とんでもない大失敗をするところでした・・・。

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教室長ブログ

こんにちは!

・・・あっという間に7月が終わってしまいますね。

ついこないだ7月に入ったばかりなのに・・・そんな感覚ではありませんか?

しつこい!・・・と思われそうですが、この夏でやるべきことがやれなければ、志望校のランクを落とすことになります。

中学生高校生関係なく、2学期に入ってからは授業の内容は一気に難しくなるわ、学校行事はどんどんやってくるわで、復習する暇はまったくありません。

この夏でこれまでの分を挽回できなければ、大変なことになることを肝に銘じてくださいね!

 

さて、普段は生徒・保護者様、どちらも読めるようなブログを書くように心がけていますが、本日の内容は完全に保護者様向けです。

そのことを予めご了承くださいませ。

 

 

数年前のことですが、ある中学3年生の生徒が実力テストの結果を持ってきました。

結果は・・・

ニガテであった国語が大幅UPしていて、得意だったはずの数学が少し下がっていました

さて、このテストの結果を見て、お父様お母様はどういう風に声をかけるでしょうか??

 

僕はもう少しのところで、『あれ・・・数学下がってるじゃん。』と言ってしまうところでした。

 

普段保護者様と面談する時に、僕は何度も何度も『○○くんのいいところを見つけてください。』『いいところは褒めてあげてください。』と言っているのにも関わらずです。

 

もちろんきちんと、『おおぉー!国語と社会すごいじゃん!よく頑張ったね。』と伝えました。

その後に、『これでSくんの得意の数学がいつも通りだったら、もっともっといい結果が出てたろうね~。もったいなかったね!』と付け足しました。

 

う~ん・・・。

親御さんの気持ちが本当によく分かります。

パッと結果を見せられると、どうしても良いところよりも悪いところに目がいってしまいますね・・・。

普段から『良いところを見つけて褒める!』『客観的に判断して、指導に反映させる』を心がけているはずの僕でもそうなのですから、一番お子様に近いお父さんお母さんがそうなるのも無理はないですね。

 

でもここでもし山口の第一声が

『あれ??数学下がってんじゃん。何で??これ、テスト前に授業でやったとこだよ??』だったら、Sくんのモチベーションはその後上がったでしょうか?

 

もちろん、落としてしまったところ、ミスしたところは改善していかなければなりません。

ただし1番重要なのは、学ぶ本人がやる気が出るように周りが導いてあげることです。

本人のやる気、それに勝るものなどありません。

 

ですのでお父さんお母さん、もし怒ってしまいそうな時は一呼吸おいて、本当に怒るべきなのかどうかを考えてみてください。

約束を破った、それは怒ってもいいと思います。

ただ、テストの結果が悪かった、それは怒る理由にはなりません。

全力で頑張ったけど悪い結果が出てしまった・・・もちろんそういうこともあるでしょう。

『普段から勉強してないからこんな結果が出るんだ!』なのか

『あんなに勉強していたのに、思ったような結果にならなかったね。じゃあ次はいい結果が出るように、一緒に考えてみようか』なのか、どちらがお子さんのやる気につながるかは明白です。

 

大丈夫です。

お父さんお母さんの子どもなんですから。

もっともっと信じてあげてください。

もちろん、本質を根っこから変えていくのはそんな簡単なことではありません。

時間もエネルギーもたくさん費やすことになると思います。

でも根気よく根気よく、目の前のお子さんの良いところをどんどん見つけて、褒めてあげてくださいね。

そして間違ったことをしたときには叱ってあげてください。

 

本日も最後までお読みいただきまして、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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