T先生の古文の夏期講習を受けることが決まった塾生諸君へ

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高校生のみなさんへ

・・・というよりも、古文の勉強って何をやったらよいのか分からないというみなさんも含めて、まずやるべきことをお伝えいたします。

 

いつもダラダラしちゃうので今日は簡潔に!(あとでダラダラします)

 

①5つの動詞正格活用(四段 上一 下一 上二 下二)と4つの変格活用(カ行 サ行 ナ行 ラ行、変格活用)を全て丸暗記

 

②形容詞のク活用のみを本活用、補助活用両方とも丸暗記

 

③係り結びの法則をとりあえず丸暗記

 

④助動詞28個を接続まで含めて丸暗記(意味と活用は覚えなくてよい)

 

以上です!

 

 

なんか大変そうに見えるかもしれませんが、本当に本気でやれば1時間で終わります。

平仮名の羅列を覚えるだけですから。

 

なーに100回声に出せば覚えますよ。

 

もしも何をやればよいのか分からなければ、必ず山口に聞きにきてください。

その場で全部お答えいたします。

 

 

さて、たかだか平仮名の羅列なのですが、必ずと言っていいほど『覚えるのがニガテで・・・。』という中高生が現れるのですが・・・。

 

断言します。

 

生まれ持って暗記がニガテな人間などこの世に存在しません。

 

もちろん、障がいを抱えられている方は別として、仮にも志望校があって、これから受験をしようと考えている中高生の中で、暗記がニガテな人間など存在しないことを明言しておきます。

 

10年ほど前でしょうか?

 

前々職で多くの中学生と話をする機会があったのですが、恐ろしいことに全員ポケモンのキャラと変身後の名前を全て言えたんです。

 

中には本当に学年でビリの方で、勉強が大嫌いだという男の子ですら、全て暗誦できていました。

 

 

ほんの数年前でしょうか?

同じくモンストというゲームなのですが、中学生の男の子が4,000体のモンスターの全ての名前と必殺技、属性などをこれまた全て暗記していました。

 

 

おそろしい・・・。

 

 

今日紹介した古文で覚えるべき①~④の、おそらく数十倍から数百倍の容量です。

 

厳しいことを言わせていただくなら、たかだか平仮名の羅列28個を覚えられないというのであれば、それはやる気がないだけです。

 

100回声に出してみなさい。

 

絶対に覚えられますし、それだけなら30分もかかりません。

 

30分もかからないものをこれまでに覚えてこなかったのであれば、それはただただ諸君の怠慢なのです。

 

 

ただし、もちろん今日からは違います。

 

夏期講習を受けると決めたみなさんは、当然受験に古文が必要だと腹をくくったわけで、覚える気満々のはずです。

 

 

そしてここからが大切なのですが、T先生の古文の授業を受ける前に覚えておくこと!

 

これを覚えずに授業に入っていくと、『授業を進めながら覚える』という非常に非効率的な進み方をしてしまいます。

 

ですのでせめて、28個の助動詞だけでも覚えてください。

 

『る らる す さす しむ ず む むず まし じ まほし(未然形接続)』『き けり つ ぬ たり けむ たし(連用形接続)』『らむ らし めり べし まじ なり(終止形接続)』『なり たり り(体言 サ変未然形 四段已然形)』

るーらるすさすしむ ずーむーむず ・・・って声に出すだけ!

 

で、たまに『え?古文ってこれだけでいいんですか??』というふうにたまに聞かれることがありますが、もちろん完璧にしようとするならばまったく足りません。

 

というか今回紹介した①~④は、野球に例えるならバットとグローブを買った状態です。

他にも『敬語』『和歌』『古文単語』などやるべきことは山ほどあるのですが、センター試験レベルを突破するためというのであれば、100時間程度で終了するので安心してください(1日1時間の学習でも3ヵ月で終わります。本気でやるならば夏休みだけで完了します)。

 

ただみなさんはおそらく、そのバットとグローブを買うことすらしなかったのです。

 

あとは(高校生のときの山口と同じように)『こんなの覚えて何になるんだろう?』とか『文法なんて分からなくても、単語覚えたら何となくは読めるよ。』と思って放置してきたのです。

 

ただ、試験問題を作成する人たちは、そんな受験生諸君の早計などもちろんお見通しで、何となくの意味で取れてしまいそうな選択肢を作ってきます。

 

みなさんは模試などでこんな経験はありませんか??

 

『まあ根拠は特になかったんだけど、何となく40点取れちゃったよ。』

 

でも何となくじゃ困るんです。

 

古文や漢文のように、本気で学習すれば『アベレージで8割取れる』教科を、ある時は8割、ヤマが外れたら2割程度しか取れない、みたいなブレが出てはいけないのです。

 

センター試験は1回キリ。

 

第一志望にしたって、複数学部受験してもせいぜい2、3回程度しかチャンスはないのですから、『常に8割取れる状態』に持っていってください。

 

 

そのチャンスがこの夏休みです。

 

 

さあそんなわけで!

 

冒頭紹介した①~④の平仮名の羅列ごとき、明日じゃなく今日覚えてしまいましょう!(夏期講習を受けるかどうかは関係なく)

 

 

絶大な効果をお約束させていただきます!

 

 

 

 

 

 

 

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