『今からでも間に合いますか??』
こんにちは!
暑い日が毎日続いておりますが、気付いたらあっという間に夏休みが終わりですね。
毎年のことですが、夏休み前に全生徒にこう伝えます。
『この夏休みにどれだけ頑張れるかに全てがかかっている。』と。
なんだ、当たり前じゃんて感じですよね。
この夏休み期間中、本気で毎日10時間・・・、いや5時間でも構いません、しっかりと学習できた生徒諸君には、必ず成果が出ることをお約束します。
ただ、それなりの取り組みしかしなかった諸君には・・・厳しい話ですがそれなりの成果しか出ないと思っていてください。
やっぱりこの夏を本気で頑張った生徒とは、どうしても差がついてしまうのです。
だけどもちろんそれを挽回できないわけではありません。
この時期や秋冬にかけて、必ずこの質問が出るのです。
『今からでも間に合うでしょうか?』
山口は大抵の場合『大丈夫です。』とお応えします。
偏差値が50くらいしかなくて、東大や早慶上智、旧帝大に合格しますか?と聞かれたら『それは無理だと思います。』と返さざるを得ませんが、よほどのことがない限りは大丈夫なはずです。
1日10時間以上、本気で勉強するならばの話です。
ここで少し話が脱線します。
少々お付き合いください。
先日甲子園球場に行ってきました(また野球かい!というツッコミはなしで・・・)。
山口は日曜にお休みをいただいておりますので、日曜日の試合を観戦したのでした。
甲子園を目指している高校球児たちは、当然自分のやりたいことを頑張っているわけです。
ただしだからと言って、もちろん楽なわけではありません。
全国のライバル達が死に物狂いで練習してくるわけですから、その中で勝ち上がろうと思うのであれば、当然並々ならぬ努力をしなければなりません。
例えば今年準優勝した広陵高校ですが、野球部員は全寮制、部屋にテレビはなし、携帯電話もなし、そんな中で野球漬けの3年間を送るわけです。
もちろんこれが100%正しいとは思いません。
少し前に紹介した清峰高校なんかは田舎の公立高校で、地元の中学生だけで決められた時間に練習をして優勝しているわけですから。
でもそれはそれ、これはこれですよね。
ぼくは遊ぼうがスマートフォンを持ってようが、何しようがやることさえやればそれでいいと思っています。
ただしそれが言えるのは高校2年生くらいまで。
受験まで半年を切っている生徒諸君には、脇目もふらずに死に物狂いで毎日10時間以上勉強しなさいと言いたいです。
今現在、A判定やB判定が出ている全国のライバルが、これからはそれくらい勉強してくるのです。
だとするならば、もし君がC判定、D判定しか出ていないのであれば、彼ら以上に勉強しないと追いつくわけがありませんよね??
夏休みの学習量が足りていないのであれば、なおのことです。
山口は普段お父様お母様に、『年頃のお子さんですから、スマートフォンは持たせてあげてもいいと思います。』とお話しております。
ただしそれはやることをやっているならば、また達成できそうな目標であるならばの話です。
もし君の目標がこれらからの5か月間(センター試験まであと約5か月)や、7か月(愛知県公立高校入試まで7か月弱)で達成できそうにもないのならば、携帯電話くらい自分から解約してください。
周りが心配するくらい勉強してみてください。
それくらい勉強するならば、『大丈夫です。』と自信を持って言えます。
いや~、毎度お伝えしていますが、本当は山口もこう言いたいんです。
『うちは英検1級の英語の講師や、名大工学部の院生講師、国立大学の文学部を卒業した社会人講師がマンツーマンで指導します。だから○○くんは授業を受けるだけで成績が上がるよ!』と。
でもどんなに分かりやすい授業でも、試験を受けるのは君。
君自身が100%理解して自分のものにしなければなりません。
英単語やイディオムは、授業で覚えるわけではありません。
そんなのは食事の時間や学校の休憩時間にでもやっちゃってください。
歴史や地理、公民も覚えることそのものは君がやらなければどうにもなりません。
どんなに分かりやすい授業で、どんなに分かりやすいプリントを学校の先生がまとめてくれたとしても、それを持ってるだけでは何にもなりませんよね??
さあ覚悟はできましたか!
分かりやすい授業などというものは当たり前です。
問題は君がやる気を持って、これから残されたわずかな時間をどれだけ真剣に、効率よく取り組めるかです。
やらなければ志望校のランクが下がる、ただそれだけのことです。
これも当たり前の話ですが、あなたの第一志望はあなたが行きたいんですよね??
お父さんお母さん、学校の先生や友達が行きたいわけではないはずです。
であるならば、自分の意志で頑張れるはずです。
2学期なんてあなたが思っているよりもあっという間に終わってしまいます。
事実、夏休みがあっという間だったと思いませんか??
残りの数か月間、悔いのないように全力で頑張りましょう!