いや~な感じの例文で”would”の用法を1つマスター
こんにちは!
めっきり寒くなってきましたが、みなさま体調管理はしっかりとできていますか??
昨日は休みを利用して15kmほどジョギングしたのですが・・・とにかく寒い!
最初の10分くらいの間に150回くらい(今日は中止しよう)を心の中で叫んでしまいました。
ちなみに昨日のジョギングコース、蒲郡の海陽学園周辺をひたすら走ってきました。
さて本題に入ります!
高校生諸君、長文で”would”が出てきたらどうしますか??
wouldそのものは中学2年生で登場するわけですが、その時は謎に『wouldは助動詞willの過去形だぞ~』と指導されるのです。
もちろん間違ってはいませんが、よくよく考えると『will』は未来を意味する助動詞なのに、その『未来のwillの過去形ってなんやねん!』と思いませんか??
もちろん、『wouldは文法的にはwillの過去形』で正しいのですが、意味的には未来を意味しないことも多々ある(というよりも過去の意味であることの方が圧倒的に少ないです)ということをご理解いただけたらと思います。
ちなみに大昔、東大理系の先生にこの”would”について聞いてみたら、『僕はwouldを見かけたら80%仮定法だと思っています。』との答えが返ってきました。
う~ん、とても分かりやすい!
そう思っておくだけで精神的にすごく楽になれますね!
“would”そのものには主に6つの意味があるのですが、今日はその中の1つをご紹介させていただきます。
タイトルでも書きましたが、ぜひぜひ『いや~な感じの例文』と一緒に覚えてくださいね!
先にお伝えしておきますが、高校1年生以上の内容となりますので、中学生諸君は興味があればぜひぜひ読んでみてください。
高校生の内容ですので、今理解できなくても全く問題ありませんよ!
What would you do , if you should fail the exam?
どうでしょう?
すっと訳がでてきたでしょうか?
wouldに過去形のニュアンスを加えたらアウトですし、shouldを『~すべき』と訳しても同じくアウトです。
先に訳をお伝えしておくと、『あなたはどうしますか?もし万が一試験に落ちたら・・・。』という意味になります。
これはいやだ!
でもそのいやな感じのインパクトで覚えてしまってください。
ポイントはいくつかあるのですがまず1つ目。
①仮定法過去なので”will”を使ってはいけない!
これが1点目ですね。
『あなたはどうしますか?』と単純に聞くならwillを使って”What will you do”でよいのでしょうが、if節があり仮定法であるのは明白なので、willを過去形にして”would”にしなければなりません。
そう・・・”would”は文法的には”will”の過去形と言えますが、ここでの意味には過去のニュアンスなんか微塵もありませんね!
よくよく考えたらよく使われる
“Would you mind me smoking here?” (ここでたばこを吸ってもいいですか?)
にしたって、これからの話をしているのだからどっちかというと『未来』の話ですよね?
ですので諸君は”would”=過去、と決めつけないようにしましょう。
もちろん過去の意味で使われることもありますが、先にも述べた通り『そっちの方が少ない』です(とはいえ、『過去からの未来』や『過去の習慣』といった意味もありますので、この辺もきちんと確認しておきましょう)。
そして後半部
②”should”は仮定法では『万が一~したら』という意味になる。
もうこれはそのまま覚えてしまってください。
なお、仮定法の”should”のあとは『原形不定詞』という文法のルールがありますが・・・正直『原形不定詞』という言葉そのものはどうでもよくて、単純に『助動詞”should”の後だから動詞の原形』と考えた方が遥かに楽ちんですよね♪
・・・とまあちょっとだけ文法のお話をしましたが、ぶっちゃけた話、『文章ごと覚えてしまった方が早い』ですよね。
あとは『shouldの後の部分』を変えてみると、色んなパターンができます。
What would you do , if you should fail in business? (あなたはどうしますか?万が一仕事に失敗したら)
What would you do, if you should be taken ill? (あなたはどうしますか?万が一病気になったら)
無限に作れますね。
仮定法はセンター試験では大問2で、かなりの高確率で出題されます。
・・・というよりも、仮定法は何らかの形で、必ず入試問題に絡んできます。
知ってさえいれば『必ず得点できる!』単元なので、しっかりと抑えておきたいですね!
さて、普段からやたら英語の話ばかりしておりますが、当塾はもちろん総合学習塾です。
英会話スクールというわけではありません!
名古屋大学の工学部の院生講師も2名いますので国公立理系科目にも対応できますし、国文学系の国立大学卒の社会人講師もいますので、なかなか手がつけにくい『古文・漢文』にも対応できます。
私山口も、普段は中学生の数学メインで指導をさせていただいているのですが、どうしても英語の話の方がしやすいのでそうなってしまっています。
一回ブログで愛知県公立高校入試の空間図形の問題を解説しようと試みたら、それだけで数時間かかってしまい、それ以降はやっておりません。
それにしても早いもので、センター試験まであと1か月を切りました。
もうここからはやるだけです!
それもネガティブな思考は全て捨てて!
高校のセンター演習で悪い結果が出たら(・・・本番じゃなくてよかった。ラッキー!)と思ってくださいね!
(もちろん思うだけじゃなく、しっかりと修正はしてくださいね)。
あとちょっとです。
睡眠時間はしっかりと7時間取って、それ以外の時間は全て勉強に注いでください。
『人間の脳は集中できる限界が90分』。
そうかもしれません。
そう思うのならそうするべきです。
『学習時間は1日3時間がベスト』
あなたが小学校1年生から、毎日毎日3時間ずつ勉強してきたのならそれでもいいのでしょう。
毎年毎年たくさんの受験生を見させていただきましたが、やはり最後は限界まで努力した生徒が第一志望を勝ち取っていくのです。
本当に限界まで頑張っても、それでも第一志望に合格できないことだってあるのです。
さあ受験生諸君、諸君が尽くせる最大限の努力をここでしてください。
な~に、勉強し過ぎて死んだ人なんていません。
・・・。
一応ネットで調べたら、中国の『科挙』という試験で、勉強し過ぎて命を落とした受験生がいたそうですが、そんな例は稀有です。
後悔のないよう、ベストを尽くしましょうね!
本日も最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。