当塾の塾生が記述力が非常に強く、多数難関大に合格している理由
・・・と連日自慢のようなブログを書いておりますので、いささか食傷気味かもしれませんが、もう少しだけ突っ込んだお話をさせてください。
その前に、『大学入学共通テストと難関私大、難関国公立の問題はまったく違う』ということに触れてみたいと思います。
毎度英語に限定した話になりますが、こちらが大学入学共通テストの問題です。
(z会模試参照)
今適当に訳してみます。
『こんにちは、私は田中まゆみといいます。私は日本の高校生です。ある日、私はあなたの最新小説”Carrying My hope”を読み大変感銘を受けました。お話は驚きに満ち溢れていて、話がどのような結末を迎えるのか、想像もできませんでした。・・・』
どうでしょうか?
まったく難しくない・・・どころか、これだけ切り取ったら中学生レベルの英文です。
もちろん大問が進むにつれて難易度は上がっていきますが、とにもかくにも共通テストの問題というのはこのレベルです。
散々お話してきましたが、大学入学共通テストというのはオールマークで、『50万人くらいが受験して、平均60点くらいは取れる問題』、つまり一言で言えば『簡単』なんです。
そして多くの公立高校が対策しているのが、共通テスト対策です。
一方、超がつく難関大だと英文の難易度は一気にここまで上がります。
見ての通り、『本文中』という記載がありますので、この英文は問題文ですらありません。
長文の中の一節に過ぎないのです。
さらに和訳はこうなります。
もう日本語和訳文がけた外れ、共通テストの英文や和訳とは訳が違うんですね。
もちろん、当塾が対策を取っているのはこのレベルで、当塾の塾生たちはこのレベルの難易度に全力で取り組んでくれています。
そしてほとんどの塾生が最低でも2年はかけてこの課題に取り組むことになります。
当り前の話ですが、当塾はご家庭からお金をいただいて、大切なお子様の指導にあたるわけですから、共通テストレベルの内容は授業ではやりません。
『お金をいただくに見合うだけの課題を用意し、完全1対1で指導をさせていただく』、これが当塾が記述に強く、多くの難関大合格実績を持っている理由の一つです(続きはまた明日・・・)