先ほどのブログの続き
先ほどのブログで、『短めの文章をそれぞれ80回読めば(もちろん毎日)、英語の成績は100%上がる』と書かせていただきました。
ただ、『じゃあそれで早慶上智や国立二次、難関私大まで網羅できるのか??』と聞かれたら、それは無理ですとお応えします。
しかしながら、高校受験を含めて、高校2年生くらいまでならお釣りが返ってくるくらいの大きな効果が出ることをお約束します。
そしてこれが一番大切なのですが・・・『英語で苦しんでいる中高生』というのは、そのいわゆる『誰でもできる努力』を怠っているのに、『高校入試対策』だとか『難関大対策』を取りたがるお子さんが多いのです。
それは本当に『キャッチボールも素振りもやってないけど、甲子園に行きたいんだよね。』と言っているのと同じくらいに無謀なのです。
厳しい話、なぜ基礎の反復をやりたがらないのか理解に苦しむのですが、『分詞』が分からないのに『分詞構文』なんて理解できませんし、『現在完了形』が分からなければ『仮定法』など100%解けません。
だから応用の部分なんかよりも、いつでも誰でもできる反復をやってほしいのです。
乱暴な言い方をすれば、『英単語と基本の例文の暗誦』だけやっていれば、公立高校入試で満点が取れますし、大学受験でも『偏差値55くらいまでの大学』ならボーダー以上の得点を取ることは充分に可能です。
ただ、こと大学受験となりますと、飽くまでもボーダーラインになってしまうので、確実に合格点を取るためにマンツーマン指導などで理解を深めることがマストだとは思います。
ただいずれにしても、基本の反復は絶対に必要です。
極端な話、偏差値が40しかない高校3年生が、受験本番まであと一か月を切ったころに当塾に来たとしても、『中学英文法を100%にし、毎日単語を学習する』と言った基礎に終始することになります。
応用などというものは、せいぜい学習の全体の10%程度しかしめていないので、学習のほとんどは『自分でできることの徹底』や『理解したことの反復』なのです。
それだけでは補いきれない部分を塾などでカバーしていくのです。
ですから思うように成績が伸びないとお悩みであれば、まずは自分でできることを頑張ってみてください。
厳しいことを言いますが、英語がニガテだというみなさん、おそらくは『単語の学習』も『短い英文の暗誦』もやってないのではないですか??
そんな簡単なことも怠っておいて、『英語の成績が上がらない』なんて、ちゃんちゃらおかしくてへそで抹茶が沸いてしまいますよ。
まずは『誰でもできること』を一心不乱に頑張ってみてください。
そんなわけで今日も一日頑張りましょう!