大学受験に必要な学習時間(高校生と保護者様向けです)
もう連日同じような内容で、今回の内容も似たようなものですので、せめて頑張って簡潔に書かせていただきます。
難関校に合格するために必要な学習時間は、『4,000時間以上』です(※ちなみに学校での学習時間は除く)。
愛知県だと名古屋大学、名古屋工業大学、名古屋市立大学、愛知県立大学、愛知教育大学、南山大学あたりでしょうか?
・・・と言ってしまうと、(じゃあ自分の第一志望は難関校じゃないから4,000時間もやらなくていいや)と思ってしまう高校生も出てくるので、はっきり言わせていただくと、『模試の判定がC判定未満なら、それはもう難関校』です。
そして毎度のことですが、これは山口が勝手に鼻息を荒くして言っているわけではありません。
天下の〇進ハイスクールさんと、『〇でしょ!』の〇先生が言っているのです。
さて、先日も弊ブログで紹介させていただきましたが、高校3年生が4月から『平日4時間 休日10時間勉強』したとしても、何とたったの『2,000時間ほど』しか勉強できません。
まあ残された時間が『290日 平日148日 休日142日』なので、どうしてもそうならざるを得ないのですが・・・。
そんなわけで本日が『3月5日』、この一か月はすごく重要です!
やれることを今日から頑張ってください。
そして当塾で面談していても、『部活がしんどくて・・・。』という声を聞くのですが、これも厳しいことを言えば『そんなのみんな同じ。』、東〇さんのリサーチによれば、なんと難関校合格者の『77.3%』が部活生とのこと。
部活は言い訳になりませんし、これまた厳しい言い方をすれば、そんなにきついなら、部活か第一志望のどちらかを諦めなさいということになります。
【これは新高校3年生、ならびに保護者様にも共有していただきたいです】
今の時点で頑張れているかどうかの1つの指標に、『英単語を暗記しているかどうか?』というものが挙げられます。
最初に言っておきます。
英単語は誰でも覚えられます。
高校3年生が今の時点で覚えていないというのはただの怠慢です。
英単語なんてものは、当たり前ですが英語圏なら幼児でもホームレスでも覚えていますし、日本でも小学生で英検準1級の単語を全て覚えている子だっています。
高校生が、ましてや大学受験を志す高校3年生が覚えられないなんてことがあるわけがない。
そして、英語という教科はなぜだが文系はもちろん、理系でも国立二次、私立本番でも必ず必須の教科です。
そこでこれは保護者様にも確認していただきたいのですが、今の時点でお手持ちの英単語帳の半分も覚えられていないなら、今まではほとんど英語の学習はできていないということになりますし、本当に気を引き締め直さないことには、317日後の大学入学共通テストの英語は、おそらく半分も取れませんん。
これでは難関校どころか、いわゆるFランと呼ばれる大学の合格も厳しいです。
他教科がそれを補って余りあるくらいに得点できていて、模試の判定もB判定以上が出ているのであれば、英語なんて頑張らなくてもいいです。
でもおそらく、そんな高校3年生は皆無と言っていいと思います。
そしてこれが極めて深刻なのですが、『英単語を覚えていないから大学受験対策ができない』ということよりも、『これまでに覚えようとする努力をまったくしてこなかった。』、このことが遥かに大きいです。
『今まで勉強してこなかったけど、これから頑張ろう!』ならまだいいです。
問題は、当塾に3か月以上籍を置いていて、担当講師や山口から『英単語は必ず覚えるように』と促されていながらも、ほとんど手をつけられていない高校生です。
英単語の暗記というのはそりゃあしんどいですが、一番簡単です。
英文法や数学、物理などとは異なり、『理解をする必要がなく、ただ覚えるだけ』だからです。
そんな『ただ覚えるだけ』のことを、3か月以上放置してしまった高校生は、この先3か月も英単語の暗記をやらないでしょうし、半年一年経っても英語の偏差値は、上がるどころか下がります(※他の受験生の偏差値が上がるからです)。
4月後半の模試まで、あと2ヵ月弱ほど時間があります。
ここまでにとにかく今まで英単語の暗記をサボってしまった高校3年生は、今持っている単語帳を90%以上覚えてください。
断言しますが、4月後半の模試の英語は、ターゲット、LEAP、ネクステレベルの単語帳からはほとんど隅から隅まで出ます。
浪人生、予備校生も受ける模試だからです。
君の『いや、そんなの習ってないし、学校でもやってないよ!』なんて言い訳は通用しません。
厳しいことを言えば、難関大を目指している生徒はみんなやっています。
A判定を出しているライバル達は、大学受験本番レベルのことを、もうすでに終わっているか、早いところだと1年2年前に終えてしまっています。
それを補おうと思うのであれば、これは並大抵の努力では到底追いつけないのです。
ましてや、英単語を現時点で覚えていないなど、言語道断なのです。
この1年は、基礎や土台を固める時間ではなく、『第一志望の対策』に費やす時間なのです。
だから今日から始めてください!