国語の偏差値『78』おめでとう!!!(※高校1年生の女の子です)
いや~当ブログには初登場となります。
これはものすごい!
またしてもスマホの画面をスマホで撮るという荒業で申し訳ございません。
国語が凄すぎるんでちょっとかすんで見えますが、英語の偏差値も『68.6』!
ご本人は『数学をもう少し頑張りたかった・・・』とのことですが、彼女が通っている高校は文系特化型なので、実は授業で習っていない範囲も出題されたとのことでした。
それでも数学の偏差値も”60”を超えているわけですから、これはもう素晴らしいの一言ですね。
ちなみに英語の指導は私山口が担当しているのですが・・・正直なところ、彼女の力的には国語と同じくらいの偏差値じゃないとおかしいんですね。
つまり、英語に関しては山口の力不足です。
とはいえ、これは自信を持って言えますが、必ず国語と同じ偏差値まで上がります。
【とにかく読書が重要】
そんな彼女の国語ですが、もちろん当塾で国語の指導などは一切やっておりません。
彼女に話を聞かせてもらったところ、『お父さんが本を読むのが大好き』とのこと。
これはもう本当に大切ですね。
ご両親が本を読んでいれば、お子さんも自然に本を読みますし、その逆も然り。
ご両親がスマホを触っていれば、当然子どももスマホ中毒になります。
飲食店などで親がスマホを触っていたら、100%お子さんもスマホの画面に夢中になっています。
そんなわけで彼女の場合も例に漏れず、彼女の国語の成績は彼女自身の力によるものです。
そして、そういう環境を作ってくださったご両親に感謝ですね。
読書というものは膨大な時間がかかりますし、後天的に読書好きになるのはなかなか難しいものがあります。
仮に読書習慣がないままで中学生や高校生になったとしても、何とかして読書量は確保してください。
それも、それまでに本をたくさん読んできたライバル達が読み重ねてきた量を、みなさんはたったの2~3年で積み上げなければなりません。
【おそらく、今の高校1年生で山口が一番厳しく指導しているのが彼女です】
こんなにいい成績なのに??・・・と思われるかもしれませんが、こんなにいい成績なのに、です。
もうめちゃくちゃ厳しく指導させていただいています。
高校1年生の女の子ですけどね。
でも彼女なら、この厳しい指導にもついてきてくれるものと確信しているからです。
時にはその厳しい指導が悔しいのか、歯を食いしばって一生懸命課題に取り組んでいる時もあります。
ちなみにどれくらい厳しい言葉をかけさせていただいているのかというと・・・
『英単語を覚える暇もないくらい忙しいなら部活動はやめなさい。』、と伝えたことがあります。
断っておきますが、山口は『高校生は部活動を頑張るべき』と考えております。
事実、うちの塾生でも第一志望に合格していくのは、3年間部活動を頑張った受験生です。
そして彼女の場合、通っている高校も西尾市内ではありませんので、往復するだけで3時間はかかっているものと思われます。
もうそれだけで大変なハンデを背負っており、私自身、彼女が普段どれだけ頑張っているかは骨身に沁みるほど分かっているつもりです。
それでもあえて、これまで厳しく指導させていただきました。
ただひとつ言わせていただくならば、これまでに私が厳しく指導させていただきました塾生は、全員が第一志望、それも難関大に合格しております。
それは私の指導がいいから、という意味ではありません。
目標に向かって本気で頑張っている人は、山口の厳しい叱咤激励などはものともしないのだと思います。
そしてやっぱりなのですが、当塾がそういう中高生に選んでいただけているというのが最大の誇りですね。
本当はですね、もう楽して第一志望に合格してほしいですよ。
それができたら当塾の電話は毎日鳴りっぱなしで、自分なんて左団扇で仕事なんてほったらかしだと思います。
しかしながら、少なくとも当塾はそんな都合のいいノウハウは持っていませんし、そんな画期的な指導法が見つからない限り、このスタイルが続いていくものと思われます。
何はともあれ、今回彼女の成績をご報告できて本当によかったです。
いや、前回も相当いい成績だったんですが、多分本人的に腑に落ちていなさそうだったんですよね。
毎度のことながら塾生のみなさん、素晴らしい結果をありがとうございます。
結果が全てではありませんが、みなさんの努力の結果が当塾の最大の宣伝広告です。
【とにかく、英単語は一刻も早く覚えること!】
刈谷高校のとある英語の先生が、『LEAPは2年生の12月までに終わらせないと、大学受験は間に合わない』と仰ったそうですが、私もまったく同じ考えです。
というよりも、旧七帝大や早慶、医学部を目指すのであれば、高校2年生の夏休みまでに終わらせて、その後は英検準1級、願わくば1級まで終わらせてほしいです。
なお、共通テストレベルで必要となる英単語の数は『5,000単語ほど』と言われています。
英検準1級ですと『12,000~15,000単語』(※約2~3倍)
1級ともなると『15,000~2万単語』と言われていて、まあ普通に考えると『オーバーワーク』です。
とはいえ、現実には留学経験もない小学生が英検1級に合格している例もありますので、まるっきり不可能というわけではありません。
ただひとつ言えるのは、『たかだた2,000単語ほどしか掲載されていないLEAPで青息吐息なのであれば、英検準1級や1級は夢のまた夢』ということです。
大学受験を志すみなさん、高校1年生の4月から、全力でLEAPに取り組んでください。
ましてや、高校の英語教師が英単語学習を放置するなんてあり得ないですよ。
本気で難関大を目指しているのであれば、そんな高校は回避すべきです。
ちゃんと本気で生徒に向き合ってくれる高校を選ぶべきです。
おそらくですが、大学受験を志すみなさんを一番苦しめるのが、この英単語の暗記です。
とにかく、途方もない時間と労力が必要になります。
でも逆に言えば、『時間さえきちんとかければ誰でもできます』。
かつて山口が数学の神と(一方的に)崇めている篠原先生がこう言ったことがあります。
『数学ですか、地頭なんて関係ない…と言いたいところですが、実際には関係ありますね。確実にセンスのようなものは必要になります。それで言うと残念ながら、山口さんには数学的センスはありません。』
おまん・・・っ!!!
