センター英語はとっても簡単(整序)

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高校生のみなさんへ

と、いうわけで!

 

毎年恒例の甲子園球場へ野球観戦に行ってきました!

 

 

早朝6時前、さすがにこの時間なら楽勝でしょうと思っていたら・・・。

 

 

満員御礼。

球場に入るまでに1時間30分かかりました。

 

観戦したのは『愛工大名電対報徳学園』戦。

 

もしかしたらここに西尾東が出ていたのかもしれない・・・と思うとこみあげてくるものがありました。

今年の主力が結構残るのはずなので、来年はぜひ!

もちろん、西尾高校や鶴城丘高校、吉良高校、一色高校ナインも頑張ってくださいね!

 

試合は残念ながら、7対2で愛工大名電の負け・・・。

 

ツーアウトランナー無しから振り逃げで相手に出塁を許し、そこからランナーを貯めて1ヒットで4失点。

やはりミスは怖いなと改めて痛感しました。

戦力的には今年の名電はものすごく強いと思っていたので、とても残念でした。

あと、点差がついてから、名電の各打者大振りが目だっていたな~と素人ながらに思ってしまいました。

 

相手からすると、ランナーを貯められた方が嫌なんじゃないかな~・・・なんて思ったり、思わなかったり、ラジバンダリ・・・(※知らない人はネットで調べてみましょう)。

 

大振りが目立つようになると、体が思いっきり開いているのが分かるので、投手も外スラ一辺倒で攻めるようになっちゃいます。

逆に狙い球絞っていってほしかったな~なんて思いながら観戦しておりました。

 

 

まあそんなことは、実際に戦っている球児たちが一番分かっていることですけどね!

 

 

 

でも今年の名電はバントを封印して、非常に気持ちのいい野球を見せてもらいました。

そして西尾の公立高校、来年こそはこの強い名電や中京大中京、東邦を倒して甲子園出場を勝ち取ってくださいね!

名電のナインのみなさん、本当におつかれさまでした。

 

 

 

さて、話は打って変わって、タイトルの通りセンター試験の問題です。

センター試験の整序問題はニガテな受験生が多いですが、普段から品詞を中心に文法をしっかりと学んでいれば、何も恐れることはありません。

 

 

【2016年 センター試験 第2問Bより】

問1 Hotel clerk: Good evening,Mr.and Mrs.Gomez. How can I help you?

Mrs.Gomez: Well,(     )(  18  )(     )(     )(  19  )(     )us how to get to the theater.

①could  ②if  ③tell  ④we’re  ⑤wondering  ⑥you

 

 

張り切って全文タイピングしましたが、この問題を解くのに文章を読む必要は全くありません。

整序で真っ先に考えるのは動詞の数。

たまに動詞の原形が3つ4つ選択肢に含まれている厄介な問題もありますが、本問は1つしかありません。

この時点であるものとあるものがくっつくことが分かります。

 

①could(助動詞) と ③tell (動詞の原形)ですね。

 

次に考えるのは  ⑤wondering ですが、ingを発見した場合、①動名詞②現在分詞の二つの可能性を考える必要があります。

ここでは④we’re というbe動詞があるので、これとくっついて進行形になる形が考えられます。

 

一応可能性として、 ⑤wonderingが主語になる可能性もありますが、その後に続く形のbe動詞が文中にありませんので、ここでは却下。

 

④we’re  ⑤wondering

 

後は③tellという動詞の性質を考えます。

 

tellは第4文型動詞で、必ずその後に『人』と『物』の二つの目的語を取ることが分かっているわけですから、それを探します。

 

そこで文章を見てみると・・・。

 

Mrs.Gomez: Well,(     )(  18  )(     )(     )(  19  )(     )『人』us 『物』how to get to the theater.

 

となっていることが分かります。

howは名詞節しか作らないことが分かっているので、別に訳す必要はまったくありません。

howのフレーズは必ず名詞なのです。

ですから直前に、第4文型動詞である ③tell が入ります。

この ③tell は助動詞couldと引っ付いていたのでこうなりますね。

 

Mrs.Gomez: Well,(     )(  18  )(     )(     )( could )(  send )us how to get to the theater.

 

選択肢にある”if”は接続詞か名詞節の可能性がありますが、まあどちらにしても必ずその後にSV~が続きます。

また、後に続く文章は必ず動詞の原形(副詞節)か過去形、過去完了形(仮定法)しかありませんので、ここでは ②if ④we’re  ⑤wondering  の語順にはなりません(ちなみに、本問とは関係がありませんが、名詞節の”if”は”will”が使えます)。

 

Mrs.Gomez: Well,( We’re )( wondering )(  if   )( you  )( could )(  send ) us how to get to the theater.

 

終了!

ちなみに訳は、『そうね~・・・映画館までの行き方を教えてくださります??』みたいな感じで。

 

 

なんだか文章にするとすごく長くなりましたが、口頭で説明すると2分くらいです。

(1)助動詞の後に続くのは動詞の原形

(2)第4文型動詞の後には、必ず『人』『物』が続く

(3)接続詞の後は必ず完全な文章が続く

 

などのルールさえ知っていれば、もはや問題の文章を読む必要はありません。

30秒くらいでササッと解いて、余った時間を長文に回してください。

 

 

その他の問題も同じで、センターの文法問題は半分くらいは文章を読まなくても解ける問題です。

英語がニガテな生徒諸君は勝手に敵を大きくしがちですが、実はとっても簡単に解けるので効率良く学習してくださいね!

 

・・・。

偉そうに言ってますが、山口も昔はご丁寧に、全ての文章を訳していました。

そりゃあ時間がいくらあっても足りませんわ。

 

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

 

 

 

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