スマホ問題について

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雑談

スマホは『百害あって一利なし』が持論の山口です。

 

いや、本当のところメリットはたくさんあります。

 

とっても難しい文法や語法は、今やネットで簡単に検索できてしまいますし、個人的にはとても便利なツールだと思っています。

 

 

ただし、中高生にとっては、これほど勉学の妨げになるツールはありません。

 

結論から言えば、『スマートフォンなど持たなければよい』となるのですが、もちろん中高生にとっても言い分はあります。

 

まあ『みんな持ってるから』が筆頭ではないでしょうか??(もし他にあれば教えていただきたいですね。)

 

でもその言い分は、『スマートフォンが学習の妨げになっていない』、もしくは『志望校に合格するだけの成績を取っていて、なおかつ学習習慣もついている』中高生に限ります。

 

20時以降はスマートフォンの電源を切って親に預ける、もしくは、そうしなくても触らない自信がある中高生はいいでしょう。

 

だけど、ちょっと勉強がしんどくなるとついついスマートフォンを触ってしまう・・・、結果勉強に集中できない・・・、だけど○○高校や○○大学には行きたい、なんてのは駄々をこねている幼児と変わりありません。

 

それならもう第一志望を諦めるか、もしくは解約するかの二択しかないと個人的には思います。

 

もちろん、一番いいのは『スマートフォンは1日30分』など自らを律して、勉強に集中するというのがベストです。

 

・・・そして上記のように、『スマートフォンのせいで勉強に集中できない』『成績も全然伴わない』『だけど第一志望に行きたい』などというようになってしまうお子様は、本当に厳しい物言いになってしまいますが、お父様お母様に責任があります。

 

どんなに子どもが愚図っても、『スマートフォンを買い与えない』『学習に支障が出ているならば一時的に解約する』などの選択肢もあるわけですから。

 

こればっかりは学校の先生や塾にはどうしようもないことです。

 

もちろん、実際にそんなことを強硬すれば、お子さんからの猛烈な反撃に合うことは必至ですが、かつてこんなお母様がいらっしゃいました。

 

『受験が終わるまではお母さんもガラケーにするから、あんたもガラケーにしなさい!』と言って、本当にお母さんもガラケーにしてしまったのです。

 

それが高校3年生の4月のことで、当時その子の偏差値が50くらい、最終的には名古屋市立大学の経済学部に合格しました(※前塾での話です。)

 

 

ガラケーにしたことで学習面はもちろんですが、家計的にも大いに助かったと言っていました(笑)。

 

 

とにもかくにもですが、一番は『スマートフォンなんかに心がぶれないこと』これが一番です。

 

ですが、中高生の年頃で、そこまで自分を律するのはなかなか難しいと思います。

 

だったら手元から無くしてしまうことです。

 

ガラケーで充分じゃないですか??

 

それを馬鹿にするような友人がいたとすれば、それは本当の友人ではありません。

安心してください。

 

真の友人なら、目標のためにそこまでして頑張るあなたのことを、心から応援してくれるはずです。

 

みなさんが一番行きたい学校のために、何が必要で何が不必要なのか(特に受験生は)、今一度よく考えてみてください。

 

と―――――ってもこわいエビデンスを紹介させていただき、今日のブログの締めとさせていただきます。

 

1.スマホ依存とは?

スマホ依存とは、「スマートフォンの使用を続けることで昼夜逆転する、成績が著しく下がるなど様々な問題が起きているにも関わらず、使用がやめられず、スマートフォンが使用できない状況が続くと、イライラし落ち着かなくなるなど精神的に依存してしまう状態」のことを言います。
スマートフォンはこれまでの携帯電話以上に機能が増えており、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)やGPS(グローバルポジショニングシステム)、オンラインゲームや動画視聴などが手軽に行えるようになっています。
又、スマートフォンは持ち運びが容易であり、様々な場所で使用できます。このためスマホ依存の人は、学校でも布団の中でも一晩中スマートフォンを手放せない状態になってから、家族や周囲の人に気付かれることが多いと言われています。

2.どのような状態のことですか?

  • スマホが手元にないと落ち着かない
  • 一日中スマホに関することを考え、どうしても触ってしまう
  • メールやSNSを必要以上にチェックする(すぐに返信しないといけないと考えてしまう)
  • 何気なくネットサーフィンや動画視聴をしていたら、気付くとかなりの時間が経ってしまっている
  • 気付いた時にはおこづかい以上に課金していた

などがあげられます。

3.どのくらいの人が該当するといわれていますか?

日本において2013年に成人約4000名を対象に行なわれた厚生労働省研究班調査では、およそ421万人がスマホ依存であると推計されています。この数値は2008年の同様の調査と比べ、1.5倍に急増しています。
また2013年に13~18歳の約10万人を対象に行なわれた厚生労働省研究班調査では、およそ52万人がスマホ依存であると推計されています。
2013年に10~25歳の約2600名を対象に行なわれた総務省の調査では思春期青年期年代でスマホ依存傾向が高いという調査結果が出ています。
※東邦大学 メンタルヘルスセンターHPより抜粋

 

 

 

 

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