京大オープン『ドッキングB判定出ました!』~おまけ~(すぐ終わります)
いつまでこのタイトルで引っ張るんだ!と思われそうですが、これで最後です!
先ほどのブログでも少し触れましたが、『東京一工医学部の席は、まず難関中高一貫私立に通う受験生が埋めていきます。』
残った席を全国の公立高校、それも超進学校に通う受験生が取り合うことになります。
とはいえ、公立王国と言われている愛知県では、中学受験の話はいまいちピンと来ないと思います(ちなみに、東京では小学生2~3人にひとりが中学受験を経験すると言われています)。
ですがここ愛知にも、実は開成や灘に匹敵する中高一貫私立高校があります。
知ってる方もいるかもしれませんが、それが東海高校です。
【東海高校の進学実績】
東京大学・・・28名(うち理Ⅲ4名、驚異的です)
京都大学・・・31名
名古屋大学・・・53名
国公立大学医学部医学科・・・(なんと)204名!(全国一を誇ります)
生徒数は390名弱、これが岡崎高校や旭丘高校を超えると言われている東海高校の進学実績です。
そして全国には東海高校級の高校が複数存在していて(開成・灘・筑波大学駒場・女子御三家・神戸女学院・ラサールなどなど…)、彼らや彼女たちが難関大の席を確保していくのです。
この中学受験組は、小学4年生、遅くとも5年生から、大学受験に匹敵するくらいの受験勉強に挑戦しているのです。
【当塾の東海中学校2年生の和訳文をご覧ください】
え~とですね・・・成績紹介しちゃうと怒られちゃいますので、今回は彼が書いてくれた和訳文だけ・・・、ほんのちょびっとだけ紹介させていただきます(これくらいなら許して!)。
まずは英文はこちらです。
Figuring out to what extent the human-induced accumulation of greenhouse gases since pre-industrial times is responsible for the global warming trend is not easy.
当塾の塾生(中学2年生)の和訳
『産業革命以前からの、人間が誘発して蓄積させた温室効果ガスが、地球温暖化にどれほどの過失があるのかを理解することは簡単なことではない。』
もう一度念を押します。
これを書いたの、中2です。
もちろん、全部漢字で書いてくれました。
こんな中学生達が5年、6年という十分な時間をかけて、大学受験の対策をしてくるんです。
高校2年生の冬まで、あてになるかどうかも分からない『自分のペースで頑張った受験生』が、どうやって同じ土俵で戦うのでしょうか?
私が常々『難関大を目指すなら、高校1年生の4月から頑張らないと間に合わない』と言っているのはこういう理由からです。
もしも君が難関大を目指しているのあれば、君のライバルは西尾高校や西尾東高校の周りのお友達ではありません。
刈谷高校や岡崎高校、旭丘高校や一宮高校のお友達、そしていつかで会うことになる全国の難関私立高校に通っている受験生達です。

最初にしっかりと追い込んでおいて、『いや、こんなにやらなくてもよかったかもね』ならいいじゃないですか。
でも大学受験の事情も知らず、好き勝手サボりまくってしまって『全然間に合いませんでした』では目も当てられないんです。
そんなわけで世の中には、小学生の頃から大学受験を意識して勉強している受験生もいるということを知っておいて損はありません。
そしてYouTubeなどで『開成高校』『灘高校』などで調べてもらえれば分かりますが、彼らは決してがり勉というわけではありません。
みなさんと同じく、青春を謳歌する普通の快活な高校生ばかりです(※金髪の高校生もいたりしますよ)