京都大学に合格したある女の子のお話
時間がありませんので簡潔に!
一昨年度の話になりますが、当塾から京都大学に合格した卒塾生がいました。
ちなみに一宮高校に通っていた女の子で、正直なところ、体験授業時点ではご入塾をお断りさせていただく予定でした。
理由はシンプルで、『大変な遠方からの通塾になってしまう』からです。
山口のお粗末なブログを発見してくれたことがきっかけだったのですが、ぜひにとおっしゃっていただいたので入塾していただきました。
その彼女の勉強ぶりがものすごかったんです。
①当塾(週2ペース)・・・京都大学と名古屋大学の記述対策(都築先生と山口が担当)
②東進衛星予備校(確か週2ペース、すみません、東進のことはよく分かりません)・・・共通テスト対策
③駿台予備校丸の内校・・・総合対策
本当にありがたいことに、当塾の授業が一番よかったとおっしゃっていただきました(※一番遠方であるにも関わらず、最後まで通い続けてくれたことがその理由を裏付けてくれていると思います)。
これを見て、色々な意見が出てくると思います。
もしかしたら、(何もそこまでやらなくても・・・)という声もあるかもしれません。
しかしです。
食生活を含むすべての私生活を野球に注ぎ込んでいる大谷翔平選手を見て、(何もそこまでやらなくても・・・)という感想が出てくるでしょうか?
甲子園優勝を目指して、寮に入り、スマホもお菓子もジュースも我慢して、362日、毎日深夜まで野球の練習をする大阪桐蔭野球部員に対して、(なにもそこまでやらなくても・・・)と思うでしょうか?
・・・すみません、今山口、書いてて(何もそこまでやらなくても・・・)と思ってしまいました(苦笑)
でも何か大きな目標を持って、そのためにどれだけ頑張るのかはご本人が決めることです。
周りが決めることではないですね。
そして最終的に京都大学法学部の合格を勝ち取った彼女ですが、模試の結果はほとんどC判定かD判定。
ここまで頑張っても、世の中にはA判定やB判定を取る連中がいるんです。
野球のためにすべてを注ぎ込む大谷選手もカッコいいですが、自分が一番行きたい大学のために持てる情熱のすべてを注ぎ込む受験生も同じくらいカッコいい、自分はそう思います。
もちろん、努力の多寡は自分自身が決めること。
だけどその努力の質と量が、第一志望合格に見合うかどうかはまた別の話です。
もしもみなさんが本気で難関大学を目指していて、思うような結果が出ていないのであれば、今すぐ現状の学習法を見直してください。
ほとんどの場合、ただ量が足りていないだけです。
なお、当塾に通う刈高2年生の男子から教えてもらいましたが、刈谷高校の英語の先生は、『高校2年生の冬までにLEAPが完璧に終わっていないとかなりまずい』とおっしゃっていたそうです。
自分もそう思います。
そしてLEAPを本当に高校2年生の冬までに、隅から隅まで覚えるためには、高校1年生の4月から全力で取り組んで、ギリギリ間に合うかどうかです。
高校1年生の4月から取り組んでいないのであれば、当然今、その埋め合わせをしなければなりません。