夢を見るにも学歴がいることもある

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雑談

実はブログの編集機能の調子がちょっとよろしくなく、しばらくの間は見づらい投稿が続いてしまいます。

少しの間ご容赦ください。

さてそんなわけで、今日のブログはもう完全に雑談になりますので、本当にお手隙の方にだけ見ていただけたらと思います。

私事ですが最近自宅で、今さらながら『下町ロケット』のDVDを観ながら勉強をしています。

これが本当に面白い!

ところどころにブラッ〇企業の描写があり、コンプライアンス的に問題があるのですが、まあそれはさておき、やりがいのある仕事につけることは本当に幸せなことなのだなと実感させられます。

内容的にはいつも通りの『勧善懲悪人間ドラマ』なのですが、個人的には池井戸シリーズの中で一番面白かったですね。

さて、そしていつ通り主人公をはじめ悪役からわき役に至るまで、魅力的な人物が多数登場するのですが・・・。

ふと思ったんですが、おそらく劇中に登場する人物、全員が高学歴の設定ですね。

具体的な大学名が出てくるのは主人公の佃航平と奥さん、娘さんの3名だけですが、彼らは全員『慶應義塾大学理工学部』という設定になっております。

その他ライバル会社の『帝国重工』や医者、弁護士など多数のキャラが登場しますが、多分全員が『旧帝大、もしくは早慶上智以上の大学を卒業』しているという設定になっています。

帝国重工という大企業はおそらく『〇菱重工』をモデルにしたのではないかと勝手に予測しているのですが、その〇菱重工の新卒(おそらく総合職)の最終学歴を調べてみました。

三菱重工業大学別新卒採用人数ランキング
※2017年3月卒業生版
1位 京都大 27人
2位 大阪大 23人
2位 東京大 23人
4位 慶應義塾大 17人
5位 東京工業大 15人
6位 神戸大 13人
7位 九州大 12人
8位 東北大 10人
8位 早稲田大 10人
10位 名古屋大 9人

う~んそうそうたるメンツですね・・・。

そういえば当ブログでも何度も登場した『宇宙飛行士の卵くん』も名古屋大学工学部航空工学科(名大理系学部の最高峰と言われています)卒業ですが、彼が内定をもらった某重化学工業系の企業も、最終面接に残っていたのは『東大、東工大だらけ』だったとのことです。

ちなみに年末に彼や当塾の講師一同で忘年会をやったのですが、もう仕事は楽しいしスーパーホワイト企業で残業なども一切ないそうです。

すごく充実している様子でした。

それはさておき、『やりがいのある仕事』を見つけて実際にやるにしても、残念ながら学歴というものは絶対についてきます。

『学歴フィルターなんてない!』という言葉を信じたいところではありますが、残念ながらそれは企業の裁量次第。

学生が決められる立場にはありません。

もちろん学歴がすべてではないでしょう。

例えばあの世界的大企業の『トヨタ自動車』の副社長は、高卒どころか中卒で、現場の叩き上げで執行役員まで上り詰めました。

でもそんな人物・・・37万人以上とされるトヨタの全社員の中で、おそらくただ1人だけです。

どう考えても『難関大に進んでキャリアアップ』する方が簡単です。

それに企業が欲しがるのは学歴などではないと思うんです。

本質的には、『早い段階から目標を見つけて、その目標のために何が必要かを見極めて、主体的に努力できる人物』を求めているだけなんだと思うんです。

学歴はそれを測る格好の指標なわけです。

三菱重工業大学別新卒採用人数ランキング
※2017年3月卒業生版
1位 京都大 27人
2位 大阪大 23人
2位 東京大 23人
4位 慶應義塾大 17人
5位 東京工業大 15人
6位 神戸大 13人
7位 九州大 12人
8位 東北大 10人
8位 早稲田大 10人
10位 名古屋大 9人

ここに挙げた大学は、どれを取っても最難関、惰性で勉強するような学生はまず合格できないでしょう。

下町ロケットの主人公、佃航平がよく口にするセリフで『仕事には夢が絶対に必要だ!』というものがありますが、夢を見るにも前提で努力が必要なんですね。

もちろん、何度も言いますが学歴がすべてではありません。

学歴なんて跳ね返すくらいの努力をしているならば、きっとそれを評価する人は現れます。

でもその努力って、難関大に合格するのが簡単に思えるくらい大変な努力だと思うんです。

受験勉強なんてちゃっちゃとクリアして、みなさんにとって最高だと思える人生を手に入れてほしいですね。

そんなわけで『下町ロケット』、まだ観ていないならぜひ観てほしいです。

・・・というわけで、今日のブログは本当に雑談でした(笑)

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