。
もうですね・・・泣くほどつらかったと思います。
いや、実際に山口は彼女に厳しい言葉をかけて、泣かせてしまうわけですが…(多分この一年で一番うろたえてしまいました)。
だけど、それでも山口は、彼女は絶対に合格できると信じていました。
それは彼女が愚直なまでに、どれだけ結果が出なくても、自分の可能性を信じて頑張ってきたからです。
いつものことではありますが、山口は彼女の道を走りやすいように舗装しただけです。
でも実際にその道を、ゴールが遠くかすんで見えなくても走り続けることは容易なことではありません。
そして2月の入試本番、いよいよ滑り止めを含めた受験が無事に終わったのですが、やはり現実はそんなに甘くはありません。
第3志望と第4志望は合格したのですが、第一志望の愛知大学と第二志望の淑徳大学はすべて不合格と言う結果に終わります。
彼女の名誉のために付け足させていただくなら、その第三志望と第四志望の大学もとてもいい大学です。
普通の受験生なら、そこで満足して受験をやめてしまっても良かったのですが・・・。
彼女は最後の最後まで諦めませんでした。
実は遡ること2年前、当時のブログでも書かせていただきましたが、同じように愛知大学を第一志望にしていた塾生がすべて不合格、最後の最後、今でも覚えていますが3月9日の試験最終日まで頑張り続けて、見事逆転合格を勝ち取ったということがありました。
Yさんはとにかく不屈の精神で、どれだけ辛くても、どれだけ結果が出なくても、愚直なまでに頑張ることができる努力の人でしたので、本当に無責任ではありますが、同じ大逆転が起こると勝手に思っていました。
でもですね・・・山口がそれを言うのは簡単ですが、実際にそれを頑張るのはYさんで、その不安や苦しみは計り知れません。
(もう大学生にはなれるんだから、これ以上頑張らなくてもいいじゃん。)とか(こんなに頑張っても・・・、もしも不合格だったらそれまでの努力は無駄になるかもしれない・・・)なんて思いが、何度も何度も頭をよぎったのではないかと思います。
・・・と、ちょっとエキサイトし過ぎたのでこのブログの続きはまた明日にさせていただきます!
改めまして、Yさん第一志望の愛知大学合格おめでとう!
そしてお友達で、同じく第一志望の名城大学外国語学部に合格したAさんと書いてくれたお手紙とオブジェ、本当にありがとうございます!
教室に飾らせていただきますね!
それでは続きはまた明日…。