超難関大に合格する受験生の保護者様の共通点(その2)

カテゴリー :

教室長ブログ

と、いうわけで、今年も唯一の長期休みを利用してハワイへ行ってきました!


いや、もうハワイ行きたいだけだろ?なんてツッコミが入りそうですが、毎年この旅行には大切な意味が込められています。


それは・・・『英語圏で生活することで、ボコボコに打ちのめされて日本に帰ってくること』です。


いや~もう受験英語なんてなんの役にも立ちませんね!





そんなわけで毎度のことながら、飛行機やホテルの手配、現地での生活の全て、もちろん英語でやり切るわけですが、『ほとんど奥さんにまかせっきり』です!



ちなみにうちの奥さん、英検と国連英検1級、TOEICは常に満点で、英語でディベートできてしまうほどの英語力を持っているのですが、当然現地人ともほぼ同レベルで意思疎通ができてしまいます。



もちろん、自分もそれなりには話せるのですが、やつらが本気を出して忖度なくしゃべり出したら・・・、ほとんど何を言っているのか分かりません。



英検などのリスニングは、『日本人でも分かりやすいように、はっきりゆっくり英語を話してくれている』んですね。



ですが本物の会話では、省略もガンガン起きますし、文法も無視されることもしばしば。


何よりも複数人が入り混じって話すわけですから、受験英語のリスニングでは対応できなかったりします。



だからと言って、受験英語がダメだと言っているわけではありません。



次の日本語の文章は、とある大学の現代文から抜粋したものです。



『どんな亡命者も異文化の中で異物として生きる以上、今述べた関連を否応なく経験するだろうが、しかしアドルノや彼の仲間たちはその経験を直接経験の中にだけ留めておいてはならない者であった。彼らは認識に生きる者であり、しかも彼らの認識たるや彼らの・・・』



ね?


たとえ日本語であったとしても、実際の会話の中でこんなことは言わないんです。



日本語においても、『会話と現代文はまったくの別物』。


それは英語においても同じ・・・どころか、私たちにとっては全く馴染みのない言語ですから、日本語以上にその乖離は大きいです。



だから自信を持って、受験英語を頑張ってください。



よく、『日本人は受験英語ばかりやっているから、実際には全然聞き取れないし、話すこともできない』、なんて言われていますが、そりゃあそうでしょう?



超がつく難関大は、受験生に『英語のコミュニケーション能力』なんて求めていません。



もし本当にそれを求めているのであれば、『英検1級』『TOEFL公開スコア100点以上』などを採点の基準にするはず。



現に超がつく難関大は、次々にリスニングを排除しております。



英会話がやりたければ、英会話をやればいいんです。



しかしながら、街の英会話教室になんぼ通い続けても、受験英語に対応することはできません。




私は受験英語大好き!



英単語を一生懸命覚え、文法を理解し、難解な文章を読解し思考することの何がいけないんでしょうか?



もちろん、英会話は大切なのですが、受験英語とは全くの別物ですし、本来であれば、両方頑張るのが正しいです。



ただ、その大学受験を目指すとなると、その時間はないと言うだけの話ですね。




そんなわけで私、拙い英語ながらハワイでの生活を楽しんできました。







今回は滞在中に70㎞ほど走ってきました!






70kmも走ったのに、体重はしっかり3キロ増えていたという・・・。


恐るべし、ハワイ飯!!!



ちなみにですが円安のおかげで現地での生活は大変なことに・・・。


幸いなことに、うちは奥さんが英語ぺらぺらなので、一切ツアーの類のお世話にはなりませんでした。



ツアーを利用するとダイヤモンドヘッド登るだけで余裕で1万円を超してしまうという・・・(※ちなみにバスに乗って行けば、千円くらいです)。



みなさん、英語頑張ってや!



英語ができるだけで本当にお得やで!(※もちろん、受験にも超有利ですよ!)






