成績優秀者発表の続き
さて、先のブログの続きです。
この試験の傾向の変化は、愛知県公立高校入試の、というよりはご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、『2020年以降センター試験廃止』が大きく影響しています。
例えば高等数学ですが、『数学ⅠA』は大幅に記述式を導入するとのこと。
一番大きい変化が現れるとされている高等英語についてですが、こちらは『読む、書く、聞く、話す』の4技能にフォーカスされていくとのこと。
当塾が早期英語の前倒しにこだわっている理由はここにあります。
今後は従来の受験英語では、まったく対応できなくなることが予想されます。
この英語の4技能、誰が採点するのでしょうか?
50万人を超えるといわれている受験生の、『記述(英作文など)』『聞いて話す(ディスカッションなど)』を、全国均等な基準で、どうやって採点するのかということです。
大学入試センターはどうやらこれを民間企業に依頼するとのことですが、それでも採点にばらつきが出るのは火を見るよりも明らかです。
東京では正解だったのに、愛知では×になる、そんなことも普通に起こるでしょう。
そうなると次に指標となるのは、『英検』などの『4技能』を採点できる試験や資格になります。
これもまだしっかりとは定まっていないようですが、おそらくTOEICは入ってこないと思います。
日本ではなぜかTOEICの知名度が非常に高いですが、リスニングのウェイトが高いというだけで、ほとんどセンター試験のようなものです。
試験会場にも外国人はほとんどいませんし、日本と韓国以外でTOEICの得点を重視してる国はありませんので。
少しずつ『話す』『書く』のウェイトも高まってきているようですが、それが本格化するにはもう少し時間がかかると思います。
そうなってくると、『IELTS』『TEAP』『TOEFL』といった、海外でもしっかりと資格として通用するもの、『4技能』の能力がきちんと測定できるテストの結果が、今後は反映されてくるものと予想されます。
もちろん英検もそうです。
そうなってくると、これらの負荷はもちろん学校の先生にもかかってきます。
一部の高校を除けば、ほとんどの先生方が、従来型の受験をくぐり抜けて教職に就かれている場合がほとんどでしょうから・・・。
備えあれば患いなし。
後になって(対策が間に合わない!どうしよう・・・)では遅いのです。
英語は最も時間がかかる教科ですから。
だから今のうちに取れる対策は全て取る、そのような心構えでいてほしいと思います。
そんなわけで!
当塾では英検1級、準1級の社会人講師が常駐しています。
現在中学生での英検2級取得者3名、
彼らは帰国子女でもなければ、留学経験があるわけでもありません。
純粋に日本にいながら、1年から3年ほどの英語学習でここまでの英語力を身に着けています。
英語のご相談はお気軽にお問合せ下さい。
もちろん、当塾では英語だけではなく、現在のところ全教科対応させていただいております(高等理系科目については講師に限りがございますので、時期によってはご対応できない場合もございます)。
そんなわけで!
Dくん本当におめでとう!
ケアレスミスは悔しかったかもしれないけど、この反省を次に活かせれば大丈夫!
そして西尾市内の中学生諸君、みなさんご存知の通り、春の課題テストを除けば、次のテストはかなり先になります。
この3か月テストがないという状況は、中学生にとってはかなり酷なのです・・・(逆にね)。
何せテスト範囲がまるっと3か月分になるわけですから。
だからこの春休みの期間中に、去年までに学習した範囲の抜け漏れは全てやっつけておくように!
そんなわけで、本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。