5月31日、月曜日はお休みです!高校3年生のみなさんはテスト直しをしっかりとやっておいてください。

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教室長ブログ

というわけで、今日は一日かけて教室の大掃除と、自分自身の勉強をやっておりました。

もちろん下駄箱も超きれい!

コロナのこともありますが、当塾は女の子の数がものすごく多いので、スリッパも念入りにアルコール除菌消毒しております。

そうそう、ちょっと日付を触るのを忘れていましたが、みなさん大学入学共通テスト、公立高校入試まで、あとどのくらいの日数が残されているか知っていますか??

なんと大学入学共通テスト本番まで、残りあと8か月を切ってしまっています。

公立高校入試はもう少し余裕がありますが、それでも残りあと9か月ちょっと。

そんなに楽観視できるような余裕はありません。

【テスト直しを本気でやるかどうかで大学受験の合否は決まる】

さて、これは塾生か非塾生かを問わず、すべての高校3年生に言えることですが、模試の直しをしっかりとやるかどうかで大学入試は決まると言っても過言ではありません。

模試はありがたいことに、現時点でみなさんができること、できないことを教えてくれる、まさに唯一無二の試金石なのです。

できることはさておき、みなさんがそれぞれに『できないこと』を教えてくれているのに、それを模試の結果に一喜一憂して放置することは、みなさんができないことを放置しているのと同じことです。

偏差値が上がるわけがありません。

できないことを放置しているのですから。

ですから、非塾生でも構わないです。

もしこれを読まれている高校3年生の保護者様がいらっしゃいましたら、お子様にきちんと模試の直しをやっているかどうか、必ず確認をしてほしいです。

やり方を参考までにご紹介しておきます。

今回は西高生が先日受けた記述模試の、英語を例にご紹介いたします。

間違えた問題はもちろんですが、選択肢の中で正しく理解していない単語があれば、こちらの塾生のように、100%になるまで調べてください。

そして、解説を読んでも分からなければ、周りの英語が得意なお友達、もしくは英語の先生に質問してください。

もちろん、当塾の塾生は、山口に質問してください。

絶対に100になるまで解説しますので。

少し前のブログでも『英単語は70%80%ではダメで、100%で理解しなければならない』とお伝えしましたが、その好例が一番下の問題です。

こちらの塾生は”blame A for B”という語法の知識から、”for”を選んでいますが、同じようなミスをしてしまった受験生は多かったのではないでしょうか?

こちらはよくある『句動詞のひっかけ問題』で、動詞”blame”の直後に『理由』が来た場合、”blame 理由 on 人”となるので、正解は”on”ですね。

“You should apologize to your mother right away for what you did.”(君がやったことを、お母さんにすぐに謝った方がいいよ。)

この”apologize”(謝る)も同様で、”for 理由”という形を取ります。

厳しい話、まったく何も知らない受験生であれば、指運で適当に”on”という正解を選んでしまう可能性がありますが、70%80%で理解をしている受験生ほど、”for”を選んでしまうので、正解の可能性がゼロになってしまいます。

『だから英単語は、高校1、2年生の間に100%にするのが望ましい』のです。

ただ、こちらの塾生は積極的に質問に来てくれますので、間に合います。

質問で疑問を解消するということは、究極の時短ですので、質問に来ない受験生よりも5倍10倍のスピードで問題を処理していくことができます。

ですのでもう一度念を押します。

こちらの塾生は間に合います。

さらにもう少しテスト直しの例をご紹介いたします。

おそろしい・・・。

真ん中あたりに山口が書いた”Watching TV makes me intrested.”に見覚えははないでしょうか??

実はこれ、たまたま少し前に書いたブログで、中学生の英作文添削で登場した文章です。

これまでにも何度も同じことを書いていきましたのでここでは割愛しますが、『英語と日本語でギャップが大きいベスト3』に入るのが、この『させる系動詞』です。

中学校の頃にこれを100%にしておかなければ、高校に入っても英語で苦しむことになりますし、事実こうして高校3年生の記述模試で出題されるのです。

高校3年生のみなさん、テスト直しの大切さがご理解いただけたでしょうか?(そもそもテスト直しは中高生すべてにとって大切ですが…)

