成績優秀者発表!(91人抜き)『質より量?量より質??』

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雑談

そんなわけで、中学生の塾生の女の子から、成績優秀者のご報告です!

 

 

塾生の女の子(鶴中です)が嬉しそうに学力テストの結果を持ってきてくれました。

もちろんご本人のご了承を得て掲載させていただいております。

 

一番悪かった時で学年172番だったのが・・・

 

 

 

 

 

先日のテストでは81番まで大幅成績UP!(鶴中は学年360人のマンモス中学校です)

 

 

いや~本当によく頑張りました!

実は彼女、1年生の春に体験授業を受けてくれたのですが、その時は非常に理解度も高く、1年生ということもあって4月時点では入塾されなかったのでした。

 

 

しかし夏休みが終わり、9月の学力テストが終わった時点で再度ご連絡をいただきまして、改めてご入塾いただきました。

そして当塾の完全マンツーマン指導と、担当板倉先生の徹底管理であっという間に成績UP・・・、と言いたいところですが、実は2学期の期末テストではさらに順位が下がってしまいます。

 

 

これはご本人にとっても、保護者様にとっても本当に辛かったと思います。

西尾市には本当に多くの大手有名学習塾がある中で、無名の当塾を選んでいただき、結果が出るのかと思ったら下がったわけですから・・・。

 

 

それでも当塾の教育方針にご理解いただき、伸び盛りの貴重なお時間を引き続き預けていただきました。

 

結果はこの通り、91人抜き。

本人の第一志望はこれで現状は余裕でクリアできたので、ここからさらにしっかりと学力を定着させていきながら、進路を固めていきます。

 

いつも同じことを申し上げておりますが、これはご本人が地道に努力を積み重ねてくれたからこそ出た結果です。

今は少しニガテ意識がある英語を克服するために、鈴木先生の夏期講習を受講中です。

正直まだまだ伸びしろがたくさんありますし、この夏休みでさらに成長してくれることでしょう。

 

 

 

 

さて話は変わりまして!

先日ある塾生の男の子と話していたら、こういわれました。

 

『学校の担任の先生が、「量より質が大切だ」って言ってたよ~。』

 

 

なるほど・・・。

山口普段からブログでも『1日10時間勉強!』なんて連呼しているので、質より量の根性論主義者だと思われてそうですが、むしろ逆です。

 

そうじゃなきゃ、こんなにエネルギーを使う『完全1対1のマンツーマン指導』などという学習法は選択しません。

 

 

 

本当に利益を追求するならば、『1対3』や『集団授業』を選んでいます。

それで週3前後でカリキュラムを組んでしまい、季節講習なんかも組みながらコマ数をどんどん増やしていきます。

1人の先生の同じ1時間で、多数のお子様からお月謝をいただけるわけですから。

 

それぞれの授業スタイルの良しあしや長所短所はさておき、私たちは『量より質だ!』と思っているからこそ、『完全1対1』を選んでいるわけです。

 

 

 

私が『1日10時間勉強しなさい』というのは、

・第一志望と現状の偏差値が5以上離れている受験生

・これまでの学習習慣がついておらず、残された時間が少ない中高生

 

 

小学生の頃から地道に勉強してきて、ルーティンの中に学習する習慣がしっかりと組み込まれてきた中高生に対して、『1日10時間勉強しなさい』などと言いませんし、言う必要もないと思っています。

 

 

 

しかし考えても見てください。

受験生のみなさん、中学生なら公立高校入試本番まで8か月弱、高校3年生ならばセンター試験まであと半年を切っています。

これまで塾や予備校に通っていた、地道に積み上げてきた連中が、この夏さらにギアを上げて勉強してくるんです。

勉強合宿に参加して、『1日15時間以上勉強漬け』になる受験生だってわんさかいます。

 

 

 

みなさんはそんな連中と戦っていくわけです。

単純に『学習時間が足りない』と思っているから『1日10時間勉強してね』と言っているのです

というより、本来は言いたくないのです。

 

