中1の定期テストの平均点が下がるのは(※他塾の先生のブログをリブログさせていただきました)

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保護者様へ

というわけで、ここ最近ブログを更新できておりませんでしたが、国立大学受験組の授業や授業準備に追われていました!

山口がブログを更新できていないときは、大体ものすごく忙しいのだと思っていただいて差し支えありません。

でもありがたいですね。

塾生のみなさんのために、自分自身も一生懸命勉強しながら大切な時間を過ごさせていただけるのですから、こんなにありがたいことはありません。

常々『一生懸命頑張ることが大切なのであって、結果よりも経過』とは申し上げておりますが、そこは塾なので、本音では徹底的に勝ちにこだわりたい、何が何でも全員に第一志望に合格してほしいと願っています。

そんなわけで、今日もこのあと4時間ぶっ通しで授業が続きますので、ちょっとずるをして他塾の先生のブログを掲載させていただきます。

少し前にも申し上げましたが、こちらの先生とはまったく面識がないのですが、それでも(あれ?前職一緒だったのかな??)というくらいブログの内容がリンクすることがあります。

今回は『中学1年生の定期テスト』のお話ですね。

【中1の定期テストの平均点が下がるのは・・・

塾では今週までは二学期の中間テスト対策をやっていきますが、先週実施された学校だと今日あたりからぼちぼち答案用紙を返却されてくると思います。
毎年のことですが、公立中の中1の二学期の定期テストは一学期に比べてガクッと平均点が下がります。
一学期の各科目の平均点が70点前後だったのが50点台とか。

最大の理由はテストの難易度が上がるから。
中1の一学期の定期テストって今年から英語こそいきなり一般動詞や助動詞が入って難しくなったけど、数学は正の数負の数とせいぜい文字式の前半部分、理科も生物単元なら用語を覚えれば解けてしまうものがほとんど。
覚える量は増えても思考力を試されるような設問はまだまだ少ないです。
それが二学期になると英語は三単現のs、さらに今年のカリキュラムからは過去形の不規則変化動詞も登場。
数学は方程式の速さや割合の文章題、理科は溶解度や質量パーセント濃度などが試験範囲に入ってきます。
国語の現代文法も少しずつ難しくなってくるし、社会の地理では統計資料の読み取り問題も出題されます。

それを見越してしっかり対策している一部の子たちは(塾でもそうなるべく進めていきますが)引き続き90点くらいとってくるけど、一学期と同じ学習の取り組み方ではほとんどの子が落ち込むことになるでしょう。
もちろん平均点はあくまで平均点で小学校のとき同様に高得点を獲得し続けている層もあれば、20点台、30点台で平均点をより押し下げている層もいるので、目安の一つ。
進学校に進みたいなら「なんとかクリアできた」とホッとするのではなく、常に平均+20~30は欲しいところではあります。

それはさておき、ここからの試験ではより顕著に学習習慣の差が出やすくなります。

それまでのテストで90点以上とっていたお子さんがそれ以下の答案用紙をもって帰宅すると、びっくりしちゃうお母さんもいるかもしれませんが、この時期だと一学期に比較してマイナス幅が5点、10点くらいならたぶんそこそこ耐えている方だと思います。
このくらいなら学年順位や偏差値など相対評価の指標は少し上がることもあるかな。
いい点数をとり続けている子たちに比べれば物足りなさはあっても、取り返せる範囲内。
もう少し様子を見守ってもいいでしょう。

一方、平均点の下がり幅以上に落ちてしまう子もいます。
こちらは要注意。
学習習慣がついていない可能性があります。
あまり頭を使わずにやれるテストのときにはそれが顕在化していなかっただけで。
中学生活への慣れからくる油断もあるかもしれません。
部活などのペースもわかってきて、緊張感もとけてくる時期。

公立中だと周りにいろんな子もいますからね。
学校の宿題なんて休み時間に解答写して終わらせて、自宅ではゲーム三昧なんて子と部活で友達になったりもします。
個人的な印象だと特に野球部やサッカー部あたりだと人数も多いので、その手の横着な子と接触する機会も増えますね。
反抗期に入ってくる時期でもあり、小学校のときは真面目だった子がそれに感化されてマネするようになることだってあるわけです。

一学期のテストが簡単だったらなおさらそれでなんとかなると思いやすいですし、自宅では「宿題は学校で終わらせてきた」と勉強しなくてもいい免罪符でも持っているかのように主張します。

そういった条件が重なるともうほんとに一気にドーンと凹みますね。
この時期に点数が下がるのはアメブロでお子さんの学習状況を綴られている保護者の方たちにはだいぶ認識されてきているでしょうが、下がり過ぎるのはやはり問題。
履修内容は進度が進むにつれ難しくなることはあっても簡単になることはないですからね。
そのままズルズルいってしまう可能性もあります。
この場合は通塾させるなり、ご家庭で少し学習管理をするなりなんらかのテコ入れが必要でしょう。
中1の二学期は履修内容的にも学習習慣的にも一つの山。
上位層と下位層がきっぱり分かれるところになります。

乗り越えるのは大変かもしれないけど、ペースを上げてついていけるようにしましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

