そしてモチベーションで勉強をしないこと(※先ほどのブログの続きです)
そして高校1年生の4月から、大学入学共通テスト本番までに4,000時間以上の学習を確保するためには、『毎日毎日、何があっても愚直に学習を続けること』が重要です。
モチベーションなんて一切関係なし。
むしろモチベーションが無い日こそ、己を奮い立たせてください。
・・・ていうか、モチベーションで大学受験ってなんですか??
仮にの話ですが、もしも山口が『今日はモチベーションが上がらないから授業やらないよ。また今度に振り替えるわ~』なんて言ったらどうですか?
もちろんみなさんは(はぁ?何この人!?)って思うでしょうし、恐らくお父様とお母様から電話がかかってきて、『あなたのような無責任な先生には任せられないので今月で退塾させてください。』と伝えられるでしょう。
みなさんが大人になって、『今日はモチベーションが上がらないんで、仕事を休ませてください』なんて言ったら、君には永久に大切な仕事は回ってきません。
はっきりと言わせてもらいますが、『モチベーションなんて何の役にも立ちません』。
『この大学行きたいな!勉強頑張ろう!』なんて原動力は、ものの数分程度の力しかありません。
だからモチベーションがあろうがなかろうが、やる気が出ようが出まいが、毎日毎日ただ淡々とやるべきことを積み上げていく姿勢が必要なんです。
そしてそれはもちろん簡単なことではない。
高校1年生のみなさん、今が一番大切です。
受験が終わったばかりで、今が一番ほっとしているとは思いますが、そんな今だからこそ、己を奮い立たせてほしいです。
高校2年生のみなさん、もうすでに1年が過ぎました。
みなさんがこの1年間、サボってしまったという自覚があるのであれば、今から周りの倍勉強してください。
ちなみに難関大を目指す場合、高校2年生に必要な学習時間は『平日3時間、休日6時間以上』と言われています。
・・・もうこの時点で相当に厳しいのですが、本気で1年生の時にできなかった学習の時間を補おうとするならば、『平日5時間、休日10時間以上』ということになります。
いや、これはかなりきついですね。
ちなみに余談ですが、当塾の貴哉先生がこのケースですね。
西尾高校で1年生の頃に勉強をサボってしまったので、学年320位以下、そして偏差値は40台。
ここから奇跡の大逆転、名古屋市立大学に合格したのです。
いや、奇跡なんて言ったらあかんわな。
彼は野球部に所属しながら、冗談抜きで一日も休まずに当塾の自習室に通い詰めていましたから。
ちなみにお家は蒲郡です。
そんな彼の学習計画がこちら。



ここまで頑張れるなら、偏差値40からでも、高校2年生からでも難関大に合格することができます。
そして勉強をサボってしまった高校3年生については・・・、まあ自分ははっきりと言ってしまいます。
『難関大の合格は不可能です』
言わずもがな、もう時間が無いからです。
・・・とそんなわけで、さらにはっきりというならば、山口の考えは我田引水丸出しなネットの情報とはまったく異なります。
それをいくつか紹介させていただきますね。
【赤本に手をつけるのはいつから?(難関大の場合)】
ネットなどで調べると、『高校3年生の秋から』とありますが、100%間に合いません。
東京一工や医学部、早慶の問題を見れば分かりますが、試験まで残り数か月の段階でやるようなものではありません。
ズバリ高校1年生からやるんです。
そしてここでもうお分かりだと思いますが、高校1年生の時点である程度志望校は決まっていなければなりません。
各大学、問題の形式がまったく異なるからです。
途中で志望校が変わる分には問題ありません。
志望校が決まっていないということは・・・、仮に志望校を決めるのが高校3年生だとするならば、高校3年生になるまで、志望校対策がまったくできないということになります。
間に合うわけがありません。
【英単語の暗記は短期記憶だから高校3年生からでも間に合う?】
間に合いません。
そもそも英単語は短期記憶の部類ではありませんので。
英単語の暗記は、高校1年生の4月からスタートして、絶対に毎日1時間ずつは取り組まなければなりません。
英単語の暗記だけはいつからでも、誰でも始められるのですから、高校1年生の4月から、願わくば中学生から始めてほしいです。
当塾の卒塾生達は例外なく、全員そうしております。
・・・とまあ他にも色々言いたいことはあったのですが、とんでもなく書きたい案件が発生しましたので、このブログはここまで!
高校生のみなさん!
モチベーションなんかこれっ・・・ぽっちも、何の役にも立たないからね!
そんなもんがあろうがなかろうが、いや、モチベーションが無いときこそ、淡々と勉強してくださいね!