おまけ(山口が書いたわけじゃないですよ!)
山口の塾仲間が書いていたブログです。
き・・・厳しい・・・。
何度も言いますが、や・・・山口が書いたわけではありませんからね!(苦情は一切受け付けません)
それでは以下、心してご覧くださいませ(コピペしたものですので、多少見辛い点はご了承くださいませ)。
新しい単元を教えるときの指導方法にはいろいろなスタイルがありますよね。
集団授業だったり、個別だったり、映像だったり。
また、その中でも講師が分かり易さを追求してブラッシュアップした授業を展開していくものもあれば、生徒と対話しながらすすめていく形だってあります。
学校進度から極端に置いていかれている子であれば必然的に個別や映像を選択せざるをえない部分がありますが、まあ好みの部分も結構あるので、その子にあった形をチョイスすればいいと思います。
一を聞いて十を知るっていう子は簡潔な説明でどんどこ進んでいった方がいいだろうし、それではうまくイメージできない子はアニメーションなどが入った教材で懇切丁寧に説明されたものの方がよかったりしますからね。
理解させるという部分に関しては講師側もほんと人それぞれですし。
ただし、指導方法というのはあくまで最初の「理解」の部分を支えるものにすぎません。
大切なところではありますが、よほど学校進度から遅れているとかでない限り、ここではあまり差はつかないですね。
テストで差がつくのは「定着」の部分。
で、この定着の部分がいわゆる子どもたちが自分でやる「勉強」なわけですが、指導方法と違ってそれほどバリエーションがあるわけではないと思っています。
根本的なところでは「覚えること」と「考えること」、「できるようになるまで繰り返す」ってことしかないです。
これは本人にしかできません。
もう少し具体性を上げると、「必要事項の暗記と問題演習」、そして間違えたり分からなかったりしたところは覚えなおしたり、解説をみたあとにもう一度解き直すってことの繰り返し。
よく「子どもにあった勉強法を指導」なんて宣伝文句があったり、そういうものを求められる保護者の方もいらっしゃいますが、上記のことを省略して成績アップは望めません。
もちろん「効率の良い学習法」とそうでないものはありますよ。
例えば英単語を覚えるためにはただやみくもにその言葉を10回ずつ書くよりも、頭の中で綴りをイメージしながら10回音読して、何も見ずに1回チェックのために書くって方が時間的にも節約できます。
それをしたって一度覚えたからといってそれ以後のところで復習しなければ、忘れちゃいますからね。
正直、「子どもにあった勉強法を」と言われても、目標とするレベルにあわせて「解けなければいけない問題」と「解けなくてもいい問題」の違いこそあれ、成績を上げるために子どもたちがやらなければいけないことは大体決まっています。
子どもが求める「自分にあった勉強法」は「できるだけ頭も時間も使わずに楽して成績をアップさせる方法」でしょうが、そんなものはありません。
幻の青い鳥を探し求めているようなもので、それを探ってるうちに中高生の短い時はあっという間に過ぎ去っていきます。
効率の良い学習方法にしても成績を上げるにはそれなりの労力と時間はかかりますからね。
中学校くらいであれば、出される課題や対策プリント、小テストをしっかりやり込んでいけば、少なくとも通知表で4以上の成績はとれるはず。
それをやった上でさらに積み上げていくために、本人にあった勉強法を模索するのはアリですが、そういったことをやらずして、「勉強法を求められてもね」って感じになっちゃいます。
やるべきことをやれてない子って本当に多いですからね。
どのようなスタイルで教えられて理解ができたとしても、それを定着するために暗記や問題演習、そしてそれらの繰り返しが必要です。
ここに関しては「子どもの方が勉強法にあわせる」しかありません。
「自分にあった勉強法を」なんて虫のいいことを考える前に、腹をくくって「学校のワークを完璧にするまでやり込む」ってところくらいから始めていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
以上、山口ではない塾仲間の魂の叫びでした。
まあでも私もおおむね思っていることは同じです。
結局のところ、講師陣も全力で頑張りますが、肝心の君たちが本気で取り組まないことには、得られる結果なんてたかが知れているのです。
受験するのは他でもない、諸君なのですから・・・。