そしてついでに言わせていただくならば、『中学英語を正しく学ぶことの重要性』もご理解いただけたのではないかと思います。

とにかくこれらを放置して、漫然と学校や塾の授業を受けても何の意味もありません。

厳しいことを言えば、『自分が間違えた問題を放置できる』というのは、もう学習の姿勢から正す必要があります。

当塾の塾生を見ていても、(どうして質問に来ないんだろう??)と疑問に思う受験生が何名かいます。

質問すれば2,3分で解消する問題を、2ヵ月も3か月も・・・あるいは受験が終わるまで放置するわけですから、これでは偏差値が上がるわけがありません。

中学生や高校1,2年生が『質問に行けない』『何を質問したらいいのかが分からない』、これは理解できます。

しかしいよいよ受験まであと8か月を切った時期に差し掛かっても、『質問できない』『何を質問したらいいのかわからない』では困ります。

いくら当塾が『完全1対1のマンツーマン指導』だからといって、そこまで学習に主体性がなければ成績向上の責任は持てません。

厳しいようですが高校3年生のみなさん、この受験は他でもない”君の受験”なのです。

学校の先生やご友人、お父さんやお母さん、ましてや山口の受験ではありません。

君自身が何とか切り拓くしかないのです。

教室に来て勉強することは、もちろん最低限の条件ですが、漫然と受け身の勉強を続けても、期待できる効果はそれほど大きくありません。

スポーツや楽器などと同じですが、『自分に大きな負荷がかかって、はじめて成長につながっていく』のです。

だらだら何の負荷もかかっていないジョギングを延々と繰り返しても、長距離走のタイムを伸ばすことはできません。

やらないよりはましかな?くらいの効果しか得られないでしょう。

そりゃあもちろん『楽しく学ぶこと』は大切です。

しかしその楽しさとは、『漫画や動画が楽しい!』という質の楽しさではなく、『目の前の困難を克服した達成感』という楽しさでなければなりません。

楽な勉強法で、楽に成績を上げたいのであれば、当塾には向いていませいん。

【ついでにもう一つ、いただいた質問をご紹介いたします】

・・・というわけで、相変わらずヒートアップしてしまったのですが、ここらで小休止を。

先日、”Would you mind 動名詞(もしくは名詞)?”に対する答え方が分からないというご質問を受けたので、今から3分で解決いたします!(もし読むのが面倒でしたら、下の方にスヌーピーの漫画を用意しております)

まず、”Would you mind ~?”を『~してもよいですか?』で覚えてしまっている中高生が多いようですが、それがそもそもの誤解の元です。

いいですか?

今から本当に3分で解決します!

まず、”Would you mind ~?”は、『~したらあなたは気にしますか?』が正しい意味です。

例えばみなさん、タバコは好きでしょうか??

ちなみに山口は9年前まで大好きでした!

今は完全禁煙に成功しましたが、正直人生で一番つらかった・・・。

て違う、そんな話じゃない!

みなさんタバコはお嫌いですよね??

そんなタバコ嫌いなみなさんが、山口から『ここでタバコ吸ったら気にするかな??』つまり単刀直入に、『ここでタバコ吸ったらいやかな??』と聞かれたらどう答えます??

“Would you mind me (my) somoking here?”(ここでタバコを吸ったらあなたは気になりますか??)

多分『はい、気にします!(つまり嫌です!)だから吸わないでください!』というはずなんです。

つまりこれを英語にすると・・・

“Yes , I do!” はい、気にします!(だから吸わないでください)

たださすがに”Yes,I do!”で返されると、豆腐メンタルな山口は傷ついてしまうので、

“I’m sorry…. I was wondereing If you could reflain from smoking here?”(申し訳ないんですけど…、ここでは控えてもらっていいですか??)くらいやんわり言ってもらうと傷つきませんね!

というわけで、逆に『吸ってもいいですよ~』の場合は

“No , not at all !” (全然気にしませんよ!)だから吸ってください!

となります。

ですので、

①”Would you mind ~?”は 『~したら気になりますか??』

②返事は してもOKなら⇒”NO , not at all!” 『いいえ、気にしませんよ!』

逆にしてほしくなければ・・・⇒”Yes , I do.” 『はい、気にします・・・。』(その代わり柔らかい断り方を考えること)

(”PENUTS” チャールズ M.シュルツより抜粋)

ルーシーが2コマ目で、『寝る前に…ちょっとした批判めいたこと言ったら気にする??』とライナスに聞いていて、それに対して即答で”Yes!”『はい!気にするよ!(だから何も言うな!)』と答えています。

そう…、日本語訳では『いやだよ!』なのに、英語では”Yes!”と答えているのです。

この”Would you mind~”を『~してもいいですか?』と覚えてしまうと、”Yes!”『はい、いいですよ!』と返してしまいたくなるので、しっかりと『~してもいいですか?』⇒『~したらあなたは気にしますか?』に修正してください。

以上です!

なんですと?

これでも分かりにくい??

だったら質問質問!

文章で理解することは本当に大変なのです・・・。

ですから塾生はガンガン質問に来てくださいね!

【多数のお問合せをいただいておりますが、本当に申し訳ございません、高校3年生の新規入塾はお断りさせていただいております。】

ありがたいことに、この時期多数のお問合せを頂戴しております。

ただ、本当に心苦しいのですが、高校3年生だけはお断りさせていただいておりますので、ご了承くださいませ。

それでも大学受験に向けての学習指導、簡単な体験授業だけは相変わらず無料で実施させていただいておりますので、高校3年生でもご遠慮なくお問合せください。

うちであったり、西高近くの海援塾さんなどは厳しい人数制限がありますが、ほとんどの学習塾はいつでも大歓迎状態だと思いますので、いくつか体験授業を受けてみて、一番合格の可能性を高めてくれる学習塾を選んでいただけたらと存じます。

ただ本当に余計なお世話なのですが・・・、おそらく提案されるお月謝学費はかなりのものになるはずです。

しかしながら、残りの『7か月ほど』という時間を考えると、これは致し方ないことなのです。

何せ、3年分を7か月で何とかしようとするわけですから、授業や講習などが増えてしまうのは自然なことですし、むしろここに来て最小の提案しかしない学習塾は不誠実です。

ただもちろん、大学進学後の教育費なども含めて、予算のことを考えるのは当然のことです。

そういった予算面のことも含め、折り合いがついて、最もお子さんに合った学習塾が見つかることを願います。

とにもかくにも、入塾を締めきった高校3年生でも、当然当塾の学習相談は無料です。

聞くだけ聞いても損をすることはありませんので、ぜひぜひお気軽にお問合せください(※ただし体験授業は英語のみ、曜日は土曜日のみとさせていただきますので、予めご了承くださいませ)。

それでは明日も一日お休みをいただきますが、塾生のみなさんはしっかりと復習しておいてくださいね!

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