※お休み中の緊急のご連絡は、『080-9492-0489(山口)』までお願いします。大手に勤務していた頃を思い出したので少しだけ雑談を・・・

これ、本当に雑談です。

特に中高生のみなさんにはまったく役に立たない話ですので、ぜひぜひ回れ右で勉強に力を注いでくださいませ。

先ほどのブログで大手学習塾に勤務していた頃のことを思い出しました。

ご多分に漏れず他の学習塾と同様、山口の前職の学習塾も、ものすごい宣伝費を投入して6月7月以降に顧客刈り取りに乗り出します。

ターゲットは主に中学校3年生や高校3年生。

そしてこの時、中高生のみなさんや保護者様のことを、隠語で『上客』と呼んでいました。

なぜか?

1,2年生の頃に思いっきり勉強をサボった3年生や保護者様は、模試の結果もE判定、残された時間は半年程度、本当に追い詰められてしまっているので、面談が中身のないトラッシュトークでもほとんど提案が通ってしまいます。

そして各支店は、本社からとんでもないノルマを課せられますので、本当に申し訳ございません、その子たちの将来そのものよりも、各塾長は目の前の『数字』しか考える余裕がないのです。

いや、もう本当にびっくりしますよ?

そんな数字、絶対達成不可能だろ!というノルマが課せられますので、大手学習塾や予備校の塾長や責任者は、5月6月は戦々恐々なのです。

ノルマは月ごとですので、6月の入会希望者に『すみません、7月にはお得なキャンペーンがございますので、入会を7月にずらしてもらってもいいですか?』と、7月のノルマ分に保護者様を誘導する塾長もいたりいなかったり…(いや、君の数字の都合を受験生に押し付けるな!と言いたいですけどね)。

そして、これは山口の黒歴史ですが、どんなに数字が厳しくても、山口の数字達成率は常に100%でした。

これ、黒歴史なんですよ。

これが何を物語っているのかというと、何よりも数字の達成を優先させていたということです。

いや、もちろんほとんどの受験生は第一志望合格が厳しい状態ですので、無駄な講習など何一つなかったとは思っていますが。

厳しい話、常々申し上げております通り、『高校1、2年生の頃をサボって、高校3年生から頑張りだしても第一志望に合格する可能性は極めて低い』と山口は考えているわけですから、単刀直入に申し上げて、『受かる見込みがないと思っている受験生に講習を売っていた』ということになります。

それがいやで前職を辞めたんですけどね。

ちなみに山口、これも決して褒められた話ではないのですが、最大で『夏期講習200万円以上』売り上げたことがあります。

ひとりの高校生ですよ??

しかも夏期講習なので、レギュラーのお月謝は別でいただくのです(※言うまでもありませんが、そんなバカげた提案は当塾では絶対にしません。この金額の10分の1の提案すらしたことはありませんのでご安心ください。そもそも、本当にその提案をせざるを得ないのであれば、他塾をご案内すると思います。)

しかも、彼が通いだしたのは高校3年生の7月の中頃からですので、およそ7~8か月という短期間で300万円近いお金がかかったことになります。

となると…、もしそれを中高の6年間で割ると、一年あたりに換算すると50万円、それを12月(一年分)で割ると、『約4万2,000円弱』。

中高の6年間、毎月『¥4万2,000円弱のお月謝』を払い続けたのと同じということになります。

いや、それでもね、一万歩譲って、それで第一志望に合格するならまだいいんです。

でも残念ながらそうはなりません。

大学受験に求められる膨大な量と質の知識を、5教科7科目、これを半年やそこらで合格ラインまで持っていくのはまず不可能です。

でも、『毎月¥4万2,000円のお月謝の塾に、6年間通い続けたら』、そりゃあ大抵の行きたい大学には合格できます。

余談ですがその大口契約を取ったとき、本社から『○○駅前校の山口教室長!一撃200万円以上の大口契約ゲットだぜ!』という内容のメールが、全国の拠点に一斉配信されました。

まあ…、もちろんですね、会社なんで仕方ないとは思うんですよ。

そりゃあボランティアではないので、お金をいただくのは当然として、そのいただいたお金に見合う結果を出さないといけないのです。

残念ながら、何の土台もできていない高校3年生に、どれだけ中身の濃い指導をしても、暗記の量がけた外れ過ぎて、まず間に合いません。

そうして受験に失敗した受験生や保護者様に、『○○君は本当に全力で頑張ったのですが・・・、もう少し早く来ていただければ・・・。』なんてお決まりの言葉をしたり顔で言うのです。

中高生のお子様の保護者様、絶対に塾の『上客』や『太客』になってはいけません。

熟の人間の山口が言うのも何ですが、塾なんて行かなくてもいいじゃないですか!

ただしその場合には、中学の頃からみっちりと土台を築いて、高校1年生から第一志望に向けて、しっかりと準備をしていく可能性があります。

たまに開成高校や灘高校の高校生が、『いや~まだ志望校なんて決めてないですよ。』なんて言ってますが、そりゃあそうです。

彼らは志望校がどことか言う以前に、『東大か医学部』しか選択肢にないですし、そういった勉強を小学生の頃から続けてきたのです。

仮に東大だの京大だのじゃないとしても、早慶上智や旧七帝大、MARCHや関関同立といったいわゆる難関私立大学は、同じような中受組がうじゃうじゃいて、その椅子取りゲームはもうすでにそういった連中が座ってしまっているのです。

残っているわずかな空席を、公立組が狙っていくという図になります。

(山口め!相変わらず嫌なことばっかり言いやがって!)なんて思われるかもしれませんが、まあ山口の人となりはさておき、それが事実なのです。

だからお父様やお母様、私たちのような塾の人間も含めて、大人は彼らのために備える必要があります。

なぜなら彼らはそんな事情を知らないからです。

でも受験本番を迎えて、『そんなの知りませんでした!』と言ったところで、『そうですか、ではまた来年の挑戦をお待ちしております。』と言われて終わり…、というか、そんなことも思われません。

1点足りなければ不合格ですので。

厳しい中学受験の世界を見て、(いやいや、小学生の頃からそんなに勉強しなくても…。)と思うのはもちろん自由ですし、山口もそうでした。

そして、今もう一度小学生や中学生の頃に戻っても、『中高一貫私立に行きたい!』なんて思わないと思います。

でもそれならそれで、その選択をしたことによるリスクは知らなければなりませんし、覚悟をする必要があります。

超トップのプロから、幼少の頃から指導を受け続けたアスリートがオリンピアンになるように、小学生の頃から一流の講師陣から指導を受け続けてきた受験生はやはり強いのです。

・・・というわけで、本当に雑談でした!

今日はおそらく…、先日お話しておりました難関私立大学に合格した塾生の合格体験談をいただけそうなので、授業が終わり次第頑張って更新させていただきます。

それでは授業準備がございますので本日はこの辺で!