岐阜大学合格おめでとうございます!(西尾東高校)
さて、いよいよ合格体験談のご報告再開です!
当塾の貴重な貴重な宣伝広告・・・、正直山口の駄文を連ねたブログなどよりも効果絶大ですので、本当はもっとゆっくりじわじわ小出ししたいのですが、せっかく塾生のみなさんが書いてくれた珠玉の文章、ちゃんとしっかりと報告させていただきます!
【1】合格した高校、もしくは大学を教えてください。
岐阜大学
名城大学
※ちなみにこの2校しか受験していないため、全勝合格です。
【2】受講した教科と担当講師は?
山口先生(英語)
黒野先生(数学)
【3】受験勉強で一番つらかったことは?
どれだけ英単語やイディオムを覚えても目に見える変化がなかなか現れなかった
※正直英語学習で一番つらいのがこれですね。
当然、英単語やイディオムは覚えて当たり前なのですが、それに比例して成績や偏差値が上がるわけではありません。
500単語、1000単語覚えたとしても、『覚えていない方の数千単語が出てしまったらまったく読めない』からです。
英単語やイディオムの効果が出るのは最低でも2,000単語を覚えたあたりから。
そしてそれには最低でも1年はかかるものと心得てほしいです。
【4】受験勉強で一番頑張ったことは?
岐阜大学の英語はとにかく分量が多く、読むスピードを上げるために英単語を見た瞬間意味が頭に思い浮かべることができるまで英単語をやったこと。
※これも大切ですね。
山口の英単語チェックで、入塾したばかりの塾生は『え~とこの英単語は・・・』と頭を抱えて思い出そうとしたりしていますが、それは覚えたうちには入りません。
大学入学共通テストの英単語数は『5,500単語』。
つまり、1秒で2~3単語を処理しながら、なおかつ問題を考えなければならないのです。
例えば”dog”という単語を見たり聞いたりすれば、誰でも『犬』を想像すると思います。
すべての英単語をそのレベルまで持って行ってください。
同じく、それには最低でも1年はかかります。
【5】印象に残っている出来事があれば教えてください。
入試本番の物理(※岐大二次試験ですね)が10年ぶりくらいに傾向が変わり、まったくできなかったが、いつも6割~7割だった英語が7割6分とれたこと。
※超難問奇問(ついでに悪問)の岐大の英語で7割6分は相当すごいです!
岐阜大学を受験する予定のみなさん、最低でも半年前から赤本に目を通してください。
岐大の英語は本当にヤバいですよ…(脂汗
【6】担当講師とFIXにメッセージをお願いします。
山口先生へ、英語が苦手だった僕を指導してくださり、本当にありがとうございました。
先生に教えてもらわなければ、大学に落ちていたと思います。
本当に感謝しています。
黒野先生へ、短い間でしたがありがとうございました。
分からない問題への対処法や考え方はとても力になりました。
【7】後輩たちにアドバイスをお願いします。
入試本番は平常心を保つことを心がけた方がいいと思います。
傾向が変わったり、分からない問題があっても動揺せず、”自分ができなかったんだから、他の人もできてない”というくらいの自信を持って本番を迎えた方が良いと思います。
【最後に山口から!】
いや・・・彼は本当にすごかった・・・。
ちなみに今年の西尾東高校の学年1位だった塾生でした。
これはなかなか文章では伝わりにくいのですが、英語というか言語能力が非常に高く(※正直山口などの凡人とは比べ物にならないくらいの言語感覚でした)、もっと早く来てくれていたら、名大や名工大も十分に狙える塾生でした。
お父様が非常にしっかりされていまして、『ダラダラ学習に取り組んでいる内は塾には通わせない!』と考えられていたとのこと。
そういったっわけで彼に関しては、2023年度で一番遅いご入塾となりました。
【東高へ通われているご子息ご息女の保護者様へ】
幸いにも今年度、当塾に通う東高生で国立大学を受験した塾生は、無事全員合格となりました。
・富山大学
・三重大学
・岐阜大学
近年の東高の進学実績を考えると、これは大きな快挙であると自負しております(※特に富山大学に合格した男の子は、学年200位、偏差値30台からの大逆転合格でした)。
(こちらはその彼の高校3年生、10月の模試)
(こちらは西尾東高校昨年度の進学実績です)
さて、非常に申し上げにくいのですが、今年度の西尾東高校の進学実績はさらに下がります。
というよりも山口が初めて西尾にやってきた15年前から、同校の進学実績は下がる一方です。
もうしつこいくらいに申し上げてきましたが、山口が西尾にやってきたころの東高の進学実績は
『名古屋大学、名古屋工業大学に5~10名合格』
『名古屋市立大学も数名合格』
『MARCHや関関同立も数名合格』
『南山大学には100名以上合格』
押しも押されぬトップ進学校でした。
そこから現在に至るまで右肩下がり。
おそらく来年再来年…、5年後10年後と下がり続けていくと思われます(※下がらなかったらラッキーと考えるべきです)。
毎回毎回このような話をするたびに、(山口さんは嫌やな話をするな~・・・)と思われるかもしれませんし、もちろん私自身心が痛みます。
しかし大切なお子様の人生を決めかねない大学受験、私たち大人は楽観視するのではなく、不測の事態に備えなければなりません。
予想に反して実績が上がるのであれば問題はないのです。
高校の先生方が3~6年ほどで転任していくことを考えるならば、私ほど長く西尾高校や西尾東高校の動静を見てきた人間はいません。
私は前塾を含めるならば15年間、西尾高校や西尾東高校の指導や進学実績を一番間近で見てきて、その上で『このままでは非常に危うい』と考えています。
とりわけ重要なのは高校1年生、2年生の期間です。
3年生ではありません。
3年生は言うまでもなく、当然重要なのですが、その時にはもう手遅れなのです。
もう一度お伝えします。
これが今の西尾東高校の進学実績です。
これ以上もこれ以下もありません(※広島大学3名合格は相当すごいですが)。
西高生や東高生にとって重要な試金石となるのが3か月後の模試なのですが、もうすでにその3か月で致命的な差がついてしまう可能性もあります。
これまで公立中学校に通いながら、公立高校入試の対策だけを頑張ってきた高校生にとって、2年9か月という年月はあまりにも短すぎます。
うちを選ぶ必要はありません(※というよりも、今現在はご入塾は締め切っていますが)。
ですが大学受験を経験したことが無い彼らや彼女たちが、高校の授業を受けているだけでこの厳しさを理解することはかなり難しい…というよりも無理です。
ですのでそのアキレス腱に対しては、お父様お母様に備えていただけたらと存じます。