英文法はめちゃくちゃ大切
恥ずかしながら私山口、ネイティブと話していると未だに文法を間違えてしまいます。
これはかなり大昔の話になるのですが、当時職場のネイティブから、定番のこのフレーズで話しかけられました。
“How was your weekend??”
『週末はどうだったの?』
これに対して山口、意気揚々とこう答えました。
“I spent pleasantly!!”
(『楽しく時間を過ごしましたよ!』と答えたつもり)
この答えに対してそのネイティブスピーカーはちょっと困惑した表情を浮かべましたが、すぐに”That sounds great!”と返してくれました。
ところがその困惑した表情がひっかかった山口、家に帰って辞書で調べてみると・・・
『動詞”spend”は他動詞の場合は”時間を過ごす”という意味になるが、自動詞の場合は”お金を使う”に限定される』
つまり、山口が答えた”I spent pleasantly!!”には目的語が含まれていなかったので自動詞扱い、そのネイティブには『楽しくお金を使ったよ!』と聞こえたのでしょう。
もう顔から火が出るほど恥ずかしかったですね。
そのネイティブスピーカーとのやり取りでやってしまった間違いをもう一つ。
高校生なら皆さんご存知の形容詞、”worth”。
この”worth”、直後には動名詞しか取らず、不定詞が続くことは絶対にありません。
そのことは知ってはいたのですがついつい、
“Is it worth to play that game?”
『あのゲームってやる価値あるの?』と聞いてしまったのです。
しまった!
また間違えちまった・・・と思っていたら・・・。
『確かにworthの後は動名詞しか来ないけれど、”worthwhile”の直後なら不定詞でも動名詞でもいいんだよ』とのこと。
これも辞書を引いてみると、確かにそのように載っております。
〇”It is worthwhile to read the book.”
〇”It is worthwhile reading the book.”
へぇ!
それは知らなかった! ( ..)φメモメモ
まあそんな細かい文法知らなくても、コミュニケーションに支障が出ることはありません。
むしろあまりに文法のことを気にしすぎてしまうと、『間違えてしまう!』という恐怖心の方が勝ってしまい、円滑なコミュニケーションを取ることは難しくなるでしょう。
とはいえです。
文法をきちんと理解できているか?はたまたそうじゃないのかであれば、そりゃあ前者の方が絶対にいいです。
ましてや中高生のみなさんが挑戦していくことになる大学受験は、良くも悪くも文法一辺倒。
文法のミスは即大減点です(※特に難関国公立の二次試験の場合は)
みなさんは高校生活のたったの3年で、凄まじい量の英単語を覚えて、可能な限り英文法を100%に近づけていく必要があるのです。
そう考えると『3年(※正確には2年9か月)』という時間は全然少ないんです。
山口も間もなく50歳になりますが、目の前には未だに新しく学ぶことが山積しています。
高校生のみなさん。
みなさんには全然時間が残されていません。
でも、『分からなかったことが努力して分かるようになる』。
これって苦行ですか?
目の前のスマホなどよりもはるかにやりがいがあって、達成感を感じられるものです。
もちろん、それを2年3年継続することは本当に大変です。
でも君だけに頑張らせたりはしません。
私たちも一緒に、全力でサポートします!
だから西尾市内の中高生のみなさん、もっともっと自習に来んかい!
待ってますよ!