(山口が今もやっている)みなさんが真似をしてはいけない学習法(英単語の暗記)
『真似しちゃいけない学習法を紹介すんなよー!』と思われるかもしれませんが、(そうか、これはやっちゃいけないんだな。)と参考にしていただければまるっきり無駄ということもないのかなと思います。
それはズバリこれです、もうこれは見た方が早いです。
自分は英単語学習で、6冊の単語帳と英英辞典を使用しております(※ちなみに自分の場合、英英辞典は初心者用の『ロングマン』限定です。)。
時間にすると、英単語の暗記だけで『毎日3時間』は割いています。
ただこれには理由があります。
自分で言うのもなんですが、多分大学受験レベルなら、自分はもう知らない単語はありません(※京都大学、医学部医学科など専門色の強いテーマを出題する大学は除きます)。
実は今、英検1級を狙っておりまして、そうなると正直これでも足りないくらいなのです(※飽くまでも自分の主観です)。
体感ですが『毎日英単語に4時間、リスニングに4時間』は割きたいところなのですが、そんなの当然中高生のみなさんにできるわけがありません。
中学校や高校に通っているみなさんの時間は有限であり、平日に勉強できる時間はおそらく『4、5時間が限界』、休日だと集中力のことも考えて『12時間が限界』だと思われます(※西尾高校不動の一位だった当塾の岩倉先生は、休日は16時間勉強していたそうですが…)。
山口のような暇人とは違って、みなさんは英語だけにそこまで割くことはできません。
しかしながら、それでも大学受験レベルの英単語をモノにするのに、『最低でも1000時間』はかかります。
つまり、高校に入学してから大学入学共通テストまでの日数が約1000日。
ということは、高校に入学したその日から、毎日1時間は英単語の暗記に割かなければならないということになります。
いや、もちろんとんでもない言語能力があって、『自分はパラパラ単語帳めくっているだけで、すらすら覚えられます。』という高校生ならば、その半分でもいいかもしれませんね。
でもごめんなさい、正直そんな人に今までお会いしたことがありません。
もちろん、当塾の石川先生や黒野先生、東大に現役合格したS原先生ですら、英語はそれほど得意ではありません。
しかしながら彼らは、それでも補って余りあるくらい『理数系科目が得意』だったのです。
もしみなさんがそうなのであれば、そこまで英語に時間を割く必要はありません。
英語という教科は暗記に費やす時間を考えると、そこまでコスパがいいとは言えませんので…(※ただ、効率よく学習すれば、誰でも確実に成績が上がる教科です)。
でも、そんなことで悩めるのも高校2年生の秋くらいまでです。
その先はもうなりふり構わずやるしかありません。
(英単語に毎日1時間なんてかけられないよ!)と思われるかもしれませんが、合格実績の強い中高一貫私立は、中学2年生くらいから『ターゲットやLEAP』などの、高校生用の英単語帳を使っています。
私立じゃなくても、例えば刈谷高校などは今の2年生、LEAPが1200まで終わっていて、学年ビリの生徒でも英語の偏差値が60を超えているのだそうです(塾生に聞いたので間違いないです)。
・・・と、話が少しそれました。
言いたかったことは、『英単語帳は1冊、難関大を目指すならプラス1冊を徹底的にやりこむ!』を実践してください!