タイトルとは少し話が逸れてしまいましたが、根っこのところではつながっています。



当塾には今、先日一橋大学に合格した刈高生、そしてこの4月に3年生になった、同じく超難関大を目指していて、すでに偏差値が80を超えている塾生がいます。


(※ちなみに駿台模試なので偏差値が低めに出ておりますが、実際の偏差値は80を超えております。

駿台模試は開成、灘のような超難関私立に通う高校生と浪人生しか受験しておりませんので、偏差値はかなり低めに出ます)



実はこの2名の塾生の保護者様には共通点があります。



ひとつ目は、『お父様が当塾を発見してくれたということ』です。


一橋大学に合格した塾生についてはすでに紹介させていただきましたが、偶然にも、2人目の塾生に関しても同様に、お父様が当塾のブログを発見してくれたのでした。



『そんなの偶然でしょ?』と思われるかもしれませんが、お父様とお母様が二人三脚で大学受験に対する意識を共有しているというのは本当に大きいです。



そして、難関大学に合格していく受験生の保護者様たちは、大学受験の本質的な厳しさを理解しておられて、必要なものに対してのレスポンスが非常に速いです。



ちなみに一橋大学に合格した卒塾生ですが、基本的には山口の英語の指導を受けていただき、受験直前になってから『都築先生の英作文』『高須先生の国語』『篠原先生の数学』を講習で受講していただきました。





一橋大学の受験で鍵を握っているのは、言うまでもなく英語ではあったのですが、その他にも『一橋特有の現古融合問題』『文系大学の中では数学の難易度がずば抜けて高い』という大きな問題がありました。



特に数学については、今年の一橋大学は史上最高の難易度だったとのことで、0完受験生も多数いたとのことでした(ネット調べ)。




山口はタイミングを見て、お父様に『今このタイミングで高須先生の国語を受講してほしいです』『何とか篠原先生の数学指導の目処がたったので、できれば受講していただきたいです』とお声がけをさせていただきました。



お父様の決断とご返事はすぐでした。



もちろん、講習を受けていただくためにはお金が必要になります。



誤解のないようにお伝えしておきますが、偏差値が70や80を超える高校生は、本来私たちの指導など必要ありません。


しかし受験生ご本人や保護者様たちは、それでも『時間対効果』『費用対効果』をしっかりと理解されているので、『この講習が今必要で、受講した方が難関大合格の可能性が高くなる』という判断が非常に速いです。



これは先ほど紹介しました、超がつく難関大を志望している刈高生にも共通しています。




彼に関しても、あの篠原先生が『○○君は本当にすごいですよ。おそらく刈谷高校の授業でも物足りないかもしれないですね』と言っているほどなので、正直一人でも超難関大に合格できると思っています。



それでもお父様やお母様は、『ここで今、篠原先生の数学が必要なんだ』ということをご理解されていることが伺えます。




くれぐれも念を押しておきますが、だからと言って講習を無理して受ける必要はありません。



当塾は大手の学習塾や予備校とは違いますので、講習や不必要な合宿などを押し売りすることはありませんのでご安心くださいませ。



そんなわけで、これからも当塾では多数の難関大合格者が出ることを確信しております。



言うまでもなく、当塾は東京一工や旧七帝大、医学部などの難関大志望者に必要な指導の備えがあります。


そしてありがたいことに、保護者様からの理解も得られています。



そして何よりも・・・うちを選んでくれた塾生たちは覚悟が違う。


信念が違う。



自分が掲げた目標への強い矜持がある。



絶対に合格します。




それは卒塾生のみなさんが作ってくれた、途轍もない合格実績が物語っています。




そして残念ながら、今西〇高校と西〇東高校は大きく合格実績を落としています。



私の狂言戯言ではなく、ただただ事実として、『難関大の合格実績がない』のです。





西〇高校や西〇東高校から第一志望の大学を本気で目指していくのであれば、本当に必要なものを用意していく必要があります。




しかしながら、公立高校入試を終えたばかりの高校生が、それに自主的に気づくのは余りにも難しいのです。


もちろん、勉強するのはお子様ご本人です。


しかしまだまだ社会経験の浅い15歳のお子様です。




高校の教師や私たちのような塾講師はもちろんですが、お父様お母様が大学受験の厳しさをしっかりと理解されて、そのために何が必要なのかを準備することは、大切なお子様の大学受験の成功率を大きく上げることは間違いありません。







Monthly Archives

月別記事