とにかくまずは勉強時間を確保すること
昨日のことです。
22時を少し過ぎた頃に、とある中学生の男の子が謝罪してくれました
『最近自習に来れてなくて、すみません・・・』
!?
いや、君は大丈夫やで!
と言いますのも、彼はそもそも西尾市外から通ってくれている中学生なんです。
そもそも物理的に通うのが難しいんですね。
それでも少なくても、週に3日は自習に通ってくれていますし、来た時は必ずと言っていいほど22時まで残っています。
さらに言えば、彼の英語は私が指導を担当していますが、もうすでにシステム英単語は1,500単語覚えていて、高等英文法はすべて終了(比較や強調構文、名詞構文なども終わっています)、もうすでに難関国公立の二次試験まで取り掛かっていますので、全く何の心配もしておりません。
お母様が心配するほどの読書のムシでして、山口が個人的に大好きな作家の長編小説を、すでに5冊ほどお貸ししております。
最近ではちょっと気が早いのですが、自分の小遣いでこんなものも買ってしまいました。

本当に気が早いんですけどね(苦笑
そういったわけで、彼に関して言えば仮に自習に来れていなくても、それほど心配はしておりません。
英語に関して言えば、すでに山口を超えているだろうなと思います。
いや、本当に山口の力なんてそんなものです。
みなさんの方がはるかにものすごい力を秘めている。
それだけに、週1の山口の授業などは、それほど重要なものではありません。
大切なのは、授業以外の残りの6日間、この6日間をどう過ごすかの方が大切です。
山口の授業を『ものすごく分かりやすい!』『おもしろい!』と言っていただけるのはものすごく光栄ですし、私自身励みにもなるのですが、その結果、残りの6日間をサボってもいいと勘違いされてしまうのであれば、私の授業は価値がないどころか、みなさんにとってはマイナスです。
お金もかかっている分、本当に大変なマイナスなんです。
・・・と話がそれましたが、彼に関しては自習に来なくても大丈夫です。
それこそ某高校が掲げている理念でもある、主体的に学習に取り組むということができています。
【とにかくまずは時間を確保すること!】
大学受験はとにかく時間との戦いになります。
そんなことは幣ブログで散々お伝えしてきましたので、ネットで拾った画像をご覧ください。

名古屋大学の場合、高校3年間で3,000時間の学習時間が必要になります。
とはいえ、これは順風満帆に学習計画が進んだ受験生の場合の話であって、C判定D判定の高校生の場合、当然それ以上の学習が必要になります。

なお、こちらは偏差値60くらいの大学受験に必要な学習時間の目安ですね。
『1日3~10時間』
以上です。
次は旧七帝大の代表格、京都大学の場合

GoogleのAIという何とも眉唾なソースでも、これくらいのことは言っているんですね。
もちろん山口は、『これ以上の学習が必要』だと思っています。
今すでにA判定やB判定が出ているんなら、もちろん山口の言っていることは一笑に付してもらって構いません。
しかしながら、現時点でC判定D判定なら、特に高校2年生の場合ですが、この学習時間でも相当に厳しいということを『みなさん自身が自覚しなければならない』と心得てください。
学校の先生や私達のような塾の講師が、周りでギャーギャー言っているだけでは何の意味もない。
これから先日受けた模試の結果が返ってくると思いますが、自己採点が700点未満、もしくはC判定、D判定だった高校2年生は、今すぐに、自分の意志で今の自分の学習を見直してください。
もちろん、山口はギャーギャー言わせていただきます。
それが山口の仕事ですので。
ただし、『実のところ、第一志望に絶対に合格したいってわけじゃないんです』というのであれば教えてください。
それならそれで何も言いませんし、その旨をお父様お母様に伝えること。
責めているわけではありません。
世の中には『絶対にこの大学に行きたいんだ!』という受験生もいれば、『まあ行けたらいいよね』くらいの感覚の受験生もいます。
そしてそれは別に悪いことでもなんでもない。
でも、『まあ行けたらいいよね』くらいの感覚なのに、山口みたいなのにギャーギャー言われたら・・・。
そりゃあ嫌ですよ。
山口だって、『もっと真剣に!本気でカバディやれよ!!』なんてカバディプロに言われても、(えぇ・・・そんなカバディなんて本気でやりたいわけじゃないよ・・・)と思っちゃいますもん。
もしかしたら山口に直接言うのは気が引けるな~・・・というのであれば、お父さんお母さんに相談してもらっても大丈夫です。
私たちはお金をいただいてみなさんの指導をさせていただいていますので、そこはちゃんとニーズに合わせますので(ただその場合、担当は山口から他の先生に代わります)
【時間の管理はとっても難しい・・・】
例えば『今日3時間勉強しよう!』、これは誰でもできると思います。
もちろん、『1週間で30時間勉強しょう!』、多分これも問題ない。
しかし、『1ヵ月で120時間』、『1年間で1,000時間』となると、これはもうおそらく難しい・・・。
そこへ行くと、山口が去年買った『ガーミン』という時計は非常に優秀で、1日単位、週単位、月単位、年単位で、しかもかなり詳細なデータを管理してくれます。



勉強でもこういうのがあるといいんですけどね。
でも残念ながらない。
だからみなさんは、高校1年生の4月から、自分の意志でしっかりと目標を決めて、一日たりとも欠かさずにそれを実行していかなければなりません。
高校1年生・・・平日2時間、休日4時間
高校2年生・・・平日3時間、休日6時間
高校3年生・・・平日4時間、休日(文系)10~12時間、(理系)12~14時間
ちなみにこれを一日も欠かさず継続して、初めて『3年間で4,000時間の学習時間を確保』できます。


『一日でも欠けたら、それだけ目標から遠のく』、そう思ってください。
山口がみなさんに、ギャーギャーうるさい理由の一つがこれだと思ってもらえたら嬉しいです。