全ての生徒に100%合う指導法はあるのでしょうか??
結論から言います。
絶対にありません!
こんにちは!
いつも私の文章は冗長になってしまいますので、今日は結論から申し上げました!
もちろんですが、私たちは自分たちの講師と指導法が一番だと自信を持っています。
しかし全員に当てはまるとは考えておりません。
もし全員に100%の効果を発揮する学習法があったなら、世の中の塾は全てその形態になっているはずですし、それを私が知っていたら今頃本でも出版してしまっています。
私たちが今無料30日間お試しキャンペーンをやっているのはそのためです。
しっかりと比べてください。その上で、私たちの塾が一番だと思ってもらえたら、その時にお声がけください。
さて、あえてですが私たちのような完全1対1の形態の弱点をお伝えしようと思います。
実は私は以前、誰もが知っているような大手集団塾に勤めていたことがありました。
おそらく愛知の方だったら誰でも知っている塾です。
その塾の良いところは、とにかく集団意識から生まれる競争意識を生徒に醸成させるところにありました。
私自身体育会系でしたので、実はこの塾の雰囲気はすごく大好きでした。
この競争意識や特殊な熱気は、個別指導塾や少人数の塾ではなかなか生み出せないものであります。正直それは今でも実感します。
ですが、途中で気付きました。全てのお子さまに合うわけではないということに。
最前列に座っている生徒たちには非常に大きな効果を発揮していましたが、ついていけていない多くの子どもたちは置いてけぼりになっていました。
だから悪いというつもりはまったくありません。
これが好きな生徒、そして実際に結果を出している生徒はそのやり方で頑張るべきです。
要はこれを読んでいる生徒諸君、そして保護者様のお子さまに合っているのかどうかはきちんと考えなければならないということです。
色んな塾が、『1対○が最も最適です!』『地域ナンバー1の・・・』などと謳っていますが、冒頭申し上げました通り、全ての生徒に合う指導法は存在しません。
さて、そういった事情を踏まえて、その他の形態の塾の指導法について、私の経験を踏まえてご説明いたします。
ただ、当たり前の話ですが、私の経験則が全てというわけではありません。
この先の文章を読んで、例えば今通っている塾に疑問を感じたとしても、しっかりと直接塾長先生や教室長とお話しされることをお勧めします。
その点をご理解いただいた上でこの先を読んでいただけましたら幸いです。
以下は私が関西に住んでいたころの『1対3』形態での個別指導塾の話です。
私が在籍していた塾では『1コマ90分』でした。
この90分という時間は3人で共有するため、1人当たりの実際の指導の時間は『30分』でした。残りの60分はこの写真の通り、確認と試行に充てられておりました。
分かりやすくいうと、『30分の指導で100%の理解をし、』『残りの60分でアウトプットにつなげ定着につなげる』というものでした。
『え!実際の指導の時間は30分なの!?』と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そこはあまり問題ではありません。
実際のところ、30分で自分の弱点を克服し、自主的に60分の自習に取り組み100%定着させるお子さんはいました。
だからこの仕組みそのものが悪いわけではありません。
それになんといっても、お月謝が安いというメリットがあります。
1人の先生の時間を3人の生徒さんで割るので当然のことですね。
では課題があるとすればどういったところでしょうか?
すべての『1対3』がそうだとは思いませんが、私が指導をしていた塾ではこの3人の生徒の学年が全て違いました。
さらに言えば、指導する教科もバラバラでした。つまりこういったことが起こっていたのです。
Aくん (中学校2年生 数学がニガテ。すこし内気な性格)
Bくん (中学校3年生 英語と数学がニガテ。受験が迫っているので焦っている)
Cさん (高校3年生 英語がニガテだがかなり基礎からやり直す必要があり、性格的に質問ができない)
この学年も得意不得意も、もっといえば性格も違う3人を90分という時間で同時に指導しなければなりませんでした。
この時点で何が起こるのかというと、『生徒からの質問中心にならざるを得ない』ということです。
これは講師側にとって、集団授業以上に負担が大きいのです。
私は初めて会う生徒に毎回『どこがニガテなのかな??』とヒアリングすることからスタートしていました。
しかし考えてみてください。ほとんどの生徒はその教科がニガテだからこそ塾に通っているのです。
数学がニガテな生徒に『何がニガテなのかな??』と問いかけて明確な答えが返ってくるでしょうか??
この質問は実に不毛で、毎回しばらく沈黙が続いた後に、『じゃあ今は2学期だから学校では二次関数の利用をやってるよね??分からなかったら質問してきてね。』となるのです。
しかしその子が本当に分からないのは『二次関数』なのでしょうか?
もしかしたら一次関数も理解できていないかもしれない・・・。それ以前に、文章題の理解に必要な1年生の『方程式の利用』も理解できていないかもしれない・・・。
ただ、講師が30分の指導でそれを理解して、指導に反映させることは難しいのです。
そのため、この形態で必須となるのは、生徒が『自分の弱点を理解していて、かつ積極的に質問ができる生徒であること。』となります。
さて、いかがでしたでしょうか?
それぞれの塾にいいところ、弱いところがあることが分かっていただけたかと思います。
しかし大切なのは、『どれが一番自分に合っているのか??』ということです。
いくらお月謝が安かったとしても、1年2年と通って何の成果も得られなければ、それは意味がなかったということになります。
そうなるとその金額はバカにならないどころか、貴重な時間を費やしたという点でお子さまにかかる負担は非常に大きなものとなります。
塾選びはお子さまの進路を決定する非常に大切なものです。
これから塾を選ばれるのであれば、お子さまの負担にならない範囲で色んな塾を見て回るべきですし、気になることは全て質問をするべきです。
【授業外の時間に質問はできるのだろうか?】
【塾の日以外でも自習室は利用できるのだろうか?】
【別途教材費がかからないのかどうか?】
【お月謝はどれくらいなのか?また受験期に極端に上がったりしないのだろうか?】
すべて聞くべきです。
そしてそれに全て応えるのが塾側の誠意です。
いよいよ新学年に入っていきます。
みなさんにとってのベストな学習環境が見つかることを、心から願っています。
担任制指導のFIX ~春のキャンペーン~
1.受験生応援 1か月分の指導無料付与
2.新中学校高校1~2年生 30日間無料お試し
※このキャンペーンは3月いっぱいを予定しております。
メールでのお問合せも受け付けておりますので、お気軽にお問合せください。
最後に・・・今年度の合格実績を更新いたしました。それに合わせて当塾のホームページも更新したのですが実はこのホームページ・・・当塾の代表である都築先生が作った ものです。何か数日間、パソコンにかじりついて一生懸命作成していました。
ぜひぜひ隅から隅までご覧くださいませ。