一宮市大和町妙興寺の次世代型自立学習塾e-Study】

山口も常々似たようなことを申し上げておりますが、実は高校よりも中学校、さらに言えば中学校よりも小学校時代の方がはるかに重要です。

やっかいなことに。

2校に挑戦できる愛知県の公立高校入試では、まぁまぁ頑張れば失敗することはあまりありません。

仮に第一志望が偏差値60を超えるような難関公立高校だったとしても、テストの範囲は極小に限られています。

乱暴なことを言えば、5教科新研究5周すれば、岡崎高校だろうが刈谷高校だろうが、明和や旭ヶ丘だって理論上は合格できます。

超難関私立と異なり、岡崎高校だろうが、偏差値が40の公立高校だろうが、問題はまったく同じなのですから。

その話はいったん置いておきまして…。

中学校1年生の1学期のテスト、おそらくはほとんどの中学生が5教科合計400点を超えていたはずです(※超えていなかったらかなりの危険信号だと思ってください)。

ところが…。

こちらの先生も書かれているとおり、2学期のテストは大幅に合計点が下がったはずです。

理由はとても簡単で、ただ単に『学習する範囲が増えたから』、ただただそれだけです。

もちろんこれは年月が増えるのに比例して増えていきます。

したがって、ここから先は学習時間が増えることはあっても、減ることなどありえないということになります。

同じ学習時間ならよくてステイ、学習する内容がどんどん積み重なるのに、学習時間が変わらないのであれば、そりゃあ基本的にテストの点数は下がることになります。

そのために、高校受験や大学受験を志す生徒には、定期的な学習が求められることになります。

テストの直前の1週間だけ頑張るスタイルでは、かろうじてその場は乗り切れても、3年間の学習した内容が求められる高校受験では手も足も出ません。

さらに言えば…、いや、これはもうあまりにも何度も申し上げ過ぎましたので簡潔に。

質も量も公立高校受験の10倍…、いや、100倍は大変な大学受験はもうどうにもなりません。

中学校1年生のこの時期のテストはまさにその試金石。

もしも今、中学校1年生のテストで平均点を下回るようでは、この先の公立高校受験、ましてや大学受験などはとてもじゃありませんが乗り切ることはできません。

そのための対策は中学3年生になってからではなく、今からすべきです。

もしもお子様がゲーム三昧YouTube三昧ならば、その習慣はすぐに改めるべきです。

厳しいことをいえば、その環境を作ってしまったのはご両親の責任です。

小学生や中学生が、自分の稼いだお金でゲームやスマホを手にすることはありえませんので。

それでも今の時代、ゲームにしてもスマホにしても、持っていない中高生を探す方が難しいくらいでしょう。

だからこそ、学習の習慣と遊びのバランスをしっかりと取れるようなご指導を、小学生の頃からやっていただきたいと願います。

話を元に戻しまして。

学習の質と量が上がる中学3年生くらいのテストならいざ知らず、中学校1年生のテストで平均点を下回っているのであれば、今すぐ抜本的な対策が必要になります。

余談にはなりますが、中学2年生で万年学年ビリ、英語と数学のテストで0点を2回ずつ取った山口でさえも、中学校1年生の時に5教科の合計が400点を下回ることはありませんでした。

以前にも申し上げましたが、山口の成績が転げ落ちたのは中学2年生の数学、『二次方程式の利用問題』、これがまったく理解できずに、連鎖反応を起こして他教科もすべてできなくなってしまいました。

そうなってからでは修復は困難になります。

結果として、山口は中学3年生から本腰を入れて勉強しなおしたわけですが、中学2年生の学年末テストの5教科合計点は100点未満、内申点は15ほど。

この状態から受験勉強を間に合わせるためには、残された1年間で3年分の学習が必要となりました。

それはそれはもう大変なことです。

同じ轍を踏まないように、今中学1年生2年生のみなさんには早期の段階から、やるべきことをしっかりとやっておいてほしいと願います。

そしてその責任は、厳しい物言いになりますがご両親に責任があります。

一人前の大人の一歩手前の高校生の学習は、高校生本人に責任があると考えていいですが、環境に大きく左右される小学生・中学生の学習は8割方ご両親に責任があります。

子は親の鏡、子は親に似るという言葉通り、もしお子様が勉強をしない、したがらない、ゲームや動画に夢中であるというならば、それも8割方ご両親の影響です。

8割といったのは。

残りの2割はお友達の影響もあったりするからです。

山口自身がそうであったように、中学2年生で勉強が躓いてしまってからは、素行の悪い同級生とたむろするようになり、成績は坂を転げ落ちるように落ちていきました。

そこから一念発起し、勉強を頑張りだしてからは自然にそういう同級生との交流はなくなり、今思えば不相応だったのですが、後に東大に合格することになる針本君と一緒に過ごす時間が増えました。

いずれにしても環境はとても大切です。

特に、一番多くの時間を過ごすご両親の対応は、高校受験や大学受験という限られた3年間6年間ではとりわけ重要となります。

少し話がそれてしまいました。

とにもかくにも!

中学1年生の現時点で5教科の合計点が大幅に下がってしまった、または平均点を切ってしまったのであれば、早急に対策が必要です!

私たち大人の1年間と違い、中高生の1年間はとても濃密で、そのたった1年がお子様の一生に大きな影響を及ぼす可能性すらあります。

そんなわけで、本当に時間が無くなってしまいましたので、乱筆乱文とはなりましたが本日はこの辺で!

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