夏のキャンペーン、間もなく終了します
西尾高校、安城南高校の野球部員のみなさん、おつかれさまでした。
先日は春日井球場、岡崎球場にて試合観戦をしてきました。
これは毎年恒例のことで、数少ない休みは高校野球観戦に割いています。
去年は西尾東高校の試合を3試合(ベスト4まで進みましたね)、おととしは吉良高校の試合を2試合観戦しました。
やっぱり地元の公立高校が勝ち進むと本当に嬉しいです。
西尾高校も昨日は最後の最後まで粘りましたが、本当に惜しい試合でした。
さて、そんなわけで今日は野球のお話です。
もちろん、きちんと勉強の話に落ち着くのですが、野球に興味がないとまったくおもしろくないので、本当にが興味ない方はここで携帯なりパソコンなりを閉じていただいた方が良いです。
大丈夫でしょうか?
それではスタートします!
高校野球で強いのは大抵私立の強豪校です。
それはここ愛知県でも事情は同じで、甲子園で優勝する高校となるとまず私立です(もちろん公立高校が優勝することもありますが・・・)。
そんな中公立高校で、しかも地元の中学生だけで作られた野球部が、たったの8年で甲子園で優勝してしまった例があります。
よほどの野球マニアじゃないと分からないと思いますが、長崎県の清峰高校という公立高校です。
その町の人口は約2万人、西尾市の人口が17万人なので、規模で言えば西尾市の9分の1くらいの小さな町の公立高校です。
野球部は元々大昔からあったのですが・・・何せ部員が9人以下だったので部として機能していなかったのだそうです。
そこで1999年にある教師が監督として就任し、地元の野球のうまい中学生に声をかけ続けて何とか野球部を立て直したとのことです。
ただ当たり前のことですが・・・試合をする度にコールド負け。
公立高校なので遠征用のバスもないので、地元のバス会社に頼み込んで1台ただでもらったとのこと。
そしてもちろんグランドもサッカー部や陸上部、ハンドボール部などと共用です。
高校野球マニアの山口は一度だけグラウンドを見に行ったことがあるのですが、野球部の練習は内野のみでした。
こんな感じです。
ここからたったの8年で、どうやって甲子園で優勝したのでしょうか?
この監督さんの談話を雑誌で読んだことがあるのですが、とにかく走り込みとフィジカルトレーニングを積み重ねたのだそうです。
高校生なので、とにかく速い打球を打てて、速い球を投げれば勝てる、その信念を貫き通してとにかく基本基本、基本を繰り返したと書いてありました。
また、対戦相手のことはとにかく徹底的に調べ上げたとのこと。
その清峰高校が初めて甲子園に出てきた時、対戦相手はその春優勝していた、あの堂上直倫選手がいた愛工大名電だったのです。
春に優勝していた愛工大名電と、九州の田舎の公立高校の試合、おそらくほとんどの人が名電の勝利を確信していたと思います。
そんな中、監督とナインだけは(絶対に勝てる)と信じていたのだそうです。
愛工大名電はとにかくバント攻撃。
いついかなる時もバントで揺さぶるチームだったので、清峰高校は常時サードを前進させておき、名電のバント攻撃に対して投手は一切マウンドから動かないという戦法を徹底しました(投手の体力を温存するため)。
その年はあの大阪桐蔭高校に敗退しベスト16だったのですが、3年後には見事甲子園で優勝するのです。
(長くなるので野球の話はこの辺で!もし興味があったらネットで調べてみてくださいね。)
さあここから勉強の話です!
勉強もまったく同じですね。
基本の積み重ねがとても大切。
英語にせよ数学にせよ物理や化学にせよ・・・基本が積み上げられていない状態で入試対策なんかやっても何の役にも立ちません。
中学英文法や、中学校の数学を完璧にマスターできていない状態で、センター試験の過去問を解いたり、学校や塾でセンター演習を受けても何の意味もないのです。
練習をしていない公立高校が、大阪桐蔭と試合をするようなものですね。
今は焦るかもしれませんが、学問に王道なしです。
いくら考えても分からないものに時間と労力を割くくらいなら、英単語を覚えるなり、チャートの例題を暗記するまで何度も練習するなりしてください。
後は信じる心。
その清峰高校の監督は地元の中学校の野球部員に『甲子園で優勝しよう!』と声をかけた時、部員も保護者も笑ったと言います。
そりゃあ無理もありませんよね。
しかし次第にみんな本当に甲子園で優勝することを目標にするようになり、信じて疑わなくなったといいます。
ここでもし、(・・・でもやっぱり無理だろうな)なんて思う部員が一人でもいたら、もしかしたら甲子園で優勝どころか県大会を勝ち抜くことすら難しかったかもしれませんよね。
信じる心は大切です。
みなさんも同じです。
現段階で、ぶっちぎりのA判定が出ている学校を第一志望にしている生徒は、1人もいないと思います。
B判定やC判定、もしかしたらそれよりも厳しい判定が出ている生徒もいることでしょう。
夢や目標はみなさん違えど、自分にとって困難なところを第一志望に掲げているはずです。
(無理かもしれない・・・)。
そんなことは今考えないでください。
(絶対に合格するんだ!)という強い気持ちを持ってくださいね。
ただし最後に厳しいことを言ってしまいますが、その目標に対して自分の基準で、自分の責任で努力してください。
努力もせずに、思うだけで第一志望に合格しようなんてムシが良すぎますよね?
あなたが目指している第一志望に合格するために、周りのお友達、または全国のライバルたちは遊ぶ間も惜しんで勉強しているのですから。
できる努力を怠ったのなら、その結果は自分の責任で甘んじて受け入れなければなりません。
そんなわけで受験生にとっては最後の正念場となる夏が始まりました!
泣いても笑っても最後の夏です。
悔いの残らないように全力を尽くしてくださいね!
担任制指導のFIX ~夏のキャンペーン~
1.マンツーマン指導1か月分無料付与(全生徒対応)
2.自習空間2週間利用し放題(非受験生対応。質問もご対応させていただきます。)
3.入会諸経費無料(全生徒対応)
※ちなみに夏のキャンペーンについては間もなく終了させていただきます!
お電話でもお問合せフォームからでもどちらでも結構です。お気軽にお問合せくださいませ。