激震!!!〇尾高校全体の英語がめちゃくちゃ下がってます!(★うちの塾生は大丈夫ですけどね)

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教室長ブログ

(※飽くまでも〇尾高校です。高尾高校かもしれませんし、上尾高校かもしれませんので悪しからず)



恐ろしい・・・。



山口が西尾に来て早15年。


この〇尾高校は常に全国偏差値プラス10は維持していたのですが、今回の記述模試でなんと『英語の偏差値が全国平均を下回るかもしれない』とのことでした。


いや、ヤバいですよ、普通に。


私は常々、『〇尾高校と東高校の学力がどんどん下がっている』と力説してきましたが、まさか英語だけとはいえ、〇尾高校の偏差値が50を下回ることなど永久に来ないと思っていました。



〇尾高校に通うお子様がいらっしゃるお父様、お母様、これはもう本当に大変なことです。



山口は常に(飽くまでも客観的なヒアリング結果から)

『〇尾高校の英語の指導はものすごく甘い』

『公立高校入試がオールマーク化したことから、これから愛知県の中高生の学力は劇的に下がる』

を連呼しておりますが、まさかこんなに早くその影響が出るとは夢にも思っておりませんでした。



しかも恐ろしいのは、


『愛知県の公立高校入試がオールマーク化したのは、現在の高校2年生』ということです。



これから益々、とんでもない勢いで学校全体の偏差値が下がっていきます。



うちの塾生ですか?

うちは大丈夫です。


オールマークになろうが何だろうが、『とにかく文章を読み、書くということ』に徹底的にこだわっているからです。


この先もし入試問題が、TOEFLみたいにパソコン入力になってもそれは変わりません。




本を読まなくなった、文字を書かなくなってしまった子どもたちの学力は、私たちが想像している以上にものすごい下がり幅で下がっています。





おそらく〇尾高校100年を超える歴史の中で、英語のみとはいえ、全国平均を下回ることなど一度もなかったはずです。



ちなみに記述模試ですね。



何度でも申し上げますが、オールマーク化した愛知県公立高校入試、それに準ずる公立中学校や大手学習塾の授業では、高校入試対策はできても、その先の大学入試に対応することはできません。



それにしても〇尾高校の英語の先生方は猛省していただきたい。


私はもちろん、〇尾高校の授業を受けていたわけではありませんが、聞いているだけでも『かなり緩い』ということは分かります。



かつて〇尾高校では『cutting edge』という超難関大専用のテキストを授業で使用していましたが、今はもう使っていません。


なお、刈谷高校では使用しています。



『生徒の自主性、主体性に任せる』、もちろんそれは志としては素晴らしいとは思いますが、岡崎高校や刈谷高校は、猛烈な課題を生徒達に課しているという事実と照らし合わせてほしいです。



いったいどれだけの高校生が、生徒の自主性に任せて自らに厳しい課題を課すことができるのでしょうか?



恐ろしいのは、『中学校の英語のテストで満点を取れていた』『公立高校入試でも満点を取っていた』という表面上は非常に優秀な生徒が、平気で『せつぞくし』『ぜんちし』『かんけいだいめいし』などの用語をひらがなで書いているという事実です。




当り前の話ですが、記述力は日々怠ることなく、文字を読み、書き続けることでしか培われません。


本当に残念ではありますが、今回の記述模試で全国平均以下、つまり『偏差値50を下回ってしまった高校3年生』が、難関大合格の基準を超えることは相当難しい・・・、今からとんでもない時間と労力を書く練習に費やさなければなりません。




この問題に向き合うのは当事者である高校生はもちろんですが、保護者様も大変な危機感を持っていただきたいと願います。



私は〇尾高校の指導のあり方にも厳しい視線を送っていますが、この責任は〇尾高校にだけ被せて済まされる問題ではありません。


(※しつこいようですが、〇尾高校は高尾高校かもしれませんし、上尾高校の可能性もありますので悪しからず)




★改めて念を押させていただきますが、『公立高校入試がオールマークになる』ことで学力が上がることなどあり得ません。



百歩譲って理科や社会はさておき、英語や数学、はては国語の試験をマークにして、どうやって思考力や記述力が上がるのでしょうか?



お父様お母様、機会がございましたら2023年度の数学、大問1をご覧ください。


この問題なんて、数学が全く分からない中学生が、『全部“ウ”を塗りつぶしただけ』でも5点取れてしまうんです。


こんな問題でどうやって中学生の学力が測れるのでしょうか?


またこの問題で、どれだけの中学生が『数学を頑張ろう!』と思えるのでしょうか?


そしてこのテストで恩恵を受けるのは、学力が高い生徒ではなく、学力が低い生徒です。



同じことはもちろん英語や数学にも言えます。



公立中学校の授業や、それに準ずる大手学習塾の指導に全幅の信頼を寄せるのは構わないのですが、もしかしたらその弊害は、3年後、4年後の大学受験で表れるかもしれませんし、そのアキレス腱に備えるのは、私たち大人の責務です。



しかし社会経験も無ければ、大学受験を体験したこともない中高生に、主体的に理解してもらうのは相当な無理難題なのです。

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