 

 

事実、私は今1・2年生の塾生には、『3年生になった時に少しでも楽になれるように、英単語やらイディオムとかは今のうちにやっといてね。3年生になった時は受験対策でそれどころじゃなくなるから、1・2年生の内に一通り終わらせておきなよ~。』と言っています。

 

1・2年生が偏差値を5上げるのと、受験生が同じことをやるのは全然事情が違います。

1・2年生の時は勉強をやっていない連中もいるので、成績は割と上げやすいのです。

 

ところが受験生ともなれば、ほとんどの中高生が勉強をし出しますし、先ほども申し上げました通り、地道に頑張ってきた連中はさらにギアを上げるんです。

 

高校生にいたっては、浪人生も加わってくるわけですから(河合塾などの大手予備校に通っている、死に物狂いの受験生が加わってくることを想像してください)、高校3年生の偏差値は簡単には上がりません。

 

 

理想は1・2年生の内にしっかりと土台を築き上げておくこと。

 

 

しかし残念ながらそれができなかったのであれば、その差を埋めるためにがむしゃらにやらなかんのです

正直、もしも毎日勉強してきた連中と、勉強時間で1日2時間ずつの差がついていたら、『1日10時間』でも物理的に全然足りないくらいですよ??

 

 

質なんてものは当たり前にこだわりましょう!

だから当塾では、『完全1対1のマンツーマン指導』『毎日自習室利用可で質問し放題』という環境を選択しています。

 

質にはとことんこだわった上で、必要であれば量にもこだわるのです。

良しあしはともかく、今の受験制度ではみなさんの『こんなに頑張ったんです!』は残念ながら評価してくれません。

 

合格点より1点多く取っているかどうか。

 

ただその一点のみです。

 

 

 

どんなに頑張っても・・・、それをアピールする場所はたった一回きりのテストでしかありません。

 

みなさんが一番行きたい高校や大学に行けているかどうかは、他でもないみなさんの努力に全てかかっています。

 

学校の先生やご両親、お友達が受験するわけじゃありません。

 

君が受験するんです。

君自身が自分に責任を持って、自分のベストを尽くしてください!

 

ちなみに励みになるかどうかは分かりませんが、先日一緒に野球観戦した東大卒(岡崎高校⇒東大全てストレート)のS原先生に聞いてみました。

今、資格を取るために、仕事が終わってから毎日名古屋の資格専門の予備校に通い、週末は図書館に缶詰めになっているとのことでしたので・・・。

 

S原先生は塾に通うこともなく、小学生の頃からただただ地道に毎日勉強してきたコツコツタイプ(もちろん地頭もすさまじくいいのですが)でしたので、予備校や図書館に通わなくてもよさそうだけどな~と単純に思ったのです。

 

返ってきた答えは明確でした。

 

 

そこまでやらないと取れない資格なんです。それに家だとサボってしまうので・・・。』

 

 

ご自分と比較する必要はありません。

人は人ですからね。

ただし単純な事実として、塾にも通わずに東大に合格して卒業するような人間でも、目的のためにここまでやらなければならい時があるということをご認識ください。

 

 

 

 

 

あ———――それにしても東高野球部ロスがものすごい!

今朝なんか実は東高野球部が優勝してて、甲子園のアルプスで彼らを応援する夢を見て目が覚めてしまいました。

めっちゃ辛かった・・・。

 

 

でも縁もゆかりもない自分がここまで思うということは、本当に身も心も西尾人になってしまったのだな~と改めて実感しました。

地元長崎なんですが、もし自分の母校と西尾の公立高校が甲子園で戦ったら、もう手放しで西尾の学校を応援しちゃいますからね!

特に西尾東高校は、これまでたくさんのOBの受験生達と接してきたので、思い入れが深いです(西尾高校、吉良高校の野球部もS原先生とよく応援に行きました)。

今年は紙一重で涙を飲みましたが、来年ぜひ甲子園出場を勝ち取ってくださいね!

 

 

 

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