中学2年生(学年ビリの頃)の時の作文が出てきました

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雑談

たまたま昨日なのですが、実家の九州の母親から電話がありました。

 

母は教育に縁もゆかりもないのですが、なぜだか毎年この時期には電話がかかってきて、結果を聞くのです。

そして決まって必ずこういうのです。

 

『あんたの経験ば受験生のみなさんに活かしてあげんばよ。あんたは大変な思いばしたとやけん。(訳:あなたの経験を受験生のみなさんに活かしなさい。あなたは大変な思いをしたのだから。』

 

 

・・・でどういうわけか、学年でビリだったころの作文やテスト、通知表なんかを送りつけてきたのです。

母よ・・・どうせならよくなったときの成績表なんかも送ってくれたらよかったのに。

 

でも普段『成績優秀者発表~』とか『合格の報告~』なんて言ってるわけですから、山口自身も恥をしのんでみなさんにご報告させていただきたいと思います。

 

それがこちらです!

ワン ツー スリー

 

 

え~と・・・多分見えないですね。

ここにタイピングさせていただきます。

【『学校であったこと』

今日、三年生のろうかでサッカーのしあいをしていた。

教科書を、整のえてしゅう会に出た。

しゅう会が終わって、国語をした。

国語はかん字や、太郎のよみとりで、算数はプリント2まいだった。

中休みサッカーをした。

おこられたのでドッヂボールをした。

社会のかまぼこづくりだった。(原文ママ)】

 

 

・・・すみません、もう少し続くのですが、山口の精神が持たないのでこの辺でギブアップです(笑)。

これこそモザイクをかけたい・・・。

漢字ー!とか、算数じゃなくて数学だろ-!!とかツッコミどころは山ほどあると思いますが、とにもかくにもひどい文章であることは伝わるのではないかと思います。

 

まあしかし、心配しなくてもこの1年後には最高で学年3番まで成績は上がりますし、さらにその3年後には関関同立に合格することになるわけです(正確には関学には落ちたのですが・・・)。

 

ですのではっきり言いますが、成績なんてものは誰でも上がります。

断言できます。

 

フィジカル面で有利不利が発生するスポーツなんかと違い、勉強というものは誰にでも公平で、やれば必ず成果が出るものです。

 

もちろん時間はかかります。

ですが必要な時間さえかければ正しく結果は出るはずで、時間をかけても結果が出ないというのであれば、それはやり方が間違っているのか、もしくは厳しい言い方になりますが努力の質が伴っていないのです。

 

自分で言うのもなんですが、学年ビリから成績を上げようと決意したときの自分は、今のこの塾でめちゃくちゃ頑張っている塾生達と同じくらい勉強してました。

 

平日は睡眠時間を削って6~7時間、休みの日は少し寝だめして10時間以上学習、これを受験の日まで続けました。

よく言われる『睡眠は学習の質に影響するからしっかりと取らないといけない。』はもちろん正しいのですが、それはきちんと学習の習慣がついているお子さんであったり、目標に対して今の成績が伴っている受験生だけです。

 

 

偏差値50くらいの高校3年生が、『東大には行きたいけど、睡眠は大切なのできちんと毎日寝ます。』なんて言っても寝言は寝て言いなさいと思うでしょう?

足りないものは何かを犠牲にして補うしかないのです。

 

 

当塾は本気で頑張る子には成果をお約束できますが、それは決して『楽をして成績を上げること』を保証するものではありません。

そしてそんなものは存在しないのです。

 

野球の練習もしていない友人が、『おれ、練習はしたくないけど、甲子園に行ってプロ野球選手になりたいんだよね。』なんて言っても冗談だと思うでしょう?

テニスをやったこともないお友達が、『しんどいことはしたくないけど、大阪ナオミみたいになりたいんだよね。』なんて言っても本気だとは思わないでしょう?

 

『勉強はしたくないんだけど、○○大学に行きたいんだよね。』はこれと同じくらい絵空事なのです。

しかしながら先にも述べた通り、勉強というものは正しくやれば誰にでも絶対に効果が出るものなのです。

 

バスケットやバレーなら、ある程度の身長が要求されるでしょう。

野球なら地肩の強さが、サッカーなら瞬発力などが求められ、それらは努力して埋まるものかもしれませんが、持って生まれたプレイヤーとはすでに最初から差があるわけです。

 

勉強はそんなことはありません。

ただしスタートしたのが遅ければ、それを補うための努力は他でもない君がしなければなりません。

 

その差を努力なしに簡単に埋めるような必勝法は当塾では用意していませんし、もし楽して短期間で結果を出したいというのであれば、他の塾を探した方がいいです。

ただ、個人的にはそんな塾や予備校は存在しないと思いますが・・・。

 

そして最後にこれを見てください。

 

毎度おなじみ、山口が大好きな東進衛星予備校が発表している記事です。

ここにはこう書いてあります。

 

【難関大現役合格者 学校以外での勉強時間平均6時間2分!!】

受験勉強を進めるみなさんにとって、『どのくらい勉強すれば合格できるのか』は気になることだろう。学力の向上、および合格するか否かは『学習の質』×『学習の量』で決まる。これは間違いなくすべての受験生にとって等しくいえることであろう。略)

 

【難関大受験者高3時学習時間の違いはわずか】

早速だが資料1を見てほしい。難関大に現役合格した受験生の、高3時の学習時間(学校の授業は除く)は、1日あたり平均6時間2分という結果が出た。『学校の授業以外にそんなに勉強しなくてはいけないの?』と驚くかもしれない。しかし、土日・休日を含めれば平均でこのくらいの学習時間は十分確保できる。

 

一方、不合格者の平均は5時間35分。合格者との開きは一日ではたったの27分。これは、高3になれば本腰を入れて受験勉強をするのは当たり前であるため、開きがつきにくかったと考えられる。(略)

 

 

・・・なんて話をすると必ず、『いや、自分は難関大なんて目指してないし。』という声が聞こえてくるのですが、今の君の模試の結果が『C判定以下』ならそれはもう難関校です。

甘ったれちゃいけない。

 

でね、ここにも書いてありますが、高校3年生なんて誰でも勉強するんです

死に物狂いでね。

残念ながら、そんな誰でも勉強するときに、同じ質や量の勉強をしても差なんてつくわけないでしょう??

むしろ、今までの貯金がないという自覚があるのであれば、ライバルよりも数時間上乗せしてちょうどいいくらいです。

 

断言します。

今『C判定以下』ならば、同じ質や量では偏差値は上がるどころか下がります。

そしてこの結果が示している通り、不合格者ですら5時間35分勉強しているんです。

受験生が5時間や6時間勉強するのは当たり前だと思いませんか?

 

もしもこれから高校3年生になる新受験生で、今5~6時間の勉強ができていない、もしくはその覚悟もできていないのであれば、その姿勢を改めるか、志望校のランクを下げる他はありません。

 

・・・なんて厳しいことばかり言っているように聞こえるかもしれませんが、逆にそれくらいの覚悟を持って、本気で質も量も伴った勉強を頑張れるのであれば、絶対に成果が現れることをお約束いたします。

 

当塾じゃなくてもいいです。

東進さんでもトライさんでも、佐鳴さんでも野田塾さんでもどこでもいいんです。

ただ君に目標とする学校があるのであれば、それに見合った努力をしなければならないことを肝に銘じて、これから日々学習に取り組んでほしいと願っています。

 

そんなわけで今日も一日頑張りましょう!

今日頑張れるなら明日も、あさっても半年後も頑張れるかもしれませんよ!

 

 

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