新年あけましておめでとうございます

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雑談

新年あけましておめでとうございます!

 

・・・とは言いましても年末年始も教室の大掃除してましたし、土曜には開校していましたのであまり年が明けた感じはしていないのですが・・・。

 

 

というわけで、毎年恒例の必勝祈願の初もうでに行ってきました。

例年ですと遥々九州の太宰府まで足を延ばすのですが、今年は高校3年生が多いのでそこまでの暇はなくて、地元の伊勢神宮でお参りしてきました。

 

 

山口個人は有神論者なのですが、こと受験に関しては神も仏もないと思っています。

 

やったかやらなかったか?それだけしかないと信じています。

 

仮に運よくマークシートが勘で連続正解したとしても、それは努力したものにしか訪れないと考えていますし、『偏差値40台から半年で早慶合格!』なんてものは基本ないものと思っています。

 

あったとしてもそれは紙のような薄っぺらい確率で、受験生諸君の人生を賭けるにはあまりにも心もとないものです。

 

じゃあ何で毎年初詣に行って必勝祈願をしてくるのかというと、そんな些細なことでも受験生のみなさんの励みになってくれればと願っているからです。

 

今年も全力で祈願してきました。

 

山口が必勝祈願したところで、みなさまの学力が上がることは決してありませんが、精神論でも何でも構わないので、幾ばくかでも貢献出来たらと願っています。

 

 

【大抵の夢は叶います。】

さて、何名かの塾生はご存知かと思いますが、山口は実はバンドをやっていました。

しかも全然信じてもらえませんが、担当パートはギターで、今でも趣味程度には嗜んでいます。

 

もう10年ほど前になるでしょうか、一緒に活動していたメンバーがメジャーデビューしまして、今でもライブに招待してもらっています。

 

こちらはライブ終了後の楽屋、さて山口はどれでしょうか??

 

10年前、それぞれが仕事をしながらバンドをやっていて、バンドに全てを賭けるか、または仕事に専念するかという岐路に当時のメンバー全員が立ちました。

 

山口はもちろん後者を選び今に至ります。

 

不思議なもので、正直売れるだろうなとは思っていましたが、まさか何千人ものお客さんを熱狂させて、全国ツアーに出るほど大きくなるとは思ってもみませんでした。

 

でも改めて思ったのは、月並みですが『大概の夢は諦めなければ叶う』ということ。

好きなことで飯を食うなんてのは描く夢としては途方もないもので、日本全国にどれほどのバンドマンがいるかは分かりませんが、確率にしてしまえば0.1%もないでしょう。

 

東大をはじめとする旧帝大や早慶上智、G・MARCH、関関同立なども含めてよいなら毎年何万人もの受験生が合格していくわけで、おそらく全受験生の5人に1人くらいはいわゆる『難関大合格』という夢を叶えていくのです。

 

音楽やスポーツの世界でプロになるというのは、大変かもしれませんが、たかだか受験です。

 

ライバルだって周りにいる同じような中高生ばかりのはず。

 

叶わないはずがない。

 

叶わないのだとすれば厳しい話、その努力はまだ足りなかったということです。

 

もちろん努力して努力して・・・本当に寝る間も惜しんでやるべきことを完璧にやりつくしても、残念ながら第一志望に不合格になってしまうことはあります(山口の努力がベストだったかはさておき、自分も第一志望には合格できませんでした)。

 

でもそれならそれでいいんです。

 

仮に不合格だったとしても、本当にベストを尽くしたものには捲土重来の機会はいくらでも訪れます。

 

しかし同じ不合格でも、しんどい時に手を抜いてしまった受験生は、その先の長い人生のいくつものチャンスで簡単に諦めてしまうことでしょう。

 

みなさんの夢はプロ野球選手やサッカー選手になるほどの途方もない夢なのでしょうか??

ちなみにですが高校球児がプロ野球選手になれる確率は3,266人に1人、つまり0.03%しかありません。

東大に合格する方がずっと現実的な数字ですね。

 

 

今回取り上げたバンドだってそう。

途方もない夢を叶えたのは他でもない彼ら自身が、どんなに辛くてしんどい時でも諦めなかったから。

 

受験に関して言えば、合格点に達したものは例外なく、文句なしに全員が合格するのです。

 

これほど平等なものがどこにあるのでしょうか??

 

山口が第一志望に合格できなかったのも、客観的にただただ『努力が他の合格者よりも足りていなかった』、ただそれだけなのです。

 

でもおかげさまで、こうしてみなさんに指導をさせていただけているのですから何の後悔もありませんし、虚勢を張っているわけではなく、あの時は不合格で良かったのだと胸を張って言えます。

 

だからというわけではありませんが、みなさんも悔いのないように全力を尽くしてください。

 

たかだか勉強で全力を尽くせないのであれば、この先勉強なんかよりももっと大変な障害に立ち向かえなくなってしまうかもしれません。

 

何度も言いますが、本当に自分の納得のいくまで頑張れたら、たとえ不合格でも構わないのです。

必ず挽回のチャンスはいくらでもやってきます。

 

次の一節は山口が愛読している『赤毛のアン』から。

 

『努力して勝つことが一番だけど、二番目にいいのは、努力して敗れることなんだわ。』

 

負けたとしても本当の努力は君を裏切りません。

 

さあ今日も頑張りましょう!

 

 

 

 

 

 

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