随分なことを平然と言ってくれちゃうじゃない!!!
ところがこのようにも続けました。
『ただ、学校の教科書を本気でちゃんとやれば、センター試験くらいなら誰でも満点取れますよ。』とも。
まあそれはさておき、どうやら理系科目にはある程度センスのようなものがいるようですね。
ところがどっこい、英語学習や英単語の暗記にはセンスなんて全く必要なし。
誰でも得点源にできます。
だって覚えるだけですもん。
ただ厳しいことを言うならば、『高校2年生の夏休みまでサボったら、まず間に合わない』でしょうね。
六法全書を全部覚えるのに6,000時間かかるように、英単語の暗記にも最低でも『1,500時間』はかかります。
受験生が志望校受験に間に合わないのは、ほとんどの場合が『時間と準備が不足していただけ』です。
そりゃあね、小学校1年生の子が『ぼくは東大に行きたいんだ!』と言ったなら、みんな応援すると思うんです。
東大受験まで12年もありますからね。
本当に受かるかどうかはさておき、12年あるなら何とかなると思えます。
ところが今偏差値50くらいの高校3年生が、あと1ヵ月で共通テストで9割取って、その1ヵ月後に東大の二次試験のボーダーを突破することは不可能です。
はっきり言って、その確率は0%です。
もしかしたら天文学的な確率で、共通テストで9割正解したとしても、記述は絶対に合格点に達することはありません。
理由は簡単で、『時間がないから』です。
ただ、誰しも『残り1か月しかない!』となれば、全員危機感を持てるのですが、『1年』『2年』となるとぼやけてしまうんでしょうね。
私からすると『西尾高校の2年生200名が名古屋大学を第一志望の欄に書いている』というのも、同じくらい無謀なことに思えます。
まったく現実が見えていない。
実際にその1年後、本当に名古屋大学に合格するのは20名、甘く見積もっても30名です。
ほとんどの西高生は目標を下方修正するのです。
ただこれも学力や能力の問題ではなく、『時間の問題』です。
高校1年生の4月からきちんと勉強していれば、もしかしたらみなさん全員に、等しく合格の可能性は
あったのかもしれません。
話を戻しますが、どういうわけだか難関大の受験には『英語は必須教科』です(文系理系を問わず)。
少し前に調べてみましたが、『大学受験で英語を必要としない学部学科はわずかに13のみ(※推薦は除きます)』
みなさんが得意であろうが不得意であろうが、英語には向き合う必要があります。
みなさんが石川先生や黒野先生、篠原先生みたいに『理系科目が飛び抜けていて、多少英語で失点しても大丈夫』というのであれば話は別です。
しかしそんな人・・・、なかなかいないと思うんです。
だから誰でも確実に得点源にできる英語をいち早く頑張ってください!
昨日のブログで紹介した英文ですが、単語が分からないとこんな風に見えます。
(英単語が分からないとこう見えます)
これでスラスラ読めたらもう作者ですよ(苦笑
みなさんが英語・・・少なくとも大学受験程度の英語であっても、きちんと文章を読むためには、まず語彙力が求められます。
個人的には、『高校1年生の4月から本気で取り組んで間に合うかどうか』と思っています。
とはいえ、それでも今、(自分は出遅れてしまった・・・)という自覚がある高校1年生のみなさんは、この遅れてしまった8か月を取り返すべく、毎日3~4時間勉強してください。
勉強の基本はまず『量を確保すること』。
質を追求するのは当然ですが、まずは机に向かう習慣をしっかりとつけることです。
それすらも怠って、『効率の良い学習』など求めないでください。
量が確保できていない学習に、質など伴うわけがありません。
そしてそのためには、それをしっかりとやってくれる高校(※課題もしっかりと出してくれて、大学受験に見合う指導をしてくれる高校、という意味です)に通うことがベストです。
みなさんは高校生活の大半を、まさに高校で過ごすわけですから。
そういう高校じゃないのであれば、ぜひうちで切磋琢磨してください。
当塾には大きな目標に向かって、本気で頑張る中高生がいますので。