センター試験まであと9か月ですよ!
こうして塾で指導をさせていただいていると、何にも代えがたいほどの喜びを感じさせてくれる瞬間に出会います。
例えば当ブログにちょいちょい登場してもらっている刈高生の男の子。
実は元々理系に進学することを決めていたのですが、英語の面白さに気づきなんと文系に変更、今は外語関連の学部を持っている大学を目指しています。
まだ高校2年生ではありますが、偏差値は70を超えており、正直第一志望の合格はほぼほぼ大丈夫だろうということで、英検準1級などの対策に入りつつあります。
まあ関係ないとは思うのですが・・・、関係ないとは思うのですが、山口の指導が砂塵ほどでも彼の進む道に影響を与えていたのであれば、こんなに嬉しいことはありません。
またもう一人、こちらは中学3年生の男の子なのですが、こちらは本当にたまたま偶然、志望大学が山口の母校になったという塾生がいます。ただ・・・。
(こんなこと言うのもなんですが)たぶんそこには余力を残して合格できるので、もっと上を目指していいよと伝えております。
そして去年の夏、偏差値40以下の状態で入塾してきて、最終的に受験した大学全てに合格した新大学1年生の女の子、彼女も英語の苦しさと楽しさを知り、最終的には国際関係の学部に進学していきました。
またこれは最後のおまけ。
最近は当ブログに登場しなくなりましたが、『宇宙飛行士になる!』と言って『刈谷高校⇒名古屋大学(航空工学科)⇒今年から晴れて希望通りの重化学工業系の最大手に入社』が決まった男の子・・・。
いや、もう男の子ではありませんね。
立派な青年です。
彼も最初のきっかけは、(前塾で授業中にこっそり)一緒に観たYouTubeの『最大の惑星』でした。
※当塾は教室内でのスマートフォンは一切禁止です!
見かけた瞬間に、親御さんに連絡、強制帰宅となっていますので悪しからず!
ちなみに余談ながら・・・その当時の最大の星は『おおいぬ座VY星』でなんと太陽の1,420倍!
ピンときませんか??
地球を1mほどの球だとすると、太陽はなんと東京ドームくらいの大きさ!
確か太陽の大きさは地球の約230倍・・・。
そのまたさらに1420倍なのですから、326,600倍!
ちなみにジャンボジェット飛行機で、この『おおいぬ座VY星』を一周しようとするならば、なんと『1100年』かかるのだそうです。
1100年!!!
もう分がんね。
全然分がんね・・・。
でもその時の楽しそうな彼の顔は今でも覚えていますし、こうして本当に夢に一歩一歩近づいている姿を見ると本当に嬉しく思います。
塾生たちが第一志望合格の報告をしてくれた瞬間は鳥肌が立つほど嬉しいのですが、こうして人生の目標を見つけてくれた瞬間に立ち会えるのは、武者震いがするほどの喜びと責任感を感じます。
もちろん塾なので、私たちの仕事は塾生たちの成績を上げ、第一志望に合格してもらうことが一番だと心得ています!
だけど、そのプラスアルファもお手伝いできたなら、それに勝る幸せはありません。
ただいい大学に入るための勉強も、もちろんそれはそれで悪くはないのですが、明確に将来の夢や目標を見出して、その過程に当塾があるのであれば、こんなに嬉しいことはないと思うのです。
そんなわけで、勉強のきっかけが何なのかは人それぞれです!
学年ビリで勉強が大嫌いだった山口の最初のきっかけは、『プレイステーション』でしたし、宇宙飛行士を目指した少年だってYouTubeなんです(塾講師的にはYouTubeは推奨できるものではありませんが、こればっかりは感謝感謝ですね)。
さて、ちらほらと塾生が自習に来たのでこの辺で・・・。
・・・って高校1年生と2年生しか来てないやないかーい!!
あ、今高校3年生の男の子が1人来ました。
いや、知ってますよ??
西高も東高も部活の最後の追い込みだってことは分かっていますが君たち・・・。
大会終わったら毎日来るんやぞ??
最後のセンター試験まであと『274日』。
ということは9か月しかないんやで??
ということは、私立文系で『受験教科は3教科だけ』なんて受験生でも、1教科あたり3か月しか残されていない。
国公立志望の受験生なら、1教科あたりに2か月も残されていないのです。
・・・そしてもっと厳しいことを言えば、センター対策なんてとっくに終わってて、難関私大対策や国立二次対策をやってるライバルだっているんです。
ちなみに先日のブログでも紹介しましたが、冒頭の刈高生は新高校2年生ですが、センターレベルなら8割取ります。
多分彼は年内に満点取れます。
断じて言っておきますが、彼が刈高生だからではありません。
ただシンプルに、毎日一生懸命勉強しているからです。
先日東大A判定を叩き出した塾生だってそう。
彼も・・・いや、彼の場合は勉強やりすぎなので、そろそろ休ませなければと思っていますが、まあとにかく結果を出している中高生というのは、ただ単に学習の質と量が伴っているからというシンプルな理由しかありません。
同じ高校生ですよ?
これまで生きてきた時間もまったく一緒。
彼らが5年10年長く生きているとか、そんなんじゃないですからね!
これまで過ごしてきた時間も同じなら、これから過ぎていく時間も同じ。
でももしもいまま、今までサボってしまった自覚があるのであれば、それを取り戻すために2倍3倍努力すればいいだけの話です。
さあ今日も一日頑張りましょう。
明日からじゃないですよ!