3教科満点おめでとうございます!
昨日のブログでもお伝えしました通り、中学校の第一学期中間テストですので、西尾中学校や鶴城中学校ではありません。
おぉ・・・。
国語と英語の満点が光っていますね!
まだご入塾されてから2か月ほどでの結果ですので、正直当塾の影響はまったくないと言ってもいいです。
中学校1年生の最初のテストですので、当然平均点は高めに出ていますが、これが学年が進んでいくにつれて学習の難易度も上がり、当然蓄積しなければならない知識の量も増えていきますので、当然ここから篩い分けが始まっていきます。
昨日のブログでも少し触れさせていただきましたが、こちらのお子様は小さい頃から読書を続けてきたとのこと。
お母様にお話を伺ったところ、物心がつく前からお子様の周囲に本を用意していたそうです。
山口の場合はあまりにも本を読まなさ過ぎたため、昭和丸出しの頑固おやじの教育方針で、『本を読んで感想文を書かないと夜ごはんが食べられない』という信じられない環境に身を置かされていたわけですが、本来はこちらのご家庭の指導方針が正しいですね。
そりゃあ小さい頃からスマホが目の前にあって、親もガンガン触っていたら、子どももスマホ中毒になります。
勝手にド派手なエフェクトがかかった動画が流れてきて、3秒に1回は効果音が出て、テロップまで流れるわけですから、こんなものを観ていて子どもの脳が動くわけがありません。
その逆も然りで、幼いころから本があれば、子どもは自然に本を読む習慣が身についていきます。
活字のみから色々なことを理解し、想像するのは相当骨が折れることですが、それも慣れていけば日常の一部となっていきます。
そして国語と英語は密接に連動していますので、本を読まない中高生の英語力はなかなか上がりません。
『読書習慣を伴わない英語の学習』は本当に学習のコスパが悪いんです。
まずは日本語でしっかりと情報を整理する力がないと、当然英語の文法や単語を理解することは難しいです。
まだ中学校の最初のテストとはいえ、このテストの結果からは日本語と英語の因果関係がはっきりと分かります。
仮に英会話教室に通い続けたとしても、日本語の情報処理能力が備わっていなければ、ただ英語の『音声だけ』を聞き続けているだけですので、それなりに耳はよくなるかもしれませんが、少し難易度の高い英語になると対応できなくなってしまいます。
必ずしも英会話が受験英語に反映されないのはそのためです。
ともあれ、今回も当ブログの宣伝広告にご協力いただきまして、本当にありがとうございました。
しつこいようですが、高校3年生よりも高校1・2年生、それよりも大切なのが中学生・・・さらにいえばもっともっと前の段階こそが重要です。
生まれた頃からスマホ漬けの状態で中学生になってしまったお子様がいたとして・・・そこで初めて成績が数字で可視化されたとき、ほとんどの親御さんがお子様に失望し、怒りをぶつけてしまうのです。
でも違います。
子どもは自分の意志で、幼いころからスマホを持っていたわけではありません。
親に与えられたからスマホ中毒になっているのです。
親がお子さんの目の前で、お子さんそっちのけでスマホに夢中になっているから、それが時を経てすべて返ってきているだけなのです。
とはいえ、今日日の中高生は全員スマホを持っているので、今更スマホを取り上げても何の意味もありません。
むしろ反発し、学習意欲をそがれてしまうでしょう。
正しくは、『スマホが目の前にあっても、自分の意志で我慢することができる』、これがベストなのですが、口で言うほどそれは簡単ではありません。
だからうちでは、少なくとも教室ではスマホの使用は許しませんし、スマホを触っていたらこなせないくらいの課題を要求します。
・・・、というと何だか理不尽な厳しさを感じられるかもしれませんが、課題一つをとっても、『自分の意志で主体的にこなす中高生』と『いやいや取り組む中高生』に分かれます。
もちろん前者が望ましいことは言うまでもありませんが、仮に後者であったとしても、時間の猶予があればその問題は解決できる場合が多いです。
しかし正直、高校生、しかも高校2年生の夏が終わってからでは、この問題を解決することは難しくなります。
具体的な目標が無いのであれば、その辺は自由に行動してもらえばいいと思います。
逆に少しでも明確な目標があって、その達成が難しいことが分かっているのであれば、少しでも早く対策を始めるべきです。
『残り1時間で42.195㎞を走りなさい』
そんなことは世界一速いマラソンランナーでも不可能な芸当なのです。
最後にもう一度、当ブログの宣伝広告にご協力いただきまして、本当にありがとうございました。