環境はとても大切
西尾高校3年生男子からとても嬉しい報告をいただきました!
なんと先日の共通テスト模試で過去最高得点更新!
自分の皮算用ですが、おそらく文系学年15位以内にはいるはずです(外れたらすみません)
おそらくですが、第一志望の名市大は余裕のA判定が出るはずです(まだ自己採点の段階ですので、紙ベースで結果が返ってきたら、本人の承諾を得て紹介させていただきます)。
いや~当ブログでもこれまでに何度もご登場いただいている彼ですが、当塾に入った頃の成績は『西尾高校で学年300番台』(入塾したのは高校2年生の春からでした)。
何とそこから『たったの1年と6か月』で、大幅ジャンプアップ。
多分偏差値で言えば30近く上がったはずです。
とはいえ、今高校1年生、2年生のみなさん。
中学校の偏差値と違い、大学受験や中学受験の偏差値は『まず上がりません』。
上がらないんです。
これが現実です。
その子にどんなに素養があって、ものすごいカリスマ講師が指導をしてもまず上がらない。
まず、公立高校入試の偏差値が上がりやすい理由は簡単です。
『公立高校入試は成績優秀者も、そうじゃない中学生も受験するから』です。
単刀直入に言えば、『受験生のレベルが総じて高くない』からです。
ここにはあまり勉強を頑張らない不真面目な中学生も含まれるため、高校受験の偏差値は結構簡単に上がります。
ところが、中学受験や大学受験は、非常にレベルが高い受験生しか存在しないため、偏差値は上がらないのです。
君がどれだけ頑張っても、それ以上に頑張る受験生がいたら、偏差値は上がるどころか下がります。
この事実を西尾市内の高校に通う高校生はもっと自覚しなければなりません。
彼のように、『高校2年生から頑張って、これだけ偏差値が上がるケースは稀』なのです。
【環境はとても大切】
高校生の素養に大した差はありませんが、やはり環境には大きな差があります。
最近当塾では刈高生が増えてきましたので、刈高や岡高がどんな指導をしているのか?また、どれほどの課題が出ているのかを聞かせていく機会が増えてきました。
西尾市内の公立高校と比較すると、それはもう圧倒的な差です。
いつも英語の話ばかりでつまらないと思いますので数学の話をさせていただくと、刈高や岡高の1年生は、現時点ですでに数ⅡBに取り掛かっております。
ちなみに理系選択の場合、高校1年生の春時点で、数ⅠA、ⅡBが全て終了するとのこと。
2年生の冬くらいまでには数ⅢCもほとんど終わり、そこからはひたすら難関大二次対策に入っていくのだそうです。
そういった学習環境面もそうですが、もう一点、『対人関係の差』も圧倒的です。
山口がよく、とある刈高1年生から話を聞かせてもらいます。
彼自身、刈高で学年30位以内と非常に優秀な成績を修めておりますが、
なんと同じサッカー部のお友達は『学年1位』なのだそうです。
サッカーについてもものすごいそうで、勉強でも部活動でも大いに刺激を受けているそうです。
話はそれますが、真の文武両道とは文字通り、学問も部活もきちんと両立させることにあります。
部活のせいで学業が滞るようなら、文武両道を口にする資格はありませんし、部活動が第一志望のどちらかを諦めるべきです。
高校生のみなさん、本来みなさんは同じ時期に生まれ、同じように小学校、中学校を過ごしてきて、同じような内容の授業しか受けていないのですから(※中学受験は除きます)、本来みなさんに能力の差なんてまったくないんです。
差があるとすれば、『環境の差』だけです。
授業のスピードも遅い、ちゃんと課題も出してくれない、そんな環境にい続けたら、君は第一志望合格にどれくらいの学習の質と量が分からないまま3年生を迎えることになるでしょう。
その時にはもう手遅れです。
先にも申し上げた通り、『大学受験における偏差値』はまず上がらないんです。
厳しいことを言えば、『公立高校入試』と同じくらいに考えてたら痛い目に会うことになります。
(授業が始まりますので続きはまた後ほど!)