その負荷では全く足りていないかもしれません
昨日のブログの延長になります。
これまでにもしこたま似たような内容についてお伝えしてきましたので、(あぁ、また同じ話だ)と思われるかもしれません(※もしそう思われましたら、この先はお読みいただかなくても大丈夫です)。
お父様から提供していただいた情報、つまり、一橋大学に合格した当塾の卒塾生が、『どの教科で何点取って、共通テストと二次試験で合計どれくらい得点できていたのか』という情報なのですが、いやはや毎年のことながら、本当に受験勉強というものには『やり過ぎるということはない』という事実を教えられます。
本当に凄まじいまでの努力が求められますし、一日でもサボった日があったら、結果はどう転んでいたのか分かりません。
これは彼にだけ言えることではなく、あまねくすべての受験生に共通していることです。
もちろん、中には『僕は模試でA判定しか出ていなかったので、東京大学しか受験しませんでした。』という篠原先生みたいな受験生もいるかもしれませんが、多分そんな受験生は『0.0002%』くらいです。
ほとんどの場合は当てはまりません。
さらに言えば、その篠原先生とて、小学校1年生の頃から毎日2時間きっちり勉強していたのですから、正直そこらの受験生よりもめちゃくちゃ勉強しているはずなんです。
(※なお余談ですが、篠原先生が数学に興味を持ったのは幼児の頃です。
何でもお兄さんと積み木で遊んでいて、『どうすればこの積み木を効率よく積み上げることができるのだろう?』と思ったのが入り口だったようです。)
前置きが長くなりました。
それでは本題です。
【当塾から難関大に合格していく受験生には、かなり強い負荷をかけています】
例えばの話、偏差値60くらいの大学を目指している受験生には、偏差値70くらいの大学の対策を準備します。
当り前の話ですが、偏差値60くらいの大学を目指している受験生が、馬鹿正直に偏差値60くらいの学習しかやらなかった場合、まずそれよりも下の大学に下方修正することになります。
ですので、南山・愛知・名城・中京クラスの大学を目指している受験生は、それよりももう一つ上の関関同立、またはMARCHくらいの学習が必要になります。
もちろん、早慶上智クラスとなると、それ以上の負荷、つまり東京一工や医学部クラスの対策をやらなければなりません。
そうなると、『じゃあ日本で最難関の東京一工を目指している受験生は何をやるの??』という疑問が出てくるかもしれませんが、もちろんそういう受験生には、それ以上の高負荷な学習を用意します。
大袈裟でも何でもなく、『東京一工』『医学部医学科』に合格していく受験生は、全員がそれくらいの高い負荷がかかった学習をしています。
そうじゃなければ、あの問題は解けませんので。
そして当り前の話ですが、もちろん私たち講師陣はそのレベルでも対応します。
もちろん、もしかしたら『いや、何もそこまでやらなくても、高校の授業をきちんと受けて、〇進さんとか〇田塾さんに通ってたら大丈夫なんじゃないの??』と考えられる受験生や保護者様もいらっしゃるかもしれません。
そして実際のところ、そうなのかもしれません。
ただただ、私がそうは思っていないというだけの話です。
確かに〇進さんの合格実績はものすごいのですが、じゃあ実際に西尾の校舎の合格実績はどうなのか?
それが重要です。
東京や関西地区の教室の合格実績なんて、なんのあてにもなりません。
また、『うちの授業を受けていれば、塾に通う必要なんてないんです。』という高校教師の言葉も私は信用しておりません。
同じく、西〇高校や西〇東高校の合格実績に、そう言い切れるだけのものが伴っていないからです。
また、塾生達から聞く課題の量から推察しても、とてもじゃありませんが難関大を目指すに値する質と量とは思えません。
【みなさんには才能が無いのだから、人の2倍3倍頑張らなければならない】
もちろん、皆が羨むような難関大を目指すならば、という条件です。
この少子高齢化、今となってはどんどん消えていく大学も多数あります。
名前を書いて、全部同じ数字にマークするだけで合格できる大学はいくらでもあります。
そういう大学でいいのであれば、勉強を頑張る必要なんてありません。
しかしながら、『旧七帝大、一工』『有名国公立』『早稲田・慶應』『医学部医学科』、のような超がつく難関大を目指すのであれば、みなさんは人の2倍、3倍頑張らなければならない。
というよりもそんなのは当たり前の話。
弱小公立高校の野球部員が『僕たちは甲子園に行きたいんです!』、なんて言ってたら、『そうか!じゃあ強豪校の2倍、3倍練習しなきゃいけないな!』と監督が言うのは当たり前。
私はもう本当に疑問なのですが、なぜ西〇高校や西〇東高校では適切な課題が出ていないのか?また、あのようなスローペースで授業が進んでいるのか、まったく腑に落ちないのです(注:英語に限った話です)。
これまたしつこいようですが、上に挙げたような超難関大に合格していくのは、ほとんどが中学受験体験者です(※灘・開成・筑波大学駒場・渋谷幕張・東海などなど・・・)。
東海地区ではあまりなじみがない中学受験ですが、彼らや彼女たちは、『小学4年生の頃から難関大に合格するための対策に取り組んでいる』のです。
まず勝てるわけがない。
そしてその次に難関大の席を埋めていくのは、刈谷高校・岡崎高校・一宮高校・旭丘高校・明和高校などの超がつく公立進学校です。
これらの高校は正直、中受組にもひけをとりません。
そしてすべての中高生、保護者様に肝に銘じていただきたいのが、『そういうトップ進学校に通っている中高生こそ、ものすごい質と量の勉強をこなしている』ということです。
もちろん、彼らや彼女たちはそんなこと口にはしません。
『いや~全然勉強やってないですよ』なんて言う中高生もいるかもしれませんね。
しかしそれは彼らや彼女たちの基準で『やってない』と言っているだけの話で、私のような凡人からすればとんでもない質と量の学習をこなしているのです。
そんな彼らや彼女たちが目指している大学と同じ大学を目指すのであれば、そりゃあ2倍、3倍努力するのは当たり前なんです。
才能がないだけではなく、もうすでにものすごい後れを取っているのですから。
正直『高校1年生の4月から頑張ろう!』なんて遅すぎるくらいなんです。
とはいえしつこいようですが、これは飽くまでも『難関大を目指す場合』の話です。
『別に何大学で構いません』というのであれば、そんなに頑張る必要はありません。
スマホにはまったり、放課後に気の置けない友人たちとたむろして大騒ぎする毎日を過ごしてもいいと思います。
しかし、『絶対にこの大学に行きたいんだ!』という強い思いがあるのであれば、その思いに見合った努力をしてください。
その気が無いのであれば、他塾を選ぶこと。
うちに来てほしいのは、『自分が掲げた目標のために、真摯に愚直に勉強に取り組める中高生だけ』です。
誰かれ構わず来てほしいわけではありませんし、月謝をかき集めたいわけでもありません。
でも本気で頑張る気概があるのであれば、私たちもみなさんに負けないくらいの情熱で指導させていただきます。
一緒に頑張りましょう!