多数のお問合せ、ありがとうございます
当塾では例年ですと、お問合せのピークは4月だったのですが、ここ2,3年で大きな変化が現れました。
去年や一昨年は、3月に最もお問合せをいただいておりましたが、今年はさらに一か月早まりました。
たったの1ヵ月、2か月の違いと思われるかもしれませんが、これは本当に大きいです。
お問い合わせはほとんどの場合、保護者様が主導だと思われますが、お父様やお母様が、『4月からでは間に合わない』と判断されて動かれているのだと思われます。
本当にありがたいですね。
うちに入るかどうかはまた別の問題として、大学受験を見据えて、高校に入学する前に塾探しをするのは本当に大切なことだと思います。
幣ブログでもしつこく、『大学受験では高校1年生の4月、5月が一番大切』と申し上げておりますが、もちろん、『高校1年生の4月から平日4時間、休日10時間勉強しましょう!』と言いたいわけではありません。
公立高校入試が終わった直後ですから、そりゃあ高校1年生が開放的な気持ちになるのは仕方のないことです。
しかし現実問題として、愛知県の中高生は全国と比べてものすごく後れをとっています。
大きな理由はふたつ。
①愛知県は本格的な中学受験が存在しない
②日本で唯一、公立高校入試がオールマーク
この危機感を現役の中高生が自主的に意識することは難しいので、どうしても保護者様が把握しておくしかありません。
刈谷高校の数学の先生が、『君たちのほとんどが中学受験を体験していないのだから、全国の高校生に比べて、君たちの数学は1年以上遅れている。』と仰ったそうですが、本当にその通りです。
そして公立高校入試がオールマークになったことにより、中学生のみなさんは『漢字の間違い』『スペルミス』『英語の時制や三単現のミス』『数学などの途中式を丁寧に書く機会』など、貴重な失敗の機会を奪われてしまいました。
これはもう致命的と言ってもいい。
難関国公立の試験が100%記述を重視しているのにも関わらず、愛知県の中学生はその機会そのものを奪われてしまっているのです。
だとすれば、本格的に大学受験を視野に入れるとすれば、公立高校入試が終わった直後、もしくは終わる前からその対策に乗り出す必要があります。
そういったわけで、ありがたいことにお問合せのタイミングが例年より早まっているのですが、それは当塾の塾生が通っている高校にも大きな変化が現れました。
今現在、当塾塾生が通っている高校の割合は以下の通りです。
1位 刈谷高校
2位 西尾高校・西尾東高校(※同数)
3位 岡崎高校・岡崎北高校・刈谷北高校などのその他の公立高校
4位 その他の私立高校
今年1年に限って言えば、西尾東高校・吉良高校・一色高校からのお問合せは0件でした。
しかし4年前、5年前はそうではありませんでした。
一番多かったのは東高生でしたし、吉良高校や一色高校に通う高校生もいたのです。
そういったわけで、ここ2、3年で大きく様変わりしてしまったと感じています。
西尾市外から通ってくれる中高生も増えましたし、本当にありがたいとことだと思います。
とはいえ、誤解のないように念押しさせていただきたいのですが、私はもっともっと、西尾市内の高校生に来ていただきたいです。
しつこいようですが、私が『西尾に永住するぞ!』と決断したのは、15年ほど前に素晴らしい西高生や東高生に出会えたから。
『西尾という街にはこんなにすごい高校と、素晴らしい高校生がたくさんいるんだ!』と本当に感動したのです。
塾全体のレベルが非常に上がり、素晴らしい中高生が集まってきてくれたのは本当に嬉しいことです。
それはこれからも変わらないでほしいのですが、もっともっと、西尾市内の高校生に来てほしいなとも思います。
【4月以降の山口の指導について】
再三申し上げておりますが、私の目から見て、努力の基準が足りないと判断した高校生は指導を外させていただきます。
いたってシンプルで、
『課題に一生懸命取り組む』
『(ご自宅が近いのであれば)きちんと自習に来る』
ただこれだけです。
賛否両論あるかもしれませんが、私個人は、この程度の努力もできない高校生を指導したくはありません。
ご存知の通り、私は超がつくほどの不器用なので、目の前の塾生には全力で指導しますし、全力で授業準備するんです。
こちらが全力なのに、目の前の生徒が一生懸命頑張ってくれないのは納得がいかないんです。
ですので、私個人は、一生懸命頑張ってくれる中高生を指導させていただきたい、そう思っています。
とはいえ、しつこいようですがうちには他にも素晴らしい講師がいますので、正直私じゃなくても素晴らしい指導を提供できる自信はあります。
それどころかむしろ、努力ができない中高生なら、私以外の講師の方が素晴らしい結果を出してくれるはずです。