ギターで覚える高校英単語(※今度こそ本当に雑談です!)
というわけで、今度こそ本当に雑談です!
今の山口から想像つかないかもしれませんが、一応こう見えてミュージシャン。
かつてはあのTOYOTAスタジアムでライブしたこともありますし(※実話)、今でも自分が参加したレコーディングの音源が、普通にタワレコに並んでたりします。
そんななんちゃってギタリスト山口の機材を使って、高校の英単語を説明させていただきます!
まずは足元の機材から。
こんな感じです。
この足元のエフェクトボードに組み込まれているエフェクタ―を引用していきます。
あ、ちなみにエフェクターも”effect”『効果』から来ていますね。
エレキギターってそのままだと素のぺしゃぺしゃな音しかでないので、アンプをつかって音を増幅させて、エフェクターを使って音を変化させる必要があります。
まず、左上の黒いやつ、『パワーサプライ』から。
【supply A with B】
よく見ると、あれやこれやと12個のエフェクターを一つのボードにまとめているわけですが、このエフェクターそれぞれに『電力』が必要になります。
もちろん電池でも動くのですが、これもうネジで埋め込んでいるので、いちいち電池切れで電池交換なんてできないんですね。
そんなわけで、全てのエフェクターに『電力を供給する』ためにこの『パワーサプライ』があります。
ちなみに”supply A with B”『AにBを供給する』で、”supply B to A”と言った具合に、目的語が入れ替わると前置詞も変わります。
前置詞を伴うというだけで、第4文型の”give”と同じですね。
ちなみに意味も用法も似ている”provide A with B”との違いですが、
“provide”・・・前もって準備をしていく
“supply”・・・補充する
みたいな違いがあります。
今回の『電力を供給する』からも分かりやすいかと思いますが、インフラ系(水や電力、エネルギーなど)には”supply”のイメージですね。
では次。
【distort】
自分が一番好きなエフェクターですね!
このボードですと赤い箱になります。
なお、”distort”は動詞ですので、この赤い箱は”distortion”という名詞になります。
動詞の”distort”は『~を歪ませる、歪める』という他動詞。
×『歪む』ではありませんのでご注意を。
ギターというと、煌びやかで美しい音色を想像する方も多いかもしれません。
髭ダンの”pretender”のイントロのあれです。
ただ、山口のようなヘビーラウド系のギタリストだと、ギャンギャンに歪みまくったやかましい音が大好物ですので、そういった音像を作る場合にはこの”distortion”が必要になります。
ただ、自分は基本的に”歪みはアンプで作る派”なのですが。
なお実際の入試ですと、
“And in any case, philosophers thought that any optical instrument would by its nature distort reality.”
『さらに、いずれにせよ、哲学者たちはどのような光学機器も、その性質上現実を”歪めてしまう”と考えていた。』
他動詞ですね~。
それでは次。
【delay】
ボードの左下の銀色のやつですね。
ちなみに”delay”の意味は『~を遅らせる』という他動詞!
×『遅れる』ではありませんのでご注意を!
なんだか似ている”late”、こちらは紛れもなく形容詞・副詞です。
×”I late for school.
×”I delayed scool.”(※ちなみにこれは文法的には×ではないですが、意味が『学校を遅らせる。』になってしまいます。本当にその意味で使うなら〇ですね)。
〇”I was late for school.
×”The train delayed .
〇”That accident delayed the train.”
『事故が電車を遅らせた。⇒事故のせいで電車が遅れた。』
ちなみにこのエフェクター、実音を弾くとその音が遅れて出てくるため、「タタタタ…」と8分音符で弾いた音が、「タッタタタタタタ」みたいな感じで16分で音が遅れて重なって出てきます。
それだけでなく、このエフェクターは本当にとんでもない効果をもたらしてくれるのですが、今回はその説明は割愛させていただきます。
(全ギタリストにお勧めしたいエフェクターですね!)
【番外編”pick up”】
ギター本体についているこんなやつです。
先ほども申し上げました通り、エレキギターの音はそのまま弾いてしまうと『ぺしゃぺしゃ』な音のままですので、音を拾い上げて、電気信号に変える必要があります。
それがこの”pick up”で、大学受験では必須の英単語ですね。
多義語ですのでできれば全部覚えてほしい!
『拾う、迎えに行く、獲得する、修得する、受け取る、片づける、買う、景気が良くなる、逮捕する、ナンパする』などなど...。
全部覚えるのが難しければ、長文演習などで出てくるたびに、都度都度覚えてくださいね!
そんなわけで、本当に雑談でした!
なお山口の演奏はYouTubeで、『ヒステリックパニック i scream』、『ヒステリックパニック TeaR』などで検索すると聴くことができますが...、先ほど申し上げました通り、めちゃくちゃやかましいので、そういうのがニガテな人にはまったくお勧めできません(笑)
そんなわけで、今回は本当にただの雑談でした!