最近やたら岡崎高校や刈谷高校を引き合いに出しておりますが・・・。
もしかしたら山口のブログを読んでいる中高生のみなさんは、『なんだよ!やっぱり岡高生や刈高生がすごいって言いたいんじゃん!』と思っているかもしれません。
そしてもしかしたら、岡高生や刈高生を特別視しているように感じる中高生もいるかもしれませんね。
逆です。
山口はですね、何高生とか関係なく、難関大を目指している塾生には全力で同じ質の指導を提供しているのです。
逆に君たちの高校の英語の先生は、
『まあこれくらいの指導でいいだろう』とか
『どうせ4月に単語帳渡しても、うちの生徒はやらないだろう』って思ってるんですよ。
(★違ったらすみません、でも他の理由が思いつきません)
ちなみにですが、もし山口が高校の英語の教師で、偏差値40くらいの高校に赴任したら、この先生方と同じような指導をします。
なんぼ頑張っても真面目に聞いてくれる生徒はいないでしょうし、給料も変わんないですからね。
そりゃあやりませんよ。
うちの塾生は一色高校生でも、西高生の上位陣と同じような偏差値を維持できているのは、うちが別け隔てなく、全員に同じ指導をしているからです。
(★『何回同じ模試の結果使うんだよ!』と思われそうですが、よく考えたらうちの塾生で一色高生は彼一人なのです。)
しつこいようですが、自分は高校1年生の時点では、岡高生だろうがそうじゃない高校生だろうが、そんなに大した差は無いと思っています。
中受組とか、うちみたいに極端な前倒し指導をしていない限り、みなさんは公立中学校の指導を3年間受けただけなのですから。
差なんてつくはずがない。
だけど恐ろしいことに、本当にたったの3か月程度でとんでもない差が開くんです。
例えば西尾高校、断言してもいいですが7月時点の模試で、偏差値が70を超える上位陣と、偏差値40くらいのグループにはっきり分かれます。
同じ西尾高校(偏差値64)なのにです。
当然この上位陣はほとんどが岡崎・刈谷に落ちた捲土重来を期す頑張り屋さんたち。
偏差値50を下回るのは、西尾高校に合格したことで満足して、大切なスタートダッシュの期間を疎かにした世間知らずの高校生です。
一方、刈谷高校などは学年ビリの方でも偏差値60を超えています。
トップとビリの差があまりないのです。
それはもちろん、岡崎高校や刈谷高校などの先生方は高校1年生の4月こそが大切と考えているからであり、自分たちの高校の生徒達が気を緩めることがないよう、非常に厳しい課題を出しているからです。
3年生になると受ける模試すら変わります。
しつこいようですが高校生諸君、1年生の4月時点では、そんなに偏差値ほどの差はついていません。
しかしもうこの2か月足らずで、ものすごい差がついているのです。
ちゃんと全高校生にヒアリングした結果です。
その証拠に、きついきついと言われている山口の課題ですが、刈高生や岡高生は『別に普通です(※高校の課題の方がはるかにきついです)』と答えるのに対して、西高生や東高生からは『(山口の)課題はめちゃくちゃきついです・・・』という答えが返って来るのです。
もちろん、だからと言って山口はみなさんの課題を減らすことはしません。
なぜならば、真に難関大を目指している岡崎高校や刈谷高校のカリキュラムが正しいのであり、本当に難関大を目指しているのであれば、同じ質と量の課題をこなしてもらう必要があるからです。
サボってしまった受験生がその現実に気付くのは、残念ながら高校3年生に入ってから、ついこの前受験した模試の結果が返ってきてからです。
いや、下手をしたら夏休みくらいでも『まだ何とかなる』と心得違いをしているのかもしれない。
夏ですよ?
もう受験まで半年しか残ってないのに、どうやって岡高生や刈高生達が一生懸命積み上げてきた2年9か月を、サボりまくった受験生が取り戻せるのでしょうか?
合格実績に大きな差があるのは、単純にそこです。
『やるべきことをやったのか?やらなかったのか?』
本当にそれだけ。
断じて能力の問題ではありません。
【高校1年生や2年生の間は英語や数学だけでよい、と言ってはいますが・・・】
誤解してほしくないのですが、『英語と数学だけ頑張ってりゃいい』という意味ではありません。
高等英語と高等数学は余りにも重たすぎて(質・量ともに)、とてもじゃないですが他の教科に勉強できるだけのゆとりが無いという意味です。
みなさんは本来であれば、平日2~4時間、休日はその倍以上の学習を毎日やり切ったとしても、英語と数学でいっぱいいっぱいのはずなんです。
ということは逆に言えば、高校1年生や2年生のみなさんは、少なくともこの2教科については偏差値70以上、最低でも60以上を常時維持していないと厳しいということです。
(★飽くまでも難関大を目指しているならばという話ですが)
そして高校3年生を迎える頃に、英語と数学は『もうやることは残っていない』状態に仕上げておき、大学入学共通テスト対策、難関国公立二次記述対策、滑り止めの大学の過去問対策に入らなければならない。
いいですか?
高校1年生や2年生のみなさんは、今すぐ精文館書店へ行って、君が行きたいと思っている大学の赤本や青本に目を通してください。
それをたったの2年とかそこらでできるようにならなければならない。
そして岡高生や刈高生は、もうその準備に入っているんです。
先日のブログでもお話しましたが、そもそも受ける模試すら違うんです。
とある刈高生に聞いたところ、『共通テスト対策は(簡単すぎて)授業ではやらないから、自分達でやっときなさい』と先生がおっしゃったのだそうです。
しつこいようですが、当塾の塾生は毎年難関大志望者が多いため、私達はそのための対策が必要だと考えています(当たり前の話なのですが)。
もしみなさんが岡崎高校や刈谷高校のような超進学校以外の高校に通っているのであれば・・・。
みなさん心得違いをしてはいけない。
少なくとも彼らや彼女たちと同じだけの質と量の勉強をこなさなければならない。
そして、現時点で単語帳すら配布していないような高校で、その厳しい現実に主体的に気づくことは相当難しいのです。
田舎の公立高校の野球部員が、どれだけ想像してみても大阪桐蔭高校の練習を再現できないのと同じです。
だからうちは厳しいのです。
そして私たちは、難関大を目指している受験生すべてに平等に接しているのです。
それがおかしい、それが嫌だというのであれば、君たちが通っている高校と同じようにゆるい塾を選ぶべきです。
今当塾を選択肢に入れてくれている中高生諸君、うちはめちゃくちゃ厳しいです。
しかし意味もなく厳しいのではなく、一緒に大きな夢を追いかけていくための厳しさだと思っていただけたら嬉しいです。
と、いうわけで2025年度以降の新規入塾生を募集させていただきます。
ただし、体験授業は土曜日、もしくは祝日の16時以降とさせていただきますので、予めご了承くださいませ。