学歴は大切なのか??

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雑談

たまにですが、『日本史や古文が何の役に立つの??』という疑問を投げかけられることがあります。

 

他人には漏らさなくても、そう思ったことがある中高生諸君もいるのではないでしょうか??

 

結論から言いますが、その考えはまったくもって間違っています。

 

 

山口が実体験したので間違いないです。

 

かくいう山口も、人生のどん底であった中学2年生の頃・・・、いや、本当に文字通りのどん底で学年ビリを2回とった悪夢の1年間でしたが、その時期は365日そのことばかり考えていました。

 

(こんなもん・・・社会に出ていつ使うんだよ!そもそも日本人なのに、なんで英語なんか勉強しなきゃいけないんだよ!)

 

でも厳しい話、それはすべて弱者の言い訳でしかありませんでした。

その証拠に、3年生になって死に物狂いで勉強して、学年10位内に入るようになってからは、そんなこと微塵も考えなくなりました。

 

誓って言いますが、もしみなさんが英語や数学が得意ならば、『英語や数学が社会に出ても役に立たない。』なんてことは言葉には出しませんし、考えることすらしないでしょう。

 

 

そしてなぜ、将来使うこともないであろう日本史や英語、難しい数学や物理・化学などを勉強しなければならないのか、決定的な理由がもう一つあります。

 

それは社会がそういう人材を求めているからです。

言わずもがな、成績を上げるという行為には大きな苦痛を伴います。

 

やりたくないこともやらなければならないでしょう。

やりたいことも犠牲にしなければならないでしょう。

 

しかし社会が求めている人物とは、そういう人材なのです。

 

目標のために一生懸命頑張ってきた人間と、目の前の困難から逃げ出して、遊んで中学校・高校生活を送ってきた人間がいたとすれば、当たり前の話ですが100人いたら100人前者を選ぶでしょう。

 

 

でもパッとドアを開けて、初めて出会った人間と数十分話しただけでは全てを知ることは難しいのです。

そのために学歴というものがあるのです。

学歴というのは、みなさんのそれまでの努力や足跡を手っ取り早く知ってもらうための、いわば名刺のようなものです。

 

 

少し前から、社会の風向きが『脱学歴偏重主義』に向くようになりはしましたが、それでも何を基準とするかは面接する側です。

面接を受ける側ではないんです。

 

 

そしてその学歴というものも、ぜひ苦労してつかみ取ってほしいと願います。

当塾は完全1対1のマンツーマン指導で、授業の準備にもその倍以上の時間と労力をかけて準備をし、塾生が最も効率よく理解し学習できるような環境を準備しています。

 

 

しかし、『単語を覚える』だとか、『数学の演習を重ねる』だとか、その他もろもろ暗記するような単元などは、みなさんが努力する他はありません。

 

英単語を一瞬で暗記する方法や、よく言われる『分からない単語を類推して・・・』などというエスパーのような技術は伝えられません。

(※例えばthat節を目的語に取る動詞は”言う””思う”などの意味になる、とか重複が起こった場合は直前の単語と同じ意味になる、とかその程度の予測はもちろんできます。しかしそれはごく当たり前の知識や技術であって、みなさんの読解を楽にする必勝法などではないことを強くお伝えしたいです。)

 

 

みなさんの今の学年はさておき、これまで着実に積み上げてきたものがないのであれば、それはもうなりふり構わず勉強してください。

それくらいの努力もできないのであれば、結果として第一志望に合格したとしても誇れるものではありませんし、いつか崩れてしまうでしょう。

バックボーンのない張りぼての学歴なんて、社会に出るまでは通用しても、しばらくもすればメッキが剥げ落ちてしまいます。

 

だから努力をしてほしいですし、その大切さを伝えられる塾でありたいと願っています。

 

『数か月で、できれば楽して第一志望に合格したい』というのであれば、はっきり言って当塾は向いていません。

 

 

部活はもちろん全力で頑張ってください。

やりたいことを頑張るのももちろん素晴らしいことです。

 

だけどそれをやりながら、自分の目標を達成するために、勉強も一生懸命頑張るあなたでいてほしいと願います。

 

でもですね・・・そういうのって何も就職だけの話ではないです。

 

やっぱり頑張ってきた連中ってのは、同じような仲間でコミュニティーを作るようになっていきます。

つまりは友人づきあいだったり恋愛だったり、それこそ結婚相手にしても、自分と同じような価値感の人間を求めるようになります。

 

高校生くらいまではそんなことないんですけどね。

 

でも大学に入って他の大学生と交流を持つようになったとき、就職活動などで自分が受け入れられる場所、受け入れられない場所を知ったとき、いい意味でも悪い意味でも、みなさんの活動範囲や人間関係は狭くなっていきます。

 

そんな時に、やっぱりいい環境で働きながら充実した人生を送って、その時に同じ価値観の友人や恋人がいるということはとても大切なことです。

 

学歴があっても悪いことをする人はいますが、総じて勉強を頑張った人というのは、残りの60年70年と続く人生を謳歌しています。

 

もしみなさんが中学生活、高校生活でお悩みなら、一度お気軽に相談に来てくださいね!

※当塾は一切勧誘はいたしませんので、本当にご相談だけでも結構です。

 

さあそんなわけで、今日も一日頑張りましょう!

 

 

 

 

 

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