なぜ当塾が『1対2、1対3の指導形式を取らないのか?』★1名様のご入塾、ありがとうございます。以後は6月以降のみご入塾を検討させていただきます。

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保護者様へ

先日体験授業を受けてくださいました女の子のご入塾が決まりました。

ありがとうございます。

また、指導日時についてはこちらの都合を押し付ける形となりまして、申し訳ございません。


例年とは異なりまして、2月3月の時点で多数様のご入塾が決定しましたため、すでにほとんど定員がいっぱいとなっております。


特に日時に関しましては、もちろんお子様の部活動、保護者様の送迎などのご都合は十全に承知の上なのですが、すべて当塾都合となってしまいます。

指導日時のご都合が最優先となります場合は、他塾をお勧めさせていただきます。



また、山口の平日スケジュールが全て埋まっておりますので、今後の体験授業は引き続き土曜日のみとなります。


高校3年生の体験授業は不可、高校2年生につきましては難関大志望者のみに限定させていただきますので、予めご了承くださいませ。



【当塾が絶対に1対2、1対3の指導形式を取らない理由】

もちろん、経済的困窮に瀕した場合は検討するかもしれませんが、当塾は絶対に1対2や1対3の形式で指導することはありません。


理由はただひとつ。

成績が上がらないからです。


私個人の意見となってしまいますが、正直なところ、集団授業や映像授業よりも結果が出せないと考えております。



当塾のような『完全1対1のデメリット』で真っ先に挙げられるのが、
『月謝は割高になってしまう』
『講師ひとりで指導できる人数に限りがあるから、大人数をさばくことができない』

こういったところだと思いますが、正直他はこれといったデメリットはありません。


当塾の卒塾生がしっかりと結果を出してくれていますので、これについて議論の余地はありません。


月謝が割高になってしまうのは当たり前の話なのですが、例えば『1対3の指導形式』の場合は、
『1時間当たり、ひとりの先生が同時に3人を指導する』
わけですから、その同じ時間で3人分のお月謝をいただくことができます。



簡単に言えば、同じ指導時間、ひとりの講師で『3倍のお月謝が回収できる』わけですから、もちろんご家庭が負担するお月謝は割安になります。



しかし私は、いかにお月謝が安かろうが、結果が出なければお金をドブに捨てるのと同じであると考えています。



もちろん、私が『1対3の指導形式』を体験したことがあるからそう言えるのです。



これは実際に山口が大学時代やった塾講師のアルバイトの体験談です。


この塾は見ての通り、

『1対3の指導形式』
『90分指導、週2コマで¥18,000-』

『中学1年生から難関大志望者まで、ひとりの講師が担当』

『高卒、短大卒でもOK!未経験者大歓迎!週1、1時間からでも大丈夫!みんな最初は未経験者でした!主婦や主夫も活躍している現場です!』


・・・といった感じだったのですが。


いや、今思い出してもむちゃくちゃでしたね。


どうやってひとりの人間が、性別も性格も、学年も、学力も、志望校も、得意教科もニガテ教科も異なる3人の人間を同時に指導するのでしょうか?


そして『90分指導、週2コマで¥18,000ー』というのは確かに破格の安さです。


しかしながら当然、3人の中高生が90分間等しく指導を受けるわけではありません。


そんな聖徳太子じゃないんだから・・・。



当り前の話ですが、生徒が受ける指導時間は『30分ずつ』です。


90分間の指導を受けているわけではありません。



そして極めつけは③の京大志望の女の子です。





みなさんもご存知の通り、『山口の数学戦闘力は中学生レベル』。


正直言ってこの3の女の子、指導者であるはずの山口よりもはるかに数学できていたんです。

果たして山口から、少なくとも数学に関して学ぶことはあったのでしょうか?


もう戦々恐々、冷や汗をかきながらとりあえず指導(と呼ぶにもおこがましい指導)を終えて、当時の教室長にこのように伝えました。


『いや、僕高等数学の指導なんてできないですよ!』と。


すると驚愕の答えが返ってきました。


『そんなもんチャートの問題でも渡して、答え見ながら解説してりゃいいんだよ!とにかく、他に講師がいないんだから何とかやってくれ!』(※実話です。みなさんもよく知る、大手1対3の学習塾です)。



辞めました。


2週間で辞めました。



全てとは言いませんが、大手学習塾は生徒の成績を上げることよりも、『いかに効率よく利益を上げるか』を追求しています。


でもそれは当たり前の話ですよね?


全国規模で展開し、少しでも多くの中高生を確保し、社員もたくさん雇って、一山いくらのアルバイト講師を確保し、その上CMも打ちまくりながら、店舗を確保していくわけですから、そりゃあ企業として利益を最優先するのは当然です。


しかし、いくら月謝が安いからといって、そんな学習塾に2年3年通ったところで、果たして成績が上がるのでしょうか?



もちろん、超当たりの先生にヒットすることもあるでしょう。


少なくともこの①の男の子、山口とはウマが合いましたので、とても楽しく勉強できたのではないかと思います。



お父様、お母様。


お父様やお母様が授業を受けるわけではありません。


言うまでもなく授業を受けるのはお子様たちで、その実態や効果を測り知ることはかなり難しいのです。


ですので体験授業で塾の責任者とお話するときは、メリットもデメリットも隅から隅まで確認してください。



ちなみにうちのデメリットは、

『1対3よりは月謝が割高』

『完全1対1のため、慢性的に人員不足』

『めちゃくちゃ厳しいので、やる気がない中高生には相当しんどい』

『高校2年生の12月以降は一切入塾不可』

おそらくこういったところだと思います。



デメリットが存在しない塾なんて存在しません。


メリットとデメリット、その両方をテーブルの上に並べて、慎重にご検討くださいませ。


お子様の大学受験まで残された時間は非常に短いです。


たったの数年が、その後の数十年を決めてしまいます。


全てに言えることですが、『安いのには理由がある』『安かろう悪かろう』なのです。


どれだけお月謝が安かろうとも、効果が出ないものに2年3年お金を払い続ける、これほど無駄なことはありません。









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