刈谷高校1年生から聞いたお話

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教室長ブログ

当ブログの合格体験談にもご協力いただいた新刈高1年生から面白い話を聞かせていただきました。


何でもサッカー部でできたお友達がものすごくて、そのお友達が『中間テスト700点満点中660点』取ったのだそうです。



山口はこの彼が2年生の頃に英語の指導を担当していたのですが、1年生から刈谷高校サッカー部に入部することを決めていた彼に、ことあるごとにこう言ってました。


『U君はすごいけど、刈谷高校に行ったら全員自分(U君)みたいな同級生しかいないと思った方がいいよ。』




当然ですが、刈谷高校に進学する高校生は、全員が各中学校の学年上位2~3%。


非常に優秀であった今年の西尾中学校でも、13名受験して合格できたのはわずか4名



これは大変な競争率だと思います。



それはさておき、○○君に『そのお友達とは仲良くなれたの?』と聞いたところ、『もう結構仲良くなりました』という答えが返ってきました。


かねてから申し上げておりますが、山口個人は『高校がどこであろうと、中学校3年間が終わった時点で、学んだものにそんな大きな差はない』と考えております。


所詮は愛知県のオールマークの公立高校入試用の授業を受けただけですし、乱暴な言い方になりますが、新研究と過去問5年分やっとけば何とかなります(※もちろん、真剣に取り組むというのは言うまでもありませんが)。



しかし進学した高校の環境は全く違います。



当り前ですが刈谷高校ではもうすでに単語帳が配布されていて、その英単語の指導もめちゃくちゃ細かい。


常々山口は自分の授業で、

『英単語は徹底的に品詞にこだわること』

『動詞については全て自動詞と他動詞を完全に理解し、前置詞で意味が変わるものは漏れなく覚えること』

を徹底しておりますが、刈谷高校は1年生の最初の中間テストからその意識付けが始まっていきます。



ちなみにですが、山口の授業では中学生からその指導を徹底します。


そして本気で取り組んでくれるのであれば、例外なくすべての中学生が理解できるものです。



そんなわけで、こちらの○○君にも中学校2年生の時点で、こういった指導を徹底しておりましたので、今では『刈谷高校の授業がすべて復習』になっています。



余談ですが、山口の英単語チェック、めちゃくちゃ細かくて厳しいのですが、それについても反応が分かれます。


『よし!隅から隅まで頑張って覚えるぞ!』という塾生もいれば、


『うわ…やだな。そんなに細かく覚えられないよ(っていうか、うちの高校の英語の先生、そんなに厳しくないよ)』



言うまでもなく、○○君は前者です。


昨日の授業でチェックした英単語ですが、一部だけ紹介しますと


①『considerate と considerable』

②『allow の用法をすべて』

③『denyは4文型だとどういう意味になる?』


高校1年生の今の段階で、このレベルで取り組んでいます。


(※ちなみに①considerateは『思いやりのある』という意味で、considerableは『かなりの~』という意味。

②(1)allow 人 to do=『人に~させる』

(2)allow (時間やお金)for 名詞/動名詞=『~を考慮する、…に対して』

ex) You should allow an hour for going to Nagoya by car.

『車で名古屋まで行くのに、1時間は見といた方が(考慮した方が)いいよ』
(3)allow 人 物(時間やお金などの貴重なモノ)
=『人に物を与える』


③deny 人 物=『人に物を与えない』


これだけ細かい単語チェックを課しても生き生きと取り組んでくれるのです。



重ねて申し上げますが、私は高校で分けているわけではありません。


中高生のみなさんの能力は総じて変わらない・・・というか、みなさん極めて優秀です。



先日ファンであるはずの『福山雅治』や『石原さとみ』の名前をど忘れして、思い出すのに1日かかった山口の脳みそとは比べ物にならないくらい優秀です。



月並みな言葉ですが、みんな『やればできる』んです。


でも当たり前の話ですが、やらなきゃ何にもならない。


そして環境というものは本当に大切です。


これはもうきれいごとは抜きにして、岡崎高校や刈谷高校、旭丘や明和高校、一宮高校などの方が環境として優れているのは言うまでもありません。


しつこいようですが、たかだか英単語帳一つをとっても、1年生から厳しく指導をしてくれている岡崎高校や刈谷高校と、単語帳すら配布してくれない高校の環境が同じなわけがないです。


そう聞くと、(じゃあやっぱり、岡崎高校や刈谷高校じゃないとダメなんじゃないの?)と思われるかもしれませんが、そうではありません。

当塾を選んでくれる中高生全員に、岡崎高校や刈谷高校に負けないくらいの環境を用意しなければならないと考えています。


事実、一昨年当塾から名古屋大学、京都大学に合格した卒塾生は、岡高生でも刈高生でもありませんんでしたので。


話を戻します。

そうして3年とは言わず・・・、2年、1年、それどころか入学してから今までのたかだか2か月弱で、ものすごい差がついているのです。

目に見えないだけで。





しかしそれも7月に受験する模試ではっきりと数字になって現れます。



特に英語と数学については、保護者様も含めて、大変な危機感を持っていただけたらと願います。


(★毎回毎回同じようなことを言っていますが、山口が思っていることはただひとつ。

うちの塾生は全員岡高生や刈高生と同じだけのことを、同じ熱量で取り組んでくれているということです。

我がことながら、自分はうちの塾生を本当に尊敬しております。)









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