卒塾生が顔を出してくれました
こんにちは!
本日も西尾市はとてつもない暑さですね・・・。
先ほど出勤前に西尾市内を8kmほどジョギングしてきましたが、正直気が遠くなってしまいました・・・。
夏休みもあとわずかとなりましたが、まだまだ暑い日が続いていきますので、みなさん暑さ対策はしっかりとしましょうね!
そんなわけで、昨日ですが卒塾生が教室に来てくれたので、ちょっとだけそのお話をさせていただきます。
当塾のホームページでも、でかでかと『早稲田合格!』と掲載させていただいているKくんが挨拶に来てくれたのでした。
背が高くてイケメンなので、早稲田のキャンパスライフでチャラ男になっていないか心配でしたが、以前と変わらない爽やかイケメンでほっと一安心でした。
何でもきちんと授業も受けて、資格を取るために一生懸命勉強しているとのこと。
う~ん、素晴らしい!
本当に余計なお世話ながら、大学に合格していく生徒全員に、『授業は全部出席して、単位も全部漏らさず取ってね』と伝えていますが、しっかりと頑張っている様子が伝わってきました。
話がちょっと脱線しますが、大学合格は最終目標ではないです。
もちろん人生の中ではとても大きなイベントではありますが、せっかく第一志望に合格しても『留年しました』『中退しました』では本末転倒ですよね。
大学はとっても楽しいところ。
だけど遊びと一緒にきちんと勉強も両立させてくださいね!
いや・・・本当に楽しすぎてね・・・もうこれは行ってみないと分からないんですが、とにかく楽しいんです・・・。
だけど授業に出なくても、それどころか授業履修してなくても教務課は何も言ってこないし・・・。
留年しても『あ、授業料は払ってくださいね』くらいのスタンスなんで、留年や中退する学生なんてゴロゴロいたりします。
みなさんはそうならないようにね!
で、話を戻しますがKくん、ちょっと教室を外から覗き込んで『結構生徒さん増えましたね。』と一言。
そうなんです。
Kくんを指導させていただいていたころ、教室には2~3人の生徒さんしかいなかったのです。
『いや~Kくんのおかげだよ。本当にありがとう!』と伝えたところ、『いやいや本当にそんなことはないので!』と返ってきました。相変わらず謙虚だな~・・・。
話しているうちに色んな事を思い出してしまいました。
そんな教室がガラガラの状況でも、当塾の都築先生とT先生の指導を信じてついてきてくれて、静まり返った教室で一生懸命勉強していた姿を思い出して、グッとくるものがありました。
『高校の授業では早慶対策は取れないので、うちの授業をベースにしてください。』という無茶な注文にもご理解いただいて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
※何度も申し上げますが、公立の進学校はセンター試験や二次対策に重きを置いているため、早稲田や慶應などの難問には対応していないのです。決して授業の内容やカリキュラムが悪いというわけではありませんので、その点ご理解くださいませ。
都築先生とT先生もフル回転で四六時中早稲田・慶應の過去問を研究していて、それも本当に頭の下がる思いです。
とは言っても、やはり合格を勝ち取ったのはKくん本人が一生懸命頑張ってくれたからですね。
そして今でも覚えていますが、高校卒業の日に早稲田合格の報を、お電話でお父様からいただきました。
3月の終わりごろ、Kくんは東京へ旅立つ前に、『僕の合格実績が役に立つのであれば、全部塾のために使ってください。』と言ってくれたのもとてもありがたかったですね。
元々当塾の講師陣は、旧帝大や早慶上智、医学部医学科といった最難関校の合格実績を持ってはいましたが、それは飽くまでも先生方個人の話。
スタートしたばかりの当塾で、本当の意味での合格実績はKくんたち初年度の塾生たちが作ってくれたものでした。
みんな本当によく頑張ってくれました。
そんなわけでKくんと話していて色んなことを思い出し、改めて初心に帰ることができました。
生徒諸君、次はみなさんの番です。
当塾塾生に限らず、全ての受験生に伝えたいことですが、最後の最後まで頑張ってくださいね。
月並みな表現ですが、最後はやはり頑張った者が最高の結果をつかむのです。
Kくんの受験にしてもそうです。
ずーっとA判定しか出ていなくて、『100%受かる!』と思っていた滑り止めの大学に落ちたことから彼の受験はスタートしました(改めてこの世に100%などというものはないのだと再認識しました)。
それでも最後の最後に最高の結果をつかめたのは、Kくんがコツコツと地道な努力を最後まで続けたから、そして最後まで諦めなかったからです。
『たったの1、2点』が合否を決めることだってあるのです。
入試当日にちらっと見た問題が、本当に出題されていることだってあります。
今みなさんが頑張っている受験勉強、本当に大変で途方もなく感じることでしょう。
だけど今この瞬間を頑張れない者が、頑張っている人間に勝てるわけがありません。
英語の難しい構文が分からない、旧帝大クラスの数学の二次の問題に手も足も出ない。
別にいいじゃないですか。
東大生だって、センター試験と二次試験、全て満点で合格するわけではありません。
どうしてもできない問題にぶつかったら英単語の1つも覚えればいいですし、地歴の一問一答を少しでもやるでもいいじゃないですか。
古文の単語や助動詞の活用を1つ覚えるだけでもいいと思いますし、チャートやフォーカスUPの解法を丸写しするのでも、やらないよりは100倍マシです。
当たり前の話ですが、やらなければゼロ、ゼロのまま何も変わりません。
英単語1個覚えたくらいじゃ大して変わらないかもしれませんが、それを積み上げていけば0.001%、0.002%、0.003%と合格への可能性は上がっていくのです。
学校の授業や補習がさっぱり分からない。
だけど誰にでもできることっていくらでもあります。
かの有名なホリエモン(東大合格、中退)はこういっています。
『文法なんて○○くらえ。受験英語なんてターゲット1900だけやっとけばどうとでもなるんだ。』と。
あ・・・でもやるんなら例文や派生語も暗記するくらいの気合でやってくださいね!
単語だけではセンターの大問2や大問3には対応できませんので。
でもね、『英語がニガテです』という生徒に2、3問簡単な英単語を聞いてみると、答えられなかったりします。
数学にしたって、高校3年生に難関私立中学の基礎計算問題などを解かせてみると、結構間違えたりします。
厳しいことを言えば、やれること、やるべきことをやってもいないのに『ニガテです』というのは甘いです。
まだ幼い中学生は別としても、これから大学受験をしょうという高校3年生が、『英単語やってません、でも英語がニガテなんです。』というのは『そりゃそうでしょう。』としか言いようがありません。
あれ・・・なんか話が反れてしまった・・・。
とにかく!
今のあなたにやれることは、本当にゴロゴロ転がっていますよ!
最後の最後まで諦めないでくださいね!
そして一番行きたい高校や大学に行こうじゃありませんか!
いつも以上に冗長な文章になってしまいましたが、本日も最後までお読みいただきまして本当にありがとうございました。
あとKくん、元気そうで何よりでした。
早稲田のキャンパスライフ、残りの時間も存分に楽しんでくださいね!