刈谷高校1年生男子、総合偏差値『75.4』、そして『学年27位(399人中)』おめでとうございます!!!(※ぜひ、中学生から高校1年生までの保護者様にもお読みいただきたいです)
いや、凄すぎないですか?
全国439,452人中、なんと『4,822位!』
(※なお、こちらの塾生の刈谷高校合格体験談は、今年の4月のブログで紹介させていただいております)
もちろん3教科全体にバランスよく得点してくれているのですが、やはり英語の偏差値が『76.7』というのがすごいです。
こちらの塾生、嬉しいことに中学1年生の4月から当塾に通ってくれていました。
後に彼に聞いてみましたが、『周りの友達は、自分以外全員サ〇ルっす』とのことで、名もなき場末の個人塾、『FIX』を選び通い続けるのは勇気が必要だっただろうな~と思います(本人は一切そういうことは言わないのですが・・・)
本当にありがたいことに、彼が小学生の頃からお母様が当塾のブログをご拝読いただいていていた、とのことで、その時点で面談をさせていただきました。
お母様、お父様にとってもご決断には勇気が必要だったと推察されますが、当塾を選んでいただき、そして今日に至るまでご信頼頂きまして、本当にありがとうございます。
【以前にも紹介させていただきましたが、彼は3か月くらいで中学校の英語を終わらせました】
彼自身は帰国子女などではなく、西尾中学校に通う中学生でした。
まず最初の1年ですが、ここは駒宮先生が担当。
1年間はしっかりと基礎を築きました。
2年目は山口が担当。
しかし最初の授業ですぐに気づきました。
(あ、これは中学英語は半年くらいで終わるな)と。
しかしその予想はいい意味で裏切られ、中学2年生の6月くらいには、『関係代名詞』『仮定法』などを含む、中学校3年間の内容がすべて終わってしまいました。
ここで予定を大幅上方修正。
中学2年生の10月くらいには一通りの高等英語も終わってしまいましたし、そこから春までの間、約5か月間ほどで、刈谷高校の2年生秋くらいまでの内容がすべて終了してしまいました。
もちろん、完璧なのかと言われたらそうではありません。
精度としては80%くらいです。
しかし『中学2年生』という学年を考慮すれば、これで充分です。
中学3年生に入ってからは担当を鳥山先生に変更。
中学3年生の秋くらいまでには『相似な図形』『空間図形』など、公立高校入試に必要なものは一通り終わらせ、後はひたすら高等数学に取り組んでもらいました。
もちろん、英語にしても数学にしても、『そんな極端な前倒し学習をする必要があるの??』と言われると、正直ありません。
ただし、『最終ゴールが公立高校入試ならば、必要ありません』という条件付きです。
いわゆる偏差値が60を超えるような進学校を受験する中学生にとって、受験の最終ゴールは一応『大学受験』のはずです。
ここで中学生のお子様を持つ保護者様に、今回の中間テストの答案用紙を見ていただきたいのです。
もう完全にオールマークという中学校がほとんどのはずです。
これで記述する力が身につくわけがない、そして軒並み例外なく、『難関』とされる国公立大学はほとんどが記述です。
実際のところ、彼は中学3年生の二学期の期末テストで、『学年40位くらい』まで順位を落としたことがあります。
どれだけ西尾中学校の学力が高いとはいっても、普通に考えれば『学年40位』では刈谷高校の合格は相当厳しい・・・と思うのが普通かもしれません。
しかし私たちは、彼は絶対に刈谷高校に合格できると確信しておりましたし、お母様にもそのようにお伝えしておりました。
それは彼が中学校の3年間、西尾中学校での学習をおろそかにすることもなく、その先を見据えて、大学受験に必要な学習に真摯に取り組んでくれたからです。
(そうはいっても、さすがに受験を控えた終盤の期末テストで40位というのは、お母様とお父様からしたらかなりの不安を抱えさせてしまったと思います。最後まで信じてくださいまして、本当にありがとうございました)。
少し話を戻しまして、確かに公立高校入試で結果を出すだけならば、彼のような極端な前倒し指導は必要ありません。
しかし、彼の3年間の努力が活きるのは、まさにこれからです。
今開花したと言っても過言ではありません。
もちろん、どの大学を目指すかにもよりますが、もしも難関大を受験する可能性があるのであれば、一日でも早く対策して損をすることはありません。
私が普段、『高校3年生から本気になっても間に合わない』と申し上げているのは、能力の問題ではありません。
ただただ、時間の問題なのです。
極端な話、『偏差値50の高校生が、1週間後に東大を受験しても100%受からない』、程度の差はあれdも同じことです。
どんなに努力しても、どんなに地頭が良くても、『みなさんの1日を50時間にしたり、1年を1000日にすることはできない』のですから。
それは日本一のカリスマ予備校講師でも無理なことです。
そんなわけで、ぜひぜひ中学生や高校1年生のみなさんに、気軽な気持ちで体験授業を受けに来てほしいです。
【環境はとっても大切です】
そんな彼なのですが、刈谷高校ではバリバリサッカー部で活躍しております。
そう、そんなにガリガリ勉強しているタイプではないんですね(笑
そんな彼にも刈谷高校で友人ができたのだそうですが、その友達がまたものすごい・・・。
何と同じ模試で、刈谷高校『学年2位』だったのだそうで(苦笑
そんなお友達も中学時代は、地元の個別指導の学習塾(※残念ながら西尾市ではありません)に通いながら、同じように高等英語と高等数学を学習していたのだそうです。
そちらのお友達も(このブログでは紹介できませんが)超がつく難関大を目指しております。
もちろん、難関大がすべてというわけではありません。
しかしそれでも、一抹でも難関大を目指す可能性があるのであれば、少しでも早く対策を講じるべきです。
そして昨日のブログでも紹介させていただきましたが、社会経験を積んでいない中学生が、地元の中学校に通いながらそこに気付くことはできません。
なんぼ主体性だの自主性だの言っても、子どもたちの5年後10年後を案じ、対策を講じるのは保護者様の責務です。
そしてどんなにきれいごとを言ったところで、地元の中学校には学習意欲がないお友達もいれば、素行が悪いお友達もいます。
さらに言えば、本当に子どもたちを指導するに足るだけの学力を有していない先生もいることでしょう。
そうなんです、環境はとても大切なんです。
『主体性や自主性を重んじる』、それはもちろん素晴らしい考えなのですが、実際のところ、『たったの3年弱で大学受験対策をしなければならない』というのは相当無茶な話で、まだ15~16年ほどしか生きていない高校生のみなさんに、それに足るだけの主体性を要求するのは相当酷な話だと思います。
なお余談ですが、山口の知人に旭丘高校の数学教師がいますが、『学校の授業についていけないなら予備校や塾に通いなさい』と伝えているのだそうです。
これが正しいのかどうかはさておき、そういう事実があります。
何はともあれ、今回彼は刈谷高校に進学し、またとないお友達と出会うことができました。
強い合格実績を持っている高校や学習塾、予備校には、それなりの理由がある、改めてそう感じた次第です。
そんなわけでU君!
当塾の広告宣伝にご協力いただきまして、本当にありがとうございました!
正直この成績なら、彼の第一志望はまず合格なんですが、う~ん・・・願わくば地元に残ってほしい!
なんて思ったりするのでした。
【中学生~高校1年生であれば十分に間に合いますが、高校2年生はそろそろ危険域です】
もちろん今現状の偏差値と、どこの大学を目指しているかによります。
しかし今回の模試で、志望校との偏差値ギャップが5離れていたら黄色信号、10以上だとかなり危険です。
高校2年生のみなさん、実はみなさんも大学入学共通テスト本番まで、『たったの1年4か月』程度しか日数が残されていません。
みなさんにこれから必要になるのは、
・基礎的内容の見直しと定着(※偏差値55がボーダーです)
・大学入学共通テストを見据えて、5教科7科目の具体的な対策
・難関国公立大学や医学部医学科を目指しているのであれば、全教科15~20年分の対策
これをたったの1年と4か月でやらなければなりません。
問題なのは、もうすでにこの対策をやっている高校2年生がいて、彼らや彼女たちがA判定やB判定を維持しているということです。
みなさんは自分のペースで頑張ればよいわけではありません。
言うまでもなく、すでにビハインドを背負っている今から、今A判定をキープしている連中に追いつき、追い越さなければならないのです。