うちが高校2年生の12月以降は頑なに新規ご入塾をお断りしている理由

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教室長ブログ

これは昨日の内容にもつながるのですが、昨日のブログで紹介いたしました西高3年生の男の子が言ってくれた言葉にすべて集約されています。


『高校1年生の(4月)から頑張っていたから英語はめちゃくちゃ良かったです。』



そう、そうなんです。


彼は高校1年生の4月から、(時には山口の厳しい檄を受けながら)コツコツコツコツ2年かけて今に至ったのです。


その膨大な彼の努力ももちろんですが、保護者様にもご理解をいただいて・・・さらに下世話な話になりますが、決して少なくはないお月謝を払い続けてくれたのです。



2年という決して短くはない年月、そしてお金もかけていただいたから、この結果が出たと言えます。



本当に心苦しいのですが、高校3年生まで受験勉強をサボった高校生が、4月から頑張って(※つまり8か月ほどの日数で)、彼が2年8か月かけて積み上げたものを得られるわけがないんです。


少なくとも山口の能力ではできません。


体感ですが、高校1年生から当塾に通ってくれている塾生が、高校3年生になるまでに積み上げる学習時間がおそらく1500時間ほど。


その学習時間を担保するために、私たちは高校が用意する以上の重い課題を塾生に課していきます。



重いというか、本気で難関大を目指すのであれば当然必要な量です。


本来であれば、それを高校が用意し上げて、根気よく高校生に伝えていかなければならないんです。



『こんな程度の勉強量じゃ、大学受験には間に合わないよ』と。


でもその指導が甘いからこそ、そんな大した課題の量でもないのに、当の高校生本人から『自称進学校のくせに課題が多い』などという見当違いの評価を下されることになります。


君たちが勝手に『多い』と思い込んでいる高校の課題、実はめちゃくちゃ少ないからね?


そんなわけで、至極当然の話だと思うのですが、仮に高校3年生からうちの塾で頑張るのだとしても、うちでコツコツ2年間頑張ってきた塾生と同じだけの学力向上効果を得るならば、当然2年分を加算した学習計画を提案することになります。



分かりやすくいえば、1年間(※正確には9か月程度)で、2年9か月分の授業を受けてもらう必要があります。


当然お月謝は高いです。


しかしお月謝が高いだけならまだいいです。


たったの9か月で、2年9か月分の、しかも高度な大学受験の授業を受けてはたして消化できるのでしょうか?


私は今までそんな能力が高い受験生を見たことがないのです。



2年9か月分をたったの9か月で・・・。


それまで勉強を頑張らなかった高校生に、そんな芸当ができるわけがありません。


もちろん、これは当塾の力量不足と取って頂いても構いませんし、仮に『いや、うちなら(たったの)9か月でも大学受験に間に合わせることができますよ!』という塾や予備校があるなら、そちらを選べばいいのです。


しかしそれは果たして誠意なのでしょうか?


例えば中学受験などは、一見営利目的のように見えますが、絶対に受験に間に合わない小学生は入塾を拒否されます。


本当に受験生のことを思うのであれば、それこそが本当の誠意であると私は考えます。



だから高校1年生のみなさん!そして中学生のみなさん!!


ぜひぜひ体験授業だけでもいいから受けに来てくださいね!

(※ただし土曜日のみとなります)


山口と都築先生に関しましては、2024年度が完全に埋まっておりますので、必然的に体験授業は『高校1年生まで』となります(※今高校2年生だと、来年度は高校3年生ということになりますので、必然的にお受けできません)。


ただし、現時点で偏差値が70を超えていて、超がつく難関大対策のみでOKという受験生はその限りではありません。


そんなわけで当塾の高校3年生諸君、みなさんはしっかりと土台を築き上げてきたので、あとはもうやり切るだけ。


『平日4時間以上、土日祝日12時間以上(文系)14時間以上(理系)の勉強』を一日も欠かさずやり切るだけ。


そのための練習を今までにやってきたはず。



今まで頑張ってきた君たちとて、一日でもサボってしまえばそれだけ第一志望合格から遠ざかってしまう。


なぜなら、今の時点ですでにA判定やB判定しか出していない、強力なライバルがいるから。


彼らや彼女たちは自分たちがA判定だからといって、決してその手を緩めることはない。


彼らや彼女たちこそ、一日たりとも休んでくれない。


だから君たちはそれ以上に頑張らないといけない。



何があろうとも、一日たりとも休まないこと。


西尾祭りだの体育祭だので勉強をサボれるのであれば、君たちの第一志望への思いは『体育祭以下だった』というだけの話。








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