前倒し授業の可能性
・・・というわけで、たった今1人の中学2年生の塾生の夏期講習2コマ目が終了したのですが・・・。
早い。
早すぎる!
夏期講習をお申込みいただいた時点で、すぐに計画を立てました。
1~7コマの間で『受動態』まで終わらせて、ラストの3回で英検3級用の長文読解をやろうと。
しかしながら嬉しい誤算で、2コマ目にして『受動態』の入り口まできてしまいました。
元々常に学年上位を維持しているので、かなり前倒しできそうだとは思っていましたが、嬉しい誤算で、この感じならこの夏期講習で一通り中学文法は終わってしまいそうです。
ちなみにすでに『SVOC』を使って指導させていただいております。
もちろん、むやみやたらに前倒しすればよいというわけではありません。
理解しきっていない内から先へ先へと進めても、いいことなんてありませんから。
しかし逆に、杓子定規なカリキュラムが、お子さんの可能性を止めてしまっている可能性も否めないというのが事実です。
彼の授業を進めながら思いました。
(こりゃあ学校の授業は簡単に理解でき過ぎて、つまらなかったかもしれないな・・・)と。
先ほどのブログでも書きましたが、中学校の授業カリキュラムは文部科学省が、できる子もできない子もひっくるめて一斉に40人弱を指導して、理解ができることを前提に組まれたものなのです。
そうなるとついていけない子ももちろん出てきますが、逆に理解度が高い子の成長を止めてしまう可能性もあるのです。
現にこの塾生、1回目の指導で『第1~第3文型』をマスターし(※本人には難しい用語は使っていません)、今回の1コマで『接続詞』と『受動態の基本』、入試用の長文読解まで進んでしまいました。
一昔前の『個別』『マンツーマン指導』と聞くと、『集団授業についていけない子の最後の砦』みたいなイメージがあったかもしれませんが、そうではありません。
もちろん、基礎まで遡る必要があるお子様にも効果的な学習が期待できますが、今回の彼のように、どんどん先取りして才能を開花させる上でも効果的なのです。
当塾には本当に色んな塾生が通っています。
ちょっとニガテなものを放置したために、しっかりと基礎まで遡り学習をしなければならない生徒や、学習習慣がまったくなかったため、毎日教室に通っている塾生もいれば、医学部医学科を狙っている塾生、早慶上智のような難関大学や国公立を志望している塾生まで、本当に様々な中高生が、それぞれの目的のために頑張っています。
今学習でお悩みの皆さん、ぜひお気軽にご相談くださいね!
ちなみに山口、誓って断言いたしますが、勧誘や営業の類は一切いたしません。
私たちはもちろん、『当塾が一番』だと自負していますが、それを決めるのは私たちではなく、お子様と保護者様です。
体験授業を受けてみて、実際に話をしてみて、教室の雰囲気も確かめて、その上でお月謝に見合ったものが得られるのかどうかを判断するのは、主役であるみなさんです。
断じて教える側ではありません。
ですので、当塾では体験授業のその日は必ずご帰宅いただいておりますし、私たちから催促の電話をすることも絶対にありません。
ぜひぜひ安心してお問合せくださいね。
それにしても本当に嬉しい誤算で、今日の彼の指導カリキュラムは再度組み直す必要があります。
でもこの瞬間が私たちにとっても最もやりがいを感じる時です。
目の前の塾生の可能性を実感できる瞬